内転筋の硬さのための修正タクティカルフロッグ

Dr.キャシー・ドゥーリーのビデオシリーズ、ドゥーリーノーテッドから。股関節内側の内転筋のエリアは、不必要にストレッチを行いすぎると損傷を引き起こす可能性も多いエリアです。安全に組織を過度に伸長しすぎることなく開放感を感じるドリルをご紹介します。

キャシー・ドゥリー 2:19

ターキッシュゲットアップを正しく学ぼう

ケトルベルのゲットアップのドリルには、様々な動きの要素が含まれています。YouTubeなどでは、様々なバリエーションが紹介されたりもしていますが、基礎をしっかりと構築するためにはどのように指導を進めていくのか?FTIからのビデオをチェックしてみてください。

ファンクショナル・トレーニング・インスティチュート 3:17

あなたとあなたの患者が運動をすべきである根拠に基づいた10の理由

わたしたちは、運動は素晴らしい、ということを知っていますよね? なんとなくは知っているでしょう。 運動がわたしたちにとって良いものだということは、一般的に多くの人が知っていますが、問題は、それが個人レベルで彼らにふさわしいということを知っているのか、そしてそれが彼らの問題の正しい解決策なのか?ということです。 その一般的な情報を個人に適用する、これは全く異なることなのです。これらのことがわたしたちにとって良い、というこの考えはかなりあいまいな、わたしたちが新聞でちらっと見かけたり、あるいはコーンフレークを食べながらニュースで半分聞いたことがあるかもしれないことの一つかもしれません。 人々はまた、何が彼らにとって正しい治療法かについての考えを構築します。これは彼ら自身によるインターネット上での徹底的な調査(そうでしょうとも!)や、友人や家族から、あるいは過去のセラピストによる治療から得たものでしょう。このことは彼らを救うためにすべきことや、おそらくすべきではないことについての非常に強い考えにつながることがあります。 これらの信念が、介入に関する入手可能な最良のデータと常に合致するとは限りません。この典型的な例が、運動には腰痛への効果を上回るリスクがあるという信念です(ニュージーランドの人々の55%)。この統計は、こちらのDarlow氏の2016年の論文から抜粋しました。 わたしたちは運動が腰痛に有効になりうること、確かに特効薬ではありませんが、特に低コストでリスクも低いため、包括的な治療計画内で私たちが自由に使える最良の手段の一つであると知っています。 信じていることと期待されること わたしたちが信じていることは、わたしたちの期待すること及び行動を駆動します。過去10年間にわたり、予測される期待は、回復における予後因子として重要性を増しています。それらは、最終的に結果に影響を与える、治療計画内の私の参加及び行動に影響するかもしれません。もし私が何かを信じていなければ、私がそれをする可能性はほとんどありません。 どうしたらこれに対抗できるでしょうか?私の意見ですが、わたしたちの持つ最良の道具は、人々を阻害しているかもしれない信念に対抗するために使える、質の良い情報です。信念に影響を与え始めるために重要なことは、またしても私の意見ですが、あまり強く挑発するのではなく、十分に証明された情報を用いて人々に伝えることです。私の気に入っているフレーズの一つは、「かつてわたしたちはそう考えていたんですが、常に新しいことを学ぶ中で、最新の研究が示唆しているのは…」です。 ここに挙げるのは、わたしたちが患者やクライアントに痛み及び健康における運動の役割について情報を与え始めるのに使うことのできる、ということはもちろん最終的に痛みにも影響を与える、ちょっとした情報です! 人々に情報を与えることは、ただあなたがどれほど賢いかを示すためではなく、実際は行動を変えることを意図しているものであり、どうなるかを監視することが非常に大事であるということを覚えておきましょう。 1.運動は我々が筋骨格系の痛みに用いる最も根拠のある介入の一つである 2017年のPLOS one(サイト名)にあるこの論文は、多くの筋骨格系の問題に対する介入としての運動には、中程度から強い効果があると示しています。これは、それらの問題には電流を流したり、注射(鍼)を打ったり、あるいは元の位置に戻す必要があるという信念とは対照的です。 私のセラピストは、私にいくらかの運動をくれただけです。ええ、そうです。彼らは科学的根拠に従ったのですから! 2.運動は身体を悪化させない 非常に多くの人々が、身体をちょっとした機械として見ています。働けば働くほど、部品を交換しなくてはならない。これは本当でしょうか?まったくもって違います。身体は、ポジティブにもネガティブにも刺激に順応する有機的な生命体です。私たちがもっと(無理のない範囲で)活動的になればなるほど、私たちは強くなるのです。活動的でなくなればなくなるほど...おわかりでしょう。 典型的なよくある信念は、わたしたちの椎間板は、使うほど摩耗してしまうというものです。Battie(2009)によるこの著名な研究では、椎間板変性の主な原因を特定するために双子を調べました。彼らは「椎間板の変性は主に加齢と、機械的傷害による“摩耗”やけがによる」ものの結果であるという、一般的に抱かれた見解は、この一連の研究では支持されなかった」と示唆しています。 2017年のこの研究では、回旋筋腱板の損傷がある場合、その損傷の悪化は単純に活動水準と関連していないらしいということがわかりました。事実、彼らは痛みの発生が実際にはより低い活動水準に関連していると示唆しています。 もし私がランニングはひざを痛めるのだと告げられるたびに1ポンドもらっていたら、私はお金持ちになっているでしょう。このマラソン選手の研究では、彼らは非ランナーよりも半月板の異常が少なかったことを示しました。 3.運動は実際背中の椎間板をもっと健康にしてくれるかもしれない! 最近の2つの研究では、活動の椎間板に対する好ましい効果が示されました。第一に、この2017年の研究では、より活発な活動が、MRI上のより健康的な椎間板と関連していることを示しました。 第二に、この2016年の論文です。ランナーは、非運動群に比べ、より肥大した椎間板を持つことが示されました。著者らは、ランニングは実際椎間板を強化すると示唆しており、ここの因果関係を推測できるかどうかは不明ですが、これは活動が摩耗を引き起こすというよくある信念とは反するものです。 4.活動は痛み止めである この研究では、より活動的な高齢者は、CPM(Conditioned Pain Modulation:疼痛を抑制する能力)を検査した際、より優れた内因性の疼痛抑制メカニズムを持っているということを示しました。簡単に言うと、これは、より活動的であればあるほど、自然な鎮痛メカニズムが優れていたということです。もちろん、それはとても素晴らしいことですよね。 5.運動は一つの抗炎症剤である この研究では、定期的な身体活動が、侵害受容器感作を減少させることができる抗炎症サイトカインであるインターロイキン10の増加を引き起こしたと示しました。 ここでの注意点は、この研究は動物集団にて行われたものでしたが、わたしたちも知っている通り人間には運動不足と急性及び慢性両方の痛みとの間に関連性があるため、そのつながりはより調査する必要がありそうです。 6.運動不足は慢性的な痛みと関連している この大規模研究は、レクリエーショナル的運動と慢性的な痛みとの関係を調べました。高齢者及び若年者の両方を調査し、研究者たちは、両グループにとって運動への参加が慢性的な痛みの軽減と関連していたことを発見しました。その運動の頻度、継続時間、及び強度にも一つの関連性が見られました。 7.慢性疾患の主な原因としての運動不足 この総合論文は、運動が、わたしたち哀れな人間が苦しんでいる35個の慢性疾患に対する主な予防法であるということを論証しています。これは筋骨格系の分野に携わるわたしたちの多くが対処しなくてはならないであろう範囲を超えていますが、全身的な健康のための運動の重要性も示しています。 8.運動はメンタルヘルスにもかかわる わたしたちは、精神と身体がまさに切り離せないものであることをますます理解しています。身体的な健康と精神的な健康は人間の中で密接に関連しており、さらに...運動はメンタルヘルスの向上にも一役買っているのです。この論文は、メンタルヘルスと運動に関連するであろうメカニズムについて調査しています。 この無作為化比較試験では、有酸素運動と様々な心理的健康の指標について調査しました。著者らは、運動群を支持する群間有意差を発見しました。 9.長生きしたいですよね? この論文の筋力トレーニングは、65歳以上の成人における死亡率の低下に有意に関連していることがわかりました。しかし、実際に現在のガイドラインを満たしているのは、この年齢層の中のごく一部です。 10.より健康的な心臓を持とう この15年間にわたる前向き研究は、身体活動が循環器疾患の予測因子であることを発見しました。 まとめ これらのトピックに関連する研究は他にも非常にたくさんありますが、いくつか選んでみました。身体活動や運動が、心臓から頭、そして痛みまでも、様々なレベルでわたしたちに影響を与えているということをはっきり示していると思います。 運動しましょう 運動しましょう 運動しましょう 運動しましょう

ベン・コーマック 3731字

肩と股関節のモビリティの素早い向上のためのドリル2種

肩関節や股関節のモビリティを向上させようとする際、特定の関節を孤立させてドリルを行うよりも、関節が連動する動きを行うことで、より効率的に効果を得ることが可能になります。理学療法士のジェシカ・ベントが素早く行えるドリルを2種ご紹介します。

ジェシカ・ベント 2:28

ACL損傷の検査時に行う必要があること

臨床でのACLの検査として、ラックマンテストや前方引き出しテストを実行する前の段階で、確実に行う必要があるチェックとは何でしょうか?理学療法士であるマイク・ライノルドが、検査結果を正しく読み取りために実行すべきチェックをご紹介します。

マイク・ライノルド 3:10

ケトルベルスナッチの秘訣

ケトルベルのドリルのうち、スナッチはベルの移動距離も長く、運動強度も高く、そしてよりスキルを必要とする動きの一つでもあります。スナッチテストなど、10分間で100回スナッチを成功させる必要があるような場合、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか?

ダン・ジョン 8:46

Kaori’s Update #65 - ケトルベルエクササイズを安全に効果的に

トレーニングツールとしてのケトルベルは、数多く見かけるようになってきましたが、ケトルベルのトレーニングをより安全に、より効果的に学ぶための教育は、まだまだ浸透していないと思います。Youtube に掲載されているビデオを見て、真似をする前に理解しておきたいことがありますよね。

谷 佳織 5:10

運動制御の適用

運動制御とは何か?説明してください、と言われるとどう定義づけようか頭を捻ってしまう奥深いテーマではないかと思います。理学療法士のアダム・ウルフが彼の治療や指導のアプローチにとって重要である運動制御の意味合いについて解説するビデオです。

アダム・ウルフ 3:36

ヒンドゥスクワットの代替え

ヒンドゥスクワットというドリルを実行したことはありますか?膝にストレスがかかりそうで、とか、足首が動きに耐えられなくて、という人も安心して試すことができるヒンドゥスクワットの代替えとなる動きをティムが紹介します。チャレンジに挑んでみてくださいね!

オリジナルストレングス 3:51

テーブル上での後足部分化テクニック

足部の動き、特に前足部と後足部、そして下腿部と後足部といったエリアごとの動きを分化することができるか否かは、足部のモビリティに大きく関与します。マッサージテーブル上でのハンズオンアプローチをする際、どのような方法がこの動きの分化を助けてくれるのでしょうか?

レニー・パラシーノ 1:34

疲労時運動制御を理解する

コンディショニングのスペシャリストであるジョール・ジェイミソンが、アマチュア時代からUFC史上最多連続王座防衛記録(11連勝)、そして現在のOneでの活躍までトレーニング指導を担当しているマイティ・マウスことデミトリアス・ジョンソンと共に、疲労時にテクニックを維持するためのコンディショニング方法を紹介します。

ジョール・ジェイミソン 2:28

アナトミーエンジェル:クローリング

最初にあなたを安定させ、そして動かせるように身体を関わらせるためにクローリングはとても役立つ動きになります。 クローリングに回帰する旅に出かける前に、このことは覚えておいてください:赤ちゃんのバージョンのあなたは、生まれて最初の4か月、クローリングをするための権利を得ることに費やしました。赤ちゃんのあなたが過去に行っていたものと同じ呼吸ドリルで本質的な体幹の安定性を再獲得する必要があるかもしません。 体幹が安定すると、赤ちゃんのあなたは前後にロッキングを行って、股関節の準備をしました。こうすることで、固有体幹筋である腹横筋と上肢の広背筋と胸筋群、下肢の大殿筋と大腿直筋のような四肢の筋群が調整されます。 7-8か月の時に、赤ちゃんのあなたはクロスパターンを発達させる四つ這いの旅をはじめます。 下肢が対側の上肢と調和して動くことで、四つ這い歩容で動くために両方の大脳半球を使っていたのです。 赤ちゃんのあなたはアンテリアオブリークスリングとポステリアオブリークスリングを使って移動を調整しました。例えば、右腕を前方に動かし、左脚がそれと一緒に動きます。これは、コンセントリック負荷によるアンテリアスリングの動きとエキセントリック負荷によるポステリアスリングの動きになります。 アンテリアスリングには腹斜筋によって繋がれている対側の股関節屈曲筋と胸筋のような肩屈曲筋群が含まれます。 ポステリアスリングには胸腰筋膜によって繋がれている対側の股関節伸展筋群と広背筋のような肩伸展筋群が含まれます。 赤ちゃんのあなたは教わることなくその方法を知ったのです。しかし、関節が完全に均衡に安定点でサポートされるまで、それをしませんでした。アンテリアとポステリアの機能的スリングは安定した体幹の上で調和して働いたのです。 そして、あなたをキャッチするのは難しくなりました。赤ちゃんのあなたは稲妻のように動いたのです! そして、その後12年間の学校生活で机から離れられなくなりました。 デスクワークの仕事に就けば、さらに数十年追加になります。 つまり、すぐに四つ這い歩容を始めてもうまくいかない可能性があるのです。 不在から何年も経過した後にクロールする人々は関節を痛める結果になります。 覚えておいてください:赤ちゃんのあなたは、大人のあなたが現在失くしてしまっているかもしれない体幹の安定性の上で完璧な安定ポイントを使用していました。 例え何回クランチをしても、それは獲得できません。赤ちゃんのあなたはクランチをしていなかったのです。 体幹の安定性は、赤ちゃんのあなたが獲得したように獲得されなければならないのです。4か月のあなたがしていたように、呼吸をもう一度学びます 呼吸によって腹部内の安定性を構築することで、安定性の阻害なしに四肢を動かし自由に調整することができるようになります。 横隔膜、骨盤底筋、腹横筋、腰方形筋、そして、腹斜筋のような筋群は呼吸を助け、動きを準備するために体幹を安定させたりもします。 そして、身体を交差する対側の四肢に均等な質量を与えます。 そうです。体幹の安定性がなければクローリングをすることで背中が痛くなるのでしょう。安定性を取り戻すのです。 これらの前述した筋群は、背中を保護するために正しいタイミングが必要です。 そうです。手首や足指の関節の可動性と安定性を獲得できていないのであれば、クロールすることで手首や足指が痛くなるでしょう。 覚えておいてください:赤ちゃんのあなたは、準備できて初めて前に進んだことを。 そして、対側肢の可動性、あるいは、安定性の欠如を代償するために足部に対して手首以上に(またはその反対も)負荷をかけることはありません。 赤ちゃんのあなたは、長期間それをすることがどれだけ非効率的か知っていたのです。 大人のあなたは、より赤ちゃんのあなたのように動くことができることで利益を得ることができるでしょう。 もし信じられないほどの安定した関節とかなり機能的な体幹を獲得したいのであれば、クローリングに戻りましょう。 いつも通り、それはあなたのクロール次第、いえあなた次第です。 (Photos copyright from Dynamic Neuromuscular Stabilization)

キャシー・ドゥリー 1881字