シューズを選択する

足部の機能と健康のために、どんなシューズを選択するべきなのか?キャシー・ドゥーリーのアドバイスに沿って、シューズを変えてから半年以上経過して、私自身外反母趾が改善の方向に向かってきました。自分の足の内在筋でサポートできる足を目指したいですね。

キャシー・ドゥリー 4:11

腹式呼吸をやめよう

お腹を膨らませて行う腹式呼吸は望ましくない!?だとすればどのような呼吸方法がより望ましいのでしょうか?マイク・ロバートソンが呼吸のタイミングの再トレーニング方法をご紹介します。

マイク・ロバートソン 3:15

ウィップクリーン

鞭打つようなベルの動きのモメンタムをコントロールする、よりアドバンスレベルのクリーンであるウィップクリーンには、前額面、水平面での動きをコントロールしながら実行するチャレンジがあります。注意ポイントとは?

ファンクショナル・トレーニング・インスティチュート 2:51

Kaori’s Update #41 - アラウンドザ・ワールドの構築

アラウンドザ・ワールド=世界一周を意味するドリルにも、様々なバリエーションがあります。ゆっくりコントロールして行う場合、あるいはダイナミックに行う場合、そのいずれにおいても軸をしっかりと維持したままで水平面で動くために、必要なプロセスとは?

谷 佳織 2;43

股関節前面の構造&股関節伸展

アナトミートレイン・ストラクチャー&ファンクションのコースからの抜粋。股関節前面の筋群の構成と、股関節を完全伸展することができる人間のユニークな能力について、トム・マイヤーズが解説します。

トム・マイヤーズ 4:07

ヴァルスライド・レッグカール

マシンに座って行うレッグカールや伏臥位で行うレッグカールは、本当に機能的な動きにとって効果的なのでしょうか?よりスポーツや日常生活の動きに則したトレーニングをするなら?マイク・ロバートソンがエクササイズをご紹介します。

マイク・ロバートソン 2:53

CRAC ストレッチテクニック

様々なタイプのメソッドが存在するストレッチ方法の中から、CRAC と呼ばれる、収縮から弛緩へ、そして拮抗筋の収縮へという順番で行われるPNFのバリエーションをFTIがご紹介します。

ファンクショナル・トレーニング・インスティチュート 2:18

骨盤のティルトのバランスをとる

骨盤の前傾、または後傾を改善するための軟部組織へのアプローチ方法に、違いはあるのでしょうか?エキセントリックにローデイングされている組織へのアプローチと、コンセントリックにローディングされている組織へのアプローチの違いをトムが解説します。

トム・マイヤーズ 7:31

要因と影響:動きのエリア 1, 2 & 3

身体の動きの範囲を1,2,3 というエリアに分けて考えるアイデアをトム・マイヤーズが紹介します。痛みや問題の要因となっていることの多いエリアとは?私達が注目すべきエリアと目指すべきこととは何なのでしょうか?

トム・マイヤーズ 8:19

ストレングスはどれだけ重要か?

私は、私たちがストレングスを理解するのにはまだ遠い道のりがあると思っています。 私たちはストレングスが重要であることは知っています…。 しかし、私たちが通常行うほとんどのことは、度が過ぎていると感じます。 私たちは、もしある程度のストレングスが良いものならば、より多い方がより良いに違いないと思っています。 上司がデータを見たがる時、私達は問題にぶち当たります:彼らは、私たちのプログラムや、ストレングス&コンディショニングコーチとしての存在が妥当であることを証明するため、ウエイトルームでの数値が上がってきているのを見たいのです。全てのアスリートが同じような数値を示す必要はありません。 しかし、あなたは体操選手は強くないと言いますか?対戦相手を手当たり次第にノックアウトできるフェザー級のファイターは強くないのですか?彼らはウエイトルームではあまり秀でてはいないかもしれませんが。 痩せて見えるけれども、ゴールに向かうのを誰にも止められないバスケットボール選手はどうでしょうか?彼女はストレングスを持っていないでしょうか? 現在のストレングスにおける理解は数値に基づきすぎていて(実際は誤った数値なのですが)、私たちはストレングスがパフォーマンスや健康に本当は何を意味しているか見えなくなっていないでしょうか? 100を9.7秒で走ることができるものの、その他のスプリンターよりもウエイトを挙げることができないスプリンターは、強くないと考えられるべきなのでしょうか?私たちの教科書的な視点では、答えはイエスです。しかしパフォーマンス基準では、答えはノーでなくてはなりません。彼の持つストレングスは、異なる定義であるかもしれませんーしかし間違ってはいけません…それもまたストレングスなのです。 こう言いましょう。私は約30年間ストレングス&コンディショニングプロフェッションの中で、全競技のアスリートが出すウエイトルームでの身体的な数値が年々“より強く”なるのを見てきました。そしてまた、信じられない酷の怪我の増加も、さらには非接触型傷害も見てきました。 私たちはストレングス、そしてそれに対する身体の反応について、本当に理解しているのでしょうか?たしかに力出力で計測し、あらゆる種類のデータを与えることができますが、私たちが追及しているこの高レベルなストレングスが、どのようにスポーツ中の純粋なアスレティックレスポンス(運動反応)に影響するのか理解しているでしょうか? 女子サッカー選手が、リアクティブカット中のフットコンタクトをする瞬間により強い筋収縮ができる能力をもっと高めることーそれが私たちの求めていることでしょうか?それは役に立っているのでしょうか?それに対し、とても良いストレングス、そして素晴らしい身体認知とフットコンタクト中の感覚を持つサッカー選手がいるーけれども彼女には当たる瞬間に関節を中心に維持し安定させ続けることができるほどの力がないとしたら。 私たちにはわからないと思います…しかし心の奥底ではわかっているのだと思います。 私たちは厄介者になりたくないのだと思います。聞いたことからさまよう者。壁に掲示されたウエイトルームでの数値を正当化できず、アスリートたちの才能が試合に勝つのに十分であることを願う者…そして私たちは言うのです、ほら、我々のチームは500パウンドのスクワットをしなくても勝つのですよ、と。 多くの場合において、私たちには、正しいと“考えている”ことを行う忍耐力、あるいは度胸がありません。私たちはウエイトルームで厳しく追い詰め過ぎることのリスクを知っていますが、ひとりぼっちでそのうち結果が出るのを待たなくてはならないよりも、主流の群れに従っている方がキャリアにとって良いわけです。 私が決定的な答えを持っていないことは分かっています。しかし、非常に強い直感を持っています。私の何年もの経験、試行錯誤、証明された結果、それらが一つの物語を伝えてくれます。この物語は、ストレングスが重要であると伝えています。どのくらいの速度でそれを生み出せるかはとても重要ですが、高レベルのパフォーマンスをもたらすために、その重要さは常にチェックされ、アスリートが発展させなくてはならない繊細な”感覚”とのバランスを保たなければなりません。私の物語は、ストレングスはパフォーマンスを妨げるのではなく助けなくてはならないと伝えています。 賢くトレーニングしましょう!

リー・タフト 1896字

トルネードロール

トルネードティムと名付けたロールのシリーズは、仰向けの姿勢から複数のローリングパターンをスムーズに一つに繋げた動きで立ち上がります。無駄な努力のいらない動きを学びたい方、ぜひお試しください。

オリジナルストレングス 3:42

負荷管理とは実際どういったものか?

知る必要のあることだけ教えてください! スポーツコーチと一緒に仕事をしたことのある人ならば、彼らには競合するニーズがあることを理解しているでしょう。チームが遂行する全体的な戦術を考案する必要があるだけでなく、管理者(例:会長や理事)やスポンサー、メディアとコミュニケーションをとり、チームメンバーやアシスタントコーチ、そして個々のアスリート(そして彼らの独特な個性)を管理し、そして日々の技術的、戦術的、(そして時には)ストレングス&コンディショニングのセッションの計画をたてることにおいて重要な役割を担います。コーチたちにとって負荷管理の原則を理解することが重要なことに疑いはありませんが、コーチたちには時間がないのです!選手のモニタリングとトレーニング負荷の管理の利用可能なリソースがあるにもかかわらず、コーチたちが「知る必要のあることだけを教えてください!」と声を上げるのも驚きではないでしょう。この記事では、現場の人間がコーチたちに負荷管理の一般的な目的を説明する際の、わかりやすい指針を提供します。 1. 慢性的な負荷を構築する 傷害は、組織の適応できる能力を負荷が上回る時(つまり、負荷の許容量よりも負荷が大きいとき)に起こります。このことから、傷害は高トレーニング負荷の結果起こると長年信じられていました。しかし、最近は多くの研究が、高い慢性負荷が低い傷害のリスクと関係していることを示しています(1)。これらの発見は、多くのスポーツや研究グループのいたるところで確認されています。同様に関心が集まるものとして、高い慢性負荷のパフォーマンスへの影響があります。1990年代の半ばに、Fosterら(2)がランナーやサイクリスト、そしてスピードスケーターのパフォーマンスを研究し、パフォーマンスがトレーニング負荷と密接に関係していることを示しました;より大きなトレーニング負荷を伴うアスリートのほうがタイムトライアルのパフォーマンスが速かったのです。チームスポーツのパフォーマンスも、少なくともその一部をトレーニング負荷によって説明することができます(3、4)。適度に高い慢性的トレーニング負荷は傷害のリスクを減少させ、様々な面でのアスリートのパフォーマンスを向上させるようです。まず、負荷にさらされることで、アスリートは将来的な負荷に対して耐えることができます。次に、適切に処方されたトレーニングは身体要素を向上させ、これによって傷害から守るだけでなく、アスリートが競技で求められる高強度のタスクを実行できるようになります。 2.「最悪の事態」に対して備える 「最悪の事態」とは、試合において最も負荷の高い場面を指します。これらの場面は競技における重要な局面(例:ゴールへのシュート、ゴールを決めるまたは決められる)において起こり、よく「スプリントの繰り返し」(例:サッカーやフィールドホッケー)や「高強度運動の繰り返し」(例:バスケットボール、ラグビー、アイスホッケー)の場面と定義されます。このような高強度運動の繰り返しを行う能力(または行えないこと)は試合の結果を左右するものであると証明されています。実に、私たちは、ラグビーのリーグ戦におけるトライによる得点の多くの割合が、高強度運動の繰り返し場面と近接していることを示しました(5)。したがって、プレーにおけるこのような負荷の高い局面は、相手よりも優位に立つための「機会」と捉えられるべきです。トレーニングで定期的に(適切な休息を伴って)選手をプレーにおける最も負荷の高い局面にさらすことで、競技におけるこのような負荷に耐える能力を向上させます。結局のところ、もしトレーニングプログラムが競技の平均的な負荷に集中して、プレーの最も負荷のかかる局面のトレーニングをおろそかにした場合、選手は試合のせいぜい50%に対してしか準備できていないことになるのです(図1)。 図1.チームスポーツの選手にとって最も負荷のかかるプレーの局面(または「最悪の事態」)の例 図1はリハビリ、スキル練習、試合の平均的な負荷、そしてプレーの最も負荷のかかる局面における活動の連続体を表す。(6)より改変。 3. 可能な限り安全に、そこまでたどり着く 「クロトンのミロ」は紀元前6世紀のレスラーで、古代ギリシャの競技種目において多くの競技で勝利しました。伝説では、ミロは成熟した雄牛を担いで畜殺するために山を登ったとされています。このような身体の強さを示す偉業を成し遂げるために、彼は発達期に子牛を持ち上げ、それ以降毎日、その子牛が成熟するまで担ぎ続けたと信じられています。(図2 )現代風に言うと、クロトンのミロは、トレーニングの漸増性過負荷の原理の実例を示したのです。トレーニングにおける過負荷は、身体の組織(例:骨、筋、腱)が適応し、さらなるストレスに耐えるために必要なことです。しかし、もし負荷の増加が急すぎると、組織のストレスに対する耐性を超え(上記の1番を参照してください)、損傷や、重症例では、組織の断裂といったことにつながります。トレーニング負荷を漸進させる様々な方法がありますが(例:週ごとに10%の負荷の増加)、最近私達は、急性:慢性のトレーニング負荷比率(ACWR)を、トレーニング負荷を漸進させる安全で系統的な方法として紹介しました(7)。この研究の結果は(35個の異なる研究と11の異なるスポーツによって再現されました)(1)、トレーニング負荷の大きな「スパイク」(例:急な増加)が傷害のリスクを増加させることを示しました。しかし、負荷の小さな増加はかなり低い傷害のリスクにつながっていました。 図2.クロトンのミロ アスリートからあなたは何を得たいか? 慢性的なトレーニング負荷を高く積み上げ、最も負荷の高いプレーの局面へと準備をし、そして系統的で安全にトレーニング負荷を漸進させることはシンプルでありながらも健全なコーチングの原理です。コーチが「知る必要のあることだけ教えてくれ!」と言うとき、おそらく、最善の反応は、彼らが自身のアスリートから何を得たいか尋ねることでしょう。競技において自身のアスリートに何を達成してほしいか?反応は千差万別でしょうが、典型的には:「より良いコンディションを作ってほしい!」や「ゲーム中に起こること全てに対応してほしい!」、「常に試合に出られる準備ができていてほしい!」といったことが含まれるでしょう。どのコーチが、自身のベストプレーヤが良いコンディションを保ち、かき立てられ、「戦い」への準備ができていることを望まないでしょうか?この記事で紹介した3つのシンプルな方法に従うことで、このような目的を達成するための素晴らしい機会をコーチたちに提供できるでしょう。 参照 Gabbett TJ. Debunking the myths about training load, injury and performance: Empirical evidence, hot topics and recommendations for practitioners. Br J Sports Med 2018; in press. Foster C, Daines E, Hector L, et al. Athletic performance in relation to training load. Wisc Med J 1996;95;370-374. Aughey RJ, Elias GP, Esmaeili A, et al. Does the recent internal load and strain on players affect match outcome in elite Australian football? J Sci Med Sport 2016;19:182-186. Lazarus BH, Stewart AM, Hopkins WG, et al. Proposal of a global training load measure predicting match performance in elite sport. Front Physiol 2017; Nov 21;8:930. doi: 10.3389/fphys.2017.00930. eCollection. Gabbett TJ, Gahan CW. Repeated high-intensity effort activity in relation to tries scored and conceded during rugby league match-play. Int J Sports Physiol Perform 2016; in press. Gabbett TJ, Kennelly S, Sheehan J, et al. If overuse injury is a “training load error” should undertraining be viewed the same way? Br J Sports Med 2016;50:1017-1018. Gabbett TJ. The training—injury prevention paradox: should athletes be training smarter and harder? Br J Sports Med 2016;50:273-280.

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