マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてポイントとコインを獲得すれば理解も深まります。
学習に混沌は必要か?
私の大学生活はじめの数年間と実習生をしていた頃、先生から常にスキルを細分化するように言われていた事をはっきりと覚えています。そうすることで学生達はスキルの組み立て方が腑に落ちるようになるから、と。最初の数年間、私はそのコンセプトに従っていました。何故かははっきりと分からないままに。なぜならそれによって常に成功に導けていたわけではなかったのです。 自由な遊び それから何年もたち、私はストレングストレーニングパターン、多方向へのスピード、そしてそれらの間にあるもの全てに関わる形で、ムーブメントのコーチングをしています。“自由な動き”やスポーツの試合の勝負を見ることで発見したのは、アスリートは多くのスピードスキルやストレングスパターン動作をランダムに、そして非常に効率的に行っているということです。もちろん、乏しいパターンを露呈しているアスリートも中にはいます。しかし多くの場合は素晴らしいものです。私が焦点をあてる、この“自由な遊び”とスポーツの試合の動作の側面は、短い時間枠の中での数多くの動作のランダム性です。アスリートは、その瞬間のニーズによって動いているのです。 試合を習得 ランダム性は特定のパターンを教えるのに重要なツールだと、私は常に思っていました。私の主なリソースは私の幼少期と友人でした。成長の過程において、私達のスポーツにスキルコーチはいませんでしたが、私達は高い技術を持っていたのです。なぜなら私達が目覚ましく向上した様々なスポーツにおいて、数多くの動作パターンと特定のスキルに何時間もさらされていたからです。私の数人の友人と私はテニスをしていました。ご存知のようにテニスは、単に“習得する”というのが非常に難しいものです、しかし私達はとても上手でした。実際私達は、大学は言うまでもなく、いくつかのトーナメントでプレーをし、かなりの高いレベルにおいて勝利を収めていました。私達には、テニスに特化したドリルのコーチはいませんでした。私達は、単に自分たちより上手な選手達とプレーをし、そこに身をさらすことで学んできたのです。私が育ってきた過去の経験から、事例を述べ続けていくことはできますが、大事なことは、実際の試合や活動での経験を、教えとして使っているということです。私達は順応することを学ぶか、さもなければ失ってしまうかのどちらかなのです。 私には、小さな裏庭で横幅の狭い中でフットボールゲームをし、タックルをされないように避ける術を学んでいた鮮明な記憶があります。繰り返しになりますが、順応するか失うかなのです。より多くの露出と経験をすることにより、私達は何が上手くいって、何が上手くいかなかったかを見つけてきました。この経験は反応し、動くという能力を築いてくれました。 部分と全体の動き 私達は、避け方を学ぶ為に動作スキルの一部を細分化する必要はありませんでした。経験が私達に教え、より多くの露出により解明する可能性が与えられていました。 動き方を学習する際の神経系システムは、混沌とした状況を好みます。私がこれを真実だと思う理由は、反射的動作というのは、人類の夜明けから、我々が生存するために使ってきたものだからです。我々の存在は闘争、または逃走することができるかどうかにかかっていたのです。反射的ではあるものの、フットワークのランダム性は、素早く身体を動かし“生存”するために非常に精密なものです。神経系システムは俊敏な退避、もしくは攻撃を必要とする予測不能な混沌状況を取り扱えるように張り巡らされていると信じています。それはスポーツと人生にも言えることではないでしょうか。 赤ん坊は、いくつもの全体の動作パターンを通して歩行を学びます。これらの動作パターンは、その初期において完全なる歩行ではないかもしれませんが、伸展パターン、屈曲パターン、そして回旋パターンが必要性、もしくは興味によっておこります。時間の経過と共に、赤ん坊は、自分が空間の中のどこにいるのかに基づいた感覚入力に対する、連続した反応によって歩行を習得します。つまずいた時は、バランスを得るために一歩踏み出し、横によりかかりはじめ、臀部と足をシフトさせます。私達は何かを成し遂げるために動くのです。アスリートは何かを成し遂げるために動きます。アスリートは部分的な動きではなく、全体的な動作で動くのです。 全体の動きは、非常にダイナミックなものではないかもしれません(ボクシングでジャブを避ける頭の動き)。動作は常に大きいわけではありませんが、常に全体性をもつのです。もし動作を区分けしたならば、闘争・逃走反応に基づいた神経系システムの発火パターンにとって、本能的に意味をなさない無益な反応となります。私は乏しい、もしくは活動的ではない筋肉グループ(神経系の発火)を再教育するために区分けをするべきではない、と言っているわけではありません。シンプルに、多方向的なスピードに関連する全体的な動作を学ぶことについての話を使用としているのです。 動作トレーニングに対する私のアプローチ 長年、私は多方向性のスピードスキルを細分化した動作パターン(部分)をスピードを教える初期のアプローチとして教えていました。その後長年に渡り、最初にスキル全体を正しく行うことができない場合にのみ、細分化したり、もしくは部分的なもの修正方法として指導してきました。繰り返しますが、わたしは多方向への動作スキルについて述べているのであり、ボールをシュートすることや、フットボールをパントするといったスポーツに特定されるスキルについて述べているのではありません。 混沌的トレーニングは私達の脚、腕、そしてコアに対して選択的に反射動作が起こせるよう即座に調整するように神経系に働きかけます。スポーツや人生のようですね。 私が追われたり追ったりしている時に、動きを部分に分解したりすることなく、助けを得ることなく歩ける方法を学ばせてくれる、素晴らしくデザインされた複雑なシステムを、なぜ私は取り入れたいのでしょうか?もし私の動作システムが、数回の試行の後でも失敗してしまうとしたら、その時私は部分の分解します。必要のある時のみです。 この信念システムが、私が競争的なドリルを、反応スピードをあげる導管としてスキルトレーニングに組み込んでいる理由です。例えば、もし私が5ヤードの加速能力を鍛えたいならば、私は選手にボールを最初のバウンドでキャッチする、もしくはパートナーを追いかけさせます。この方法は、我々皆に組み込まれている闘争・逃走メカニズムを使用しています。この方法を通じて、私はフィードバックを与えることができます。例えばもっと腕の動きが欲しいとか、より良い身体の傾斜といったものです。この方法が非常に効果的な理由は、私の意見と経験からですが、 選手はその瞬間の中にいて、正しい腕の動き、もしくは身体の傾斜がない状態で走ることがどういったものかと感じているからです。彼らが、より効率的なテクニックを次のレップで使用した時は、瞬間的に正しい感覚があるものです。彼らが経験をする前に私がアスリートに使用して欲しい全てのテクニックを細分化し、フィードバックを与えていたならば、同じような繋がりはうまれないでしょう。 もしあなたがトレーニングシステムをライブで、活動的で競争的な状況で発展させる事ができるならば、フィードバックとともに肉体的、精神的コンプライアンスをかなり楽に得ることができます。問題を解決するのにどの道具を使えばよいかわかるということは言う間でもありません。もしもあなたが先回りして問題を解決しようとするならば、選手にとって修正するテクニックを築き上げるための“過去の経験”が無くなってしまいます。 私のビデオの多くは、プログレッションに基づいており、矯正という観点からあなたの選手に与えることができるものとなっています。これらはあなたが見るべきこと、そして許容するべき自然に起こることを知ることができるツールとなっています。私のビデオは、動作がどうあるべきかというアセスメントのツールであり、段階的に前進するシステムでもあります。全ての状況は異なっています。だからこそ求めているものは何かを理解する必要があり、そうすることで必要性を見つけられた時に修正をすることができるのです。
シングルレッグ ストレングストレーニング
私は、どのようなストレングストレーニングを選手に行っているのかという質問を受けることが多々あります。私は決まって、”選手が必要なこと”と答えています。私は、BFSやハスカーパワーのような特定のトレーニングプログラムを導入していません。ストレングストレーニングに必要とされることを行っているのです。しかし、私には哲学があり、そしてその哲学を長い間信じてきました。 ストレングストレーニングとは何か? ストレングストレーニングとは、私が選手の総合的な安定性と力発揮の向上を図るプロセスです。数字に対するこだわりは一切持ったことはありません。つまり、仮に選手が130キロや180キロでのスクワットができなかったとしても、私は少しも気にしないのです。私が選手に望んでいることは、速く、正しく力を発揮することができる能力です。また、片脚で正しく力を発揮することも、同様に選手に期待していることです。 フットボールの監督をしていたとき、私のチームはパワーリフティングの大会に出て、勝つようなことはありませんでした。しかし、私のチームはいつでも速く、強く、安全でした。もし私のチームをオリンピックリフティングの(重量挙げ)大会に出場させていたら、彼らは非常に良い成績を残していたことでしょう。チームに、私は筋力の重要性を強調していました。筋力はパワーに繋げることができるからです。 ランジとステップアップの二つは、私が常に行ってきた主要なトレーニング種目です。そして、シングルレッグスクワットも多く取り入れてきました。これらの種目は、伝統的なスクワットだけを行う場合よりも、より多くの運動能力要素が試される運動であると信じています。誤解をしないでください。片脚の種目程ではないというだけで、私も伝統的なスクワットは大好きで実行しているのです。シングルレッグスクワットや、ランジや、ステップアップといったエクササイズを通じ、選手達が身体の動かし方について多くを学んでいく様子を見てきました。選手達がエクササイズを正しく、より力強くこなすために、重心の調節の仕方を理解していく姿を見てきました。不安定で弱かった選手が、ステップアップとシングルレッグスクワットを行うことで安定感と強さを増していく現場を目にしてきました。安定性を取り戻し、崩れなくなった膝を見ました。高強度で片脚の種目を行っている際、足がアーチを保持している様を見てきました。選手達はこれらの運動種目から非常に多くのことを学び、それが彼らのフィールド、コート、トラックでのパフォーマンスへとつながっている、というのが私の個人的な見解です。 片脚の種目はストレングストレーニングだけでなく、ウォームアップとアクティベーションにもよく取り入れています。片脚でのリープ、ホップ、バランスの運動が気にいっています。上記で述べたように、選手達には片脚でのバランスの維持と、悪い体勢の修正方法を学習することが求められます。私がよく使うルーティーンをご紹介しましょう。 ウォームアップ: 片脚立ちでの遊脚による複数方角へのリーチ:股関節の安定性と筋力を向上させる素晴らしいエクササイズです。足と足首は固有受容的活動を活発に行わざるを得なくなります。通常、各脚20-30秒を2セットずつ行います。 側方へのリープと保持:選手は45センチ~68センチ程リープし、着地後2秒間停止します。側方へリープするため、選手が利用できるバランスツールは足全体ではなく、足幅のみに限られます。これにより股関節(及び股関節による膝の制御力)、足、そして足首に負荷を与えることができます。内転筋とコアへの刺激はいうまでもありません。通常、まず私は各方向に6-8回を1セット行い、次のセットでは着地ごとにシングルレッグスクワットを加えた側方へのリープを行います。 パワー: パワースキップからのランジ保持:選手はパワースキップを行い、ホップする脚の着地後、ランジを行い、低い体勢を1-2秒程度保持します。その後、この低いランジのスタンスから力強く次のパワースキップへ移行します。上半身と下半身の良い姿勢が大切です。選手は身体の正しい減速の仕方を学習します。この運動を、私は選手に各サイド5回ずつ、1-2セット行わせます。 ベンチブラスト:選手は、30センチのボックス上でパワーステップアップを行います。これは、上にある脚(ボックスに着いている方の脚)で爆発的に踏切るということです。この種目は速く行われ、悪い動作が確認しにくいので、私はジャンプ(正しいジャンプ)全体の動きを通じ、身体の位置に着目するようにしています。選手は、踏切の後、足、股関節のアライメントを膝に合わせることを学習します。片脚につき、5-8回、2-3セット行います。 アイススケーターズ:選手は爆発的に右脚で左方向にリープし、左脚で着地します。シングルレッグスクワットの体勢で着地したら、交差ポステリアチェーンを予備伸張するため、右手及び右腕を身体の対角線上に伸ばします。そして、爆発的に右に戻ります。股関節のパワーと安定性を高める素晴らしいエクササイズです。各方向に5回、2-3セット行います。 ストレングス: ランジ:私は全方向へのランジを好んで行います。これらは、優れた筋力向上効果があり、バランスのトレーニングとしても素晴らしいエクササイズです。通常、片脚につき、5-8回、2-4セット行います。 ステップアップ:このエクササイズは常に私のお気に入りです。選手が足の回内を上手にコントロールできない場合は、足のアーチを保つためにフィードバックを少し与えつつステップアップを行わせます。ステップアップは足全体と股関節の筋力、股関節の位置の制御に適した素晴らしいエクササイズです。片脚につき、5-6回、2-4セットずつ行います。 これらは私のお気に入りの片脚エクササイズのいくつかの例です。一回のワークアウトでこれら全てを行うことは決してありません。冒頭で説明したように、私は必要とされていることを行います。片脚でのエクササイズの難易度が高すぎる場合は、徐々に慣らしていくようにします。 片脚のエクササイズを楽しみながら取り組み、そしてテクニックと安定性に意識を集中させましょう。
投球の方法
与えられた状況下において、ベストなエクササイズとは何かという議論がフィットネス業界でたびたび行われます。よく注意を払っている多くの方がご存知のように、ベストなエクササイズとは、最も必要とされているエクササイズです。だからこそ私達はアセスメントを行い、課題に取り組むのです。 発展途上にある、9歳以下の小児に話題を移しましょう。私は子供の成長に必要なエクササイズを数多く挙げることができます。もちろん、ニーズによって、望ましいエクササイズとそうでないものがあります。しかし、適切に行われば、全てに勝るエクササイズが一つだけ存在します、それは投げることです! 動きの基礎 運動競技や動作全般において鍵となる基本の動作は、数多く存在します。頭に思い浮かぶリストを挙げてみましょう: 屈曲から伸展へ 伸展から屈曲へ 重心移動 前額面における移動 矢状面における減速 水平面における加速と減速 コーディネーション 各部位の総和 バランス パワー 精度... 私達にはかつて、石や槍を投げて獲物を捉える方法を知らなくてはならない時代がありました。投げることは、私達の生存の根底にあるものだったのです。 小児期に投げる方法を学ぶことにより、多くの事を成し遂げることができます。彼等は、身体の加速と減速を全ての面でコントロールすることを体得します。対象物(ボールであることが多い)の速度、距離、高さ、精度、そして感触のコントロールを習得します。 野球のボールの投げ方の基礎 投球の戦術的、戦略的要素を発達させる方法は、数多く存在します。段階別に教えることにより、若者の自信と自己効力感を向上させることができます。 考えられる段階を以下に挙げます: 効率を高めるための、投球の技術的側面の指導(対象物の握り方、重心の移動の仕方、フォロースルーの方法等) 投球の標的に関する側面の指導(静止物、移動物、リリースポイント等) 投球の異なる可変要素の指導(距離、ボールの握り方、高さ、リードタイムの長さ等) *リードタイム 投球動作の開始からフィニッシュまでの時間 適切なタイミングでボールを操作する方法の指導(リリース時にボールにスピンを加えるか否か) 腕を使い、異なるリリースアングルでタスクを実施する指導(ハイリリース、サイドスロー、アンダースロー) 上記全ての可変要素を定位置、ランニング、シャッフル時、リトリート(追いながら、または追われながら)の状態で実施する指導 投球は、特定のスポーツパフォーマンスを向上のためにも、総合的な運動動作スキルとしても貴重なツールを若者に提供する優れたスキルです。 そしてご存知でしたか?左手と同様、右手の投球を若者に指導することも価値のあることなのです。
スピードのための筋力と反射
予期反応と対応が減速を先導する。 もしあなたがアスリートに減速もしくは停止を指導している場合、大部分においてそれは立ち直り反射を(固定された表面における)トレーニングしていることになります。つまり、アスリートは5ヤード(4.6m)のシャッフルまたは5ヤード走をしてから急激に停止しろと言われたら、彼等は力の低減システムがいつ使われるべきなのか予期することができます。 さて、アスリートをシャッフルもしくは走らせ、不規則な合図で方向転換させた場合、彼等はまだ立ち直り反射を使っていますが、その不規則性と停止するタイミング予測が困難なため、滑る可能性が加わります。 滑りが発生した場合、アスリートは、より傾斜反射に頼ることになります。(不安定かつ予測不可能な表面) 長い間、私はスポーツの動きに特化した純粋な減速または停止よりも、できるだけ早く、より頻繁に再加速を行う指導を提唱してきました。 理由は、傾斜反応を使う可能性が高まるほど、選手は足元や地面で生じた災難に上手く対応できるからです。 純粋な減速を指導することはとても重要です!漸進した際の、より高いトレーニング密度に必要とされる関節と組織の耐性を身につけることができます。しかし、コートやフィールドでの動きに特化するという意味では、再加速を指導しなくてはなりません。再加速は”クイックネス”です。立ち直り反応と傾斜反応を高めることは”クイックネス”であり、予期することと戦術的なセットアップは”クイックネス”です。よって、あなたは”完了するためのトレーニング”よりも”訓練するためのトレーニング”アプローチを取り入れなければなりません! 筋力トレーニングとスピードトレーニングがお似合いのカップルである5つの理由 筋力は動きの基礎です。筋力がなければ、スピードトレーニングは実施しません。他のトレーニングに関しては言うまでも無いことです。 筋力は剛性の強化を可能にします-剛性によって私達は基盤を安定させ、それにより四肢の独立した素晴らしい動きが可能になるのです。この剛性は私達の基盤(コア)に、筋力を完全に押し出す道筋を与えてくれます。それにより、脚と腕は”剛性”の恩恵を受け、優れた動作スピードを生み出すことができるのです。 筋力は吸収(エキセントリック)、停止(アイソメトリック)、産生(コンセントリック)といった筋肉の力の極限の”切り替わり”を可能にします。これは動作の”クイックネス”、カッティング、そして急な方向転換において非常に重要なことです。筋力は私達の質量とモメンタムをより効果的に処理することを可能にしているのです。 筋力と一貫した筋力トレーニングの実施により、筋肉間と筋肉内のコーディネーションを高めることができます。このコーディネーションにより、私達は怪我をすることなく四肢を最大動作可動域かつ最大速度で動かすことができ、抑制の緩和によってレーザー並みの速さで動くことが可能になります。 ストレングストレーニングによって、私達は競技中により高いパフォーマンスを生み出すことのできる姿勢を取れるようになります。優れた筋力があれば、加速の姿勢を維持する能力によりさらに前傾になることができます。筋力があれば、より速くスイングするため、腕、股関節、そして脚の位置をよりしっかりと固めることができます。筋力のある人は、筋力のない人と比較して、最高のパフォーマンスを生み出す姿勢を保持することができます。
コーチング関係における2つの助言
そうです!それはまさにパートナーシップなのです。 私達コーチは認めたがらないことですが、コーチと選手の関係はパートナーシップです。片方のパートナーはより決定権を持ちルールを定める一方、もう片方はその決断とルールを守り、従わなくてはなりません。しかし、成功するためにはパートナーはお互いを必要とするのです。 もしコーチが選手たちに耳を傾けなければ、いずれすれ違いが生じます。その理由は、自分の話を聞いて欲しいという欲求を、人間なら誰もが持っているからです。私達の”声”、またはコミュニケーションは私達が持つ最も強力なツールの一つです。聞いてもらうことは、発言に対して行動を起こすかを別にして、満足することです。 私が思うに、コーチがシーズンの始まりに行うべき必要なことは”パートナーシップ”とは何かを選手に対して説明することです。境界線が何か、コミュニケーションはどのように行うのか。自分達の意見が取り入られるべきだと感じている選手、または自分により権限があると感じている選手はこのパートナーシップにおいて間違った認識を持っています。コーチがコミュニケーションがどのように行われるのか明確にした時、選手は話を聞いてもらうための正しいやり方と、話を聞いてもらうための間違ったやり方を理解することができます。 私は、全てのコーチが開放政策を取り入れるべきだと信じています。選手と面と向かって座り、彼等の気持ちや考えを共有してあげましょう。練習や試合後、選手がコーチに歩み寄り、起こった事への不満や喜びを表すことを容認しましょう。コーチは進んで選手の話に耳を傾けるか、最低でも時間を設け、選手が話せる機会を作るべきです。 信頼が生まれたとき、パートナーシップはより強固なものとなります。選手が自分に”全てを託し”、献身的であることが分かればコーチは拘束の手を緩めます。コーチが本当に自分を受け入れてくれるのだと知った時、信頼が生まれ選手のコンプライアンスが高まるのです。 コーチングは特権です。スポーツをすることもまた特権です。最終的には、良い関係を構築する事が最も大切なことです。コーチはスポーツのみを指導するのではなく、人生が頻繁に話題に上るべきです。選手として、コーチからスポーツと人生に関する情報を学ぶことはとても大切です。このように、コーチと選手がまさに”パートナーシップ”を結んでいることがおわかりいただけたことでしょう。しかし他のパートナーシップと同様、ルールははっきりさせておくべきです。 ”あなた”ではなく”彼等”をコーチしましょう パーソナルトレーナーが、彼等自身のトレーニングと同じ内容を、クライアントに行っている場面をあなたはどの位頻繁に見かけたことがあるでしょうか?私はそのようなケースを数多く見てきました。技術習得の現場、特にバスケットボールの技術習得においては、ほぼ同様のトレーニングが行われています.... 自分がそれを行うことができて、見た目がカッコ良いから、良いに違いないという単純な理由で、技術コーチがまだ訓練されていない未熟な選手に対して、難易度の高い動きを指導している所を目にします。技術習得における重要な側面は、理解し、つながりを見出すことです。技術レベルの低い選手にレベルの高い複雑なフットワークを見せても、それにつながりを見出すことができないだけでなく、その深さを理解することもできません。これが、過負荷、困惑、何よりも不満と失敗につながります....技術コーチは上手だったのに! 選手と技術セッションを実施する時は、どんな時も彼等のコーディネーションパターン、俊敏性の質、動作を組み合せる能力、そして技術IQを調べましょう。これには、選手に直線運動の技術、各軸足でのスピン技術、スピンに対するカウンタームーブ、そして片足と両足ジャンプを行わせる簡単なアセスメントを用いて実施してください。指示を与えすぎないようにしましょう。やるべきことがわかれば十分です。これは選手の理解力を評価する一つの方法です。10分間、彼等に出来ることと出来ないことを調べ終えたら、あなたは適切に漸進された個別プログラムを作成することができます。 たとえあなた自身に高いレベルの技術を行う能力があったとしても、技術コーチとしてのあなたの仕事は、選手の現在のレベルに合わせて指導を行うことです。そして、選手達をプログラムで成功に導く技術を指導してください。仮に学校のチームではポストプレイヤーの選手に対し、練習時間の全てをスリーポイントの指導に費やしてしまったら、害を及ぼすことになります。選手はバランスが取れている方が良いと私は思っていますが、チームでの出場時間を選手に確保させたいのならば、彼等に必要なことを与えましょう。
アスリートの天性の加速力を向上させる4つの戦略 パート2/2
#3クロスオーバーラン 子供のころ、コーチが”横に動くとき、足をクロスするな!“と叫んでいるのを聞いたことはありませんか。もしそうであれば、そのように伝えた人達はかなり間違っていました。アスリートは実際に足をクロスしません;彼らは単純に股関節を回し、身体を低くして、上半身をシャッフルさせているのです。 これはどういうことでしょう?バスケットボール選手や野球の内野手がデフェンスの時に横方向にシャッフルしているところを想像してください。ディフェンダーがシャッフルできるスピードでボールが動いていれば、シャッフルを使うべきです。しかし、アスリートがシャッフルを使えないスピードと距離でボールが動いていれば、自然とクロスオーバーランになるはずです。この技術はかなり素早い動きですが、自分の前にいるボールやプレイに対して頭や肩を向けた状態でいられます。ですから、私はクロスオーバーランを下半身でのラン、そして上半身でのシャッフルと呼ぶのです。 これが天性の動きであると私が言う理由は、アスリートは移動しなければないならい距離とプレースピードの知覚に基づいて、クロスオーバーの動作を即座に直感的に行うからです。 次のことを試してください: パートナーにテニスボールを持って自分の10−15フィート前に立たせてください。パートナーと向かい合って、アスレチックスタンスをとってください。パートナーはボールをあなたの右側か左側に向かって空中にトスし、あなたは動いてそれをキャッチしなければなりません。ルールは、どんなときでもボールをキャッチするときはシャッフルをしなければならないということです。しかし、シャッフルでそのボールをキャッチできる範囲を超えていると感じた場合は、クロスオーバーランを使うことが許可されます。ボールがシャッフルでキャッチできる範囲を超えた時はどんな時でも、自然にクロスオーバーランを使っていることに、おそらくとても驚くことでしょう。動く方向は織り交ぜ、10−15回行います。 #4直線のリポジショニングステップ(プライオステップ) 高校のフットボールコーチが、私たちが、彼が“フォルスステップ”と呼ぶステップを踏んでいると叫んでいる声が未だに聞こえます。多くの人にとってフォルスステップとは、アスリートが前方に動く前に、後ろにステップを踏むことを意味します。この動作は、アスリートが反応し、まっすぐ前に、あるいは、角度をつけた方向へ動かなければならないすべてのスポーツで起っていると言えます。過去何年も私がびっくりさせられているのは、アスリートはかなり頻繁にこのステップを踏んでいるという事実にも関わらず、“なぜそのスッテプを踏むのか”と疑問に思うコーチがほとんどいないということなのです。説明させてください・・・。 攻撃する、あるいは、逃げるという動作を素早く行うために設計された闘争か逃走の生存反応に戻りましょう。この反応が、素早い加速として実現されるためには、身体が正しいアラインメントにならなければなりません。加速するためには、私たちは動く方向とは反対方向に地面を蹴らなければなりません。アスリートがアスレチックスタンスでいる場合、脚は重心の真下にあり、これは残念なことに、加速するための素晴らしいポジションではありません。蹴り出す足は身体より後ろにある必要があります。刺激が起こり、アスリートが反応し、動く方向も分かっていれば、地面に対し適切な角度の力を産み出すために、足は自然にリポジションするでしょう。私はこれをプライオステップと呼んでいます。 プライオステップ、またはリポジショニングステップは、より効率よく、より直接的な角度にもっていくだけでなく、神経筋系にインパルス、あるいは、伸張反射を与えるために起こります。このことで、接地時間を短くし、より爆発的にさせることができます。 このことが、フォルスステップが問題であるという考え方と直接的に対峙します。加速するという素早い認識に基づき、身体が足をリポジショニングするには理由があるのです:足が接地すれば、より効率的な加速角度とより素早い接地反応時間が必要になります。 次のことを試してください: 下肢を平行なアスレチックスタンスでパートナーと隣合うようにして立ってください。二人で10ヤードのレースをして、どちらが勝つか勝負します。パートナーの方が“GO”と言います。パートナーが“GO”と言って、二人はスタートし、レースをします。いつ動きだすのか正確には分からないため、あなたはおそらくプライオステップを踏むことになるでしょう。そして、多分パートナーもそうでしょう。これを6−8回行ってください。 まとめ アスリートは素早く動けるように設計されているので、彼らがすでに持っている天性の能力を引きだすためにドリルを使用します。この戦略によって、アスリートをより素早く加速させながら、彼らが使用しているメカニクスや姿勢を磨くことができるようになります。
アスリートの天性の加速力を向上させる4つの戦略 パート1/2
コーチやアスリートが“40”のタイムについて自慢していることを読んだり聞いたりすることが多くあります。正直に言うと、40ヤードを4.3秒以下で走るアスリートを見ることは、衝撃的な出来事です。しかし、センセーショナルなことは置いておくとして、試合でプレーするためには、40ヤードのタイムよりも、10フィートを走る能力がより重要なのです。 アスリートはかなり短い時間でかなり多方向に動くことを要求されるので、40ヤードのトレーニングをすることは、ある特別な理由(例、混合)を必要とするのはお分かりになりますね。そういうことから、アスリートの天性の加速力を向上させる4つの戦略を皆さんと共有したいと思います。これらの戦略のかなり優れたところは、野球選手の盗塁時のスタートを信じられないくらい良くすることもできるということです。これらのテクニックによって、内野手にとっての欠点である、頭上を超えるポテンヒットを解消させることができるでしょう。バスケットボール選手も、サッカー選手も、フットボール選手も、テニス選手もこの戦略で加速力を向上させることができます。 では、天性の加速力とは何を意味しているのでしょうか?身体はかなり精巧な設計で造られています。身体は恐れを感じる能力があり、さらにそれに攻撃する、あるいは、それから逃げるための能力を持っています:闘争・逃走反応。私はこれを取り入れることで、アスリートをさらに速くする方法を学びました。この反応は生まれつきのものなので、我々がコーチとしてするべきことのすべては、アスリートをその状況下におき、この闘争・逃走反応を引き出すことなのです。ここに主な4つの戦略を紹介します。 #1:方向性ステップ コーチやアスリートにとって、この方向性のステップは戦略というよりも“動作”になります。しかし、加速をより効果的に行うために、身体が駆使する戦略と考えることもできるでしょう。説明させてください・・・ 野球選手が盗塁をするときの“アスレチックポジション”を想像してみてください;選手は右方向に素早く加速することが必要になります。それぞれの脚が重要な役割を担います。後ろ脚は動く方向(横方向)へ身体の重心を押し出す役割を持ちます。身体の押し出しが起こっている間に、前脚には、動いている体重を巧みに利用する素晴らしい機会が与えられます。身体を動かし続ける(加速する)最良の方法は、身体の下で下方、後方に押しだすことであり、そうすることで、前脚は体重を加速し続けることができます。ここで、“方向性のステップ”が関わってきます。 身体が下方・後方に押し出したいのであれば、神経筋系がそのためにポステリアチェーンの筋肉(臀筋、ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉)を使用することは理にかなっています。身体が生み出した創造的な戦略は、リード足を外側に開くことで、移動する方向に向かせることです。このことで、本質的に、アスリートは、スプリンターのブロックからのスタートのようになります:リード脚も力強く、下方・後方に押します。なんと素晴らしい戦略でしょうか! さらに深く見ていくことで、方向性のステップが重要になる理由を理解できますが、その動作が実のところなんであるかを考えてみましょう。身体を側方向のスタンスから、直線のランで加速したい場合(盗塁時のジャンプ)、リード脚を外旋することで、足部を外側に開き二塁方向に向けることは、実際に後ろ脚で押し出す動作の補助になります;“作用反作用の法則”と呼ばれています。つまり、リード脚が外に開く(作用)と、その力はまだ地面に接している後ろ脚へ伝わります(反作用)。端的に言うと、方向性のステップとは身体がより素早く動くために生まれ持った素晴らしい戦略なのです。 これを試してください: パートナーを自分の前に立たせ、右か左のどちらかを指す準備をさせます。方向を指し示したら、その方向にターンし、10ヤード加速します。6−8回繰り返すことで、方向性のステップを駆使して、アスレチックポジションから右か左へ加速する能力を構築することができます。 #2:股関節のターン 股関節のターンは、体がアスリートに与えてくれた素晴らしい戦略です。とはいえ、十分に熟練していない、または、スムーズに行えないアスリートもいます。幸運なことに、いくつかの修正アプローチやドリルによって、それを修正することができます。股関節のターンは、アスリートがアスレチックスタンス(内野手やテニス選手のような平行のスタンス)から素早く抜け出し、向いていた方向からリトリートする、あるいは、そこから別の方向へ動き出す方法です。 バスケットボールでは、コーチは良くピボットを教えます。ピボットでの問題は、足を地面に接しながら足を回すため摩擦が必要になるということです;これは敏捷性にとってはいいことではありません。繰り返しになりますが、幸運なことに、身体はアスリートが逃走・闘争反応を素早く行うことができる天性の能力を持っています。股関節をターンしている間に、足を地面からほんの少し持ち上げて、後ろ脚が地面を蹴って離れるために、股関節と脚を空中で素早く回します。アスリートの身体が浮いていないことを確認することが重要になります;むしろ、股関節と下肢は単純に回旋し、地面から離れます。テニス選手が、頭上を超えたロブを追いかけるために素早く切り返すところを想像してください。彼らの駆使している動作というのは、ボールを追って加速するための股関節のターンです。 基本的には、股関節のターンとは、アスリートが加速するためのよりよい角度へ、脚と足部を持っていく方法なのです。これは身体が生まれつきもっている素晴らしい戦略であり、股関節と脚が向きを変えた時に、後ろ脚は実際には伸展し始め、地面に接する直前に“押し始め”ます。結果として生じる衝撃、あるいは、筋肉の伸張反射によって、アスリートは素早く加速を始めます。繰り返しになりますが、後ろ脚・足は積極的に地面を押し出します:これは“プライオメトリック”反応であり、素晴らしいスタートスピードを産み出します。 試してみてください: パートナーを自分の後ろに約12フィート離して立たせ、肩の高さで身体の横に向かってテニスボールを持たせてください。パートナーに背を向けて、アスレチックスタンスで立ってください。パートナーが“GO”と叫び、同時にボールを落とします。これに反応して加速し、ボールが2回バウンドする前にキャッチしてください。これは、股関節のターンを精巧にさせ、改善するための素晴らしいドリルです。右と左にターンするのを5−6回行ってください。
ローボックストレーニング
重心の下での足の動かし方を指導する上で、私がもっとも良く利用するツールの一つがローボックスシリーズです。ローボックストレーニングを利用して、素早いプライオメトリックエクササイズの導入に使用するという素晴らしい方法もあります。アスリートの動きをより優れたものにするために、私が頻繁に利用するトレーニングは以下の通りです。 リー・タフトウォームアップシステム: 何らかのタイプののフォームローラー、スティックやボール、または、ローラーを使用し筋肉の緊張・こわばりを減少させる。 コレクティブ(矯正)ストレッチ―硬くなっているエリア、あるいは、アンバランスがおきているエリアに必要であれば。 活性化―コア、上肢、下肢、そして、ポステリアチェーン、股関節屈曲筋群、股関節外側の筋肉を活性化させる。 ダイナミックな動き―エルボーランジ、ラテラルランジ歩き、スキップ、キャリオカ・シャッフルなどのゆっくりとコントロールされた動き。 ローボックスを使用したバランスと安定性トレーニング 4-6インチ(10.16-15.24cm)のローボックス 右足で前方にジャンプし、左足でボックスに着地し、そこで2秒間静止します。着地は、片脚で着地するということ以外、垂直ジャンプの着地と全く同様に行うべきです。それぞれの脚で5回ずつ行います。 側方にジャンプし、そこで静止します。前方ジャンプと同じですが、違いは側方に飛ぶということです。それぞれの脚で5回ずつ行います。 複数ボックスのルーティーン 4-6インチ(10.16-15.24cm)のローボックスを4-8個使用します。 ジャンプ―コントロールされたジャンプで始め、それぞれのボックスに飛び乗り、飛び降り、すべてのボックスを連続して飛んでいきます。ボックス上と地面のそれぞれの着地で静止し、コーチがテクニックをチェックできるようにします。適切な腕のスイングを使います。全行程を4回行います。 クイックジャンプ―ボックスや床から素早くジャンプすること以外は、同じルーティーンです。それぞれのボックスで4回行います。 ホップ―これはアスリートが片脚ホップをするための準備になります。ジャンプと同様、それぞれの着地はコントロールされ、しばらく静止し、テクニックをチェックできるようにします。それぞれの脚で1-2セット行います。 素早いホップ―それぞれのボックスで素早いホップでの昇降を1-2セット行います。 短時間の加速 低強度の素早いプライオメトリックトレーニング後、アスリートの神経系システムはすでに刺激され、爆発的運動の準備ができているので、加速トレーニングを始めましょう。低いボックスでのプライオメトリックトレーニングを過度な回数行ってしまうと、神経システムが過剰に疲労してしまい、発火ができなくなってしまうかもしれないということに注意することが重要になります。しかし、上記のルーティーンはかなり強度が低く、アスリートの準備運動としては素晴らしいものです。 ボールドロップ―コーチが肩の高さで、腕を伸ばしてテニスボールを2個保持し、10-12フィート(3.04-3.65m)前後離れた位置に立ちます。コーチが1つのボールを落下させると、アスリートは加速し、2回目のバウンド前にボールをキャッチしなければなりません。コーチはアスリートを様々なスタンスで立たせ(平行、前後にずらす、後ろ向き、横向き、片膝立ちなど)全部で12回行います(4回真っ直ぐ、4回横向き-左右それぞれ2回、4回後ろ向きでヒップターンを使う)。 加速のための追いかけっこ:楽しみながら、かつ競いあうゲームのなかで、加速のスキルを使います。加速と競争に働きかけるときに良く使うゲームがあります。私はこれを“門を通る競争”と呼んでいます。このようにして行います: 足を左右平行のスタンスにし、二人のアスリートを横に並べて立たせます。2つのコーンを3フィート(91.4cm)離して並べます(一人のアスリートがギリギリ通れる幅)。コーチの合図で、どちらのアスリートが先に門を通れるかを競争します。アスリートは身体を上手に利用し、別のアスリートの前に出る必要があります。押したり、足を引っ掛けたりすることは違反ですが、接触は起こります。5回行います。 ここで、アスリートは短い休息を挟んで、ストレングストレーニングに移行します。 上記のトレーニングの焦点は、すべてのスキルに優れたテクニックを用いることと、必要なときにできる限り爆発的に力を出すことです。ゆっくりコントロールされたジャンプや着地では爆発的な力というより、コントロールすることにより重点を置きます。 重要!ローボックストレーニングのヒント ローボックストレーニングを行う前に、ジャンプと着地のテクニックを選手が理解していることを確実にしてください。エクササイズの強度が低、ボックスが低くてもかまいません。まず最初にテクニックを習得させなければならないのです。
ジャンプの着地の指導
アスリートのパフォーマンストレーニング業界では、ジャンプトレーニングはかなりの流行語でありえます。過去にコーチから、ジャンプトレーニングがまるでなにか新しいものであるように、ジャンプトレーニングを提供できるかどうか、実際に尋ねられたことがあります。 その他すべてのアスレティックな動きの要素と同様、ジャンプはとても重要なものですが、初期のトレーニング段階において、私にとっての主要なポイントではありません。ジャンプからの着地が主要なポイントになります。 ジャンプ着地を指導する際の私の考え方と哲学は以下の通りです。これはカッティングやそれ以外の素早い接地の動きと非常によく似ています。ジャンプと着地の指導初期の段階では、常に私は、最初に着地の姿勢をアスリートにとらせます。これによって、アスリートはこの姿勢でどのような感覚がするのかを感じることができます。 ジャンプ着地の姿勢 骨盤を後ろへ 肩は膝の真上 両膝を前方に、足首は背屈 両膝は足部に対して垂直に 背骨はニュートラル この姿勢は、関節をサポートし、重要な組織にストレッチをかけ、身体のコントロールを産み出すことによってシステムに負荷をかけます。問題は、ジャンプとそれに伴う着地を必要とするスポーツや身体活動は、型が決まっていないということです。選手は両脚、片脚のあらゆるポジションでの、着地の仕方を身につけなければなりません。しかし、トレーニングの目的としては、コントロールし正確に行なわなければなりません。そうすれば、実際のスポーツにおいても、アンバランスな着地を上手くコントロールするためにトレーニングされた身体を得ることができるのです。 アスリートがしっかりした着地のスキルを習得するのを助けてくれる段階的プログラムは、下記の通りです。ジャンプ、リーピング、あるいはホッピング、全てに適応します。 着地は、およそ45-60°程度の膝屈曲位で行うべきです。つまり、より深い着地のパターンです。これによって、コントロール、筋力、良い姿勢の獲得に役立ちます。 初期の深い着地は低強度、低量で行うべきです。 徐々に着地の角度を25-40°に浅くしていきます。 量と強度はまだ低いまま維持します。角度を小さくする目的は、身体が着地し、別の方向に素早く反応できるように準備することにあります。これは素早いカッティング時の身体にポジションにかなり似ています。 最後に、角度を10-20°にします。これは、かなり固有感覚受容的な要素をもちます。45°以上の膝屈曲位のように、組織がプレストレッチされることがないため、身体を素早く安定させなければなりません。 目標は、着地の素早さと反応時間を徐々に早めていくことです。着地が深ければ深いほど、より安全ではありますが、着地姿勢からのリアクションが必要な時には、素早く対応できません、着地時の膝屈曲が浅いほど、筋・腱ユニットが伸張反射を起こすため、素早い反応ができます。より高い位置からの着地に対して素早い反応を起こすための素晴らしい方法は、例えば、縄跳び、ドットドリル、ラインドリル、素早い反応で行うローボックスジャンプなどです。正しいテクニック、関節の統合性、適切なパターンを獲得するためには、あまり早いタイミングで強度を上げ過ぎないようにしましょう。
ウォームアップと動作準備
思春期の選手の為のウォームアップと動作準備システムの目的とは: 神経的発火を向上させ(固有受容感覚と運動感覚アウェアネス) トレーニング実施前に姿勢または長さ張力関係の問題を矯正し 体温を上昇させ、筋肉及び関節の機能を高めるために血行を促進し アウェアネス向上のため交感神経を優勢にし 筋肉と関節複合体の可動域を向上させ より良い動作、神経発火、筋肉の働きのため、筋肉のコリをほぐし(筋筋膜性) エクササイズでより激しく動くために備え学ぶことです 下記に記載しているのは、私達が日常的に行うウォームアップの具体的なアウトラインです。これは実際のウォームアップの一例ですが、他の多くのルーティーンも必要に応じて紹介していきます。 フォームローリング 各選手は筋肉のコリをほぐす、及び解消するためにフォームローラーを、身体の特定部分(筋肉のみ)に使用します。これは主要な筋肉グループ、または問題があるとされる箇所のみに限定して使用します。 筋肉の質に応じて、約2-5分間程費やします。 主な特定部分は:ふくはらぎ、ハムストリング、腸脛靭帯、大腿四頭筋、臀筋、背中です。 選手達には、早めに到着し、実際のワークアウトの前にこの部分に取りかかることを奨励しています。 コレクティブストレッチ これはフォームロールの直後に実施され、筋肉の長さー張力関係と、姿勢上の問題を整えることが含まれます。 これは、全身の静的ストレッチのための時間ではありません。潜在的に問題のあるエリアを矯正することが目的です。 このセクションには必要に応じて30秒から2分間費やします。 選手は優先順位の高い筋肉グループを主に行います。 ダイナミックモビリティーとランニング ここで選手達は、筋肉と関節により大きな可動域を与えながら全可動域を通じて動き始めます。選手達はまた、動作能力向上のため様々なランニング、スキップ、シャッフル、ホッピング、バランス等のエクササイズに取り組みます。 このセクションは、モビリティーからランニングまで継ぎ目がありません。 このセクションは、ノンストップの動作プログラムです。選手の心拍数は劇的に上昇し、発汗が始まります。 このセクションには、大体約5-7分費やします。 下のリストは実際のエクササイズです: ダイナミックモビリティーと柔軟性: ニーハグ モンスターウォーク ランジパターン(リーチ、ローテーション、エルボートゥーインステップ) クロスオーバーランジ ベンチスライド インチワーム アリゲータークロール サイドベンド 仰向け股関節ルーティーン 四つん這い股関節ルーティーン ダイナミックランニング: フォーワード&バックワードラン フォワード、バックワード、サイドスキップ シャッフル ジャンピングロープ バリスティックラダー カリオカ ラインドリル 腕と脚の動きを伴うバランス運動 リフト動作ドリル(ウォールラン、ローボックスニードライブ、ミニハードルラン等) ショルダーサーキット ジャボレックコンプレックス(ダンベル、バーベル、又はスティック)ーその日のトレーニングの焦点がウェートルーム内に置かれている場合、このコンプレックストレーニングは多くの場面において使用されることになります。 ウォームアップ及び動作準備ルーティーンの重要な要素の一つに、実施する地面に応じて、出来る限り裸足またはソックスで行う点が挙げられます。これは、重要な安定筋群 を強化し、固有受容感覚を高める手助けをします。靴が足部の筋肉を安定させる代役を担ってしまい、それによって足部が弱くなってしまうのです。
アジリティ技術の向上方法とは?
あなたは野球の試合で、フライを捕球するために後退している際、外野手の足がもつれているのを見た事がありますか? また、マークについている相手が素晴らしいダブルムーブをした際に、バスケットボール選手がまごついている光景を何度目にしたことがありますか? クイックレシーバーやランニングバックに裏を取られないようにカバーリングしながら、後ろへ下がっているフットボールのコーナーバックまたはラインバッカーがバランスを崩しているのは? リトリートと後退 リトリート、または後退(地面があるのが前提で)は、練習を頻繁していなければ扱いにくいスキルになります。それは選手には各ステップの見通しがないことと、日常的な動作ではないことが理由です。後ろ向きに歩くことを、覚えようとする小さな子供を見たことがありますか? それはさながら綱渡りのようです。身体は自然に後退できるように設計されていません。我々は戦略的に、後退動作が自然になる方法を生み出さなくてはならないのです。 これは後退しながら選手のアジリティスキルを高めるいくつかの方法です: 立位ロングストライドバックワードラン ー 野球選手が守備位置まで後ろ向きで戻っている時によく見られます。 ショートスタンス(膝関節屈曲時)バックワードラン ー フットボールの試合でレシーバーのカバーリングをする際、多くのコーナーバックが最初の数歩に行う動きです。 バックワードシャッフル ー サッカーまたはバスケットボールで、コートやフィールド上で方向を一定に保とうとする際によく見られます。 フォワードクロスオーバーでのバックワードムーブメント ー バスケットボールの守備、サッカーの守備、ソフトボール又は野球の内野手、そしてテニス選手がボールをリトリートする際に見られます。 後退しながらの連続ヒップターン ーこれはオフェンスに抜かれないようにして、展開していこうとする場所へ素早く対応するための守備の戦法です。 スケートバックワード ー 当然、ホッケーとアイススケートに関するものです。 結論として、スポーツにおいては、プレーし、方位を一定に保ち続け、またオフェンスの意図を読み取るため、選手が後退せざるを得ない状況は数多く存在します。 若い子供達に、できるだけ様々な方法で後退方法を指導することは、彼等の身体認識能力と身体スキルを発達させるための優れた方法です。選手が若年時において、フットワーク、ボディコントロール、ボディポジショニング、そしてスピードの変化の感覚を習得できれば、リトリーティングスキルが要求される試合の状況に追い込まれても、より容易に順応することができるでしょう。 これは、後退を若い子供達に紹介すると共に、上級者や年上の選手に対するウォームアップとしても使える簡単な漸進方法です。 立位バックワード歩行 ー 適切な腕の動作とより大きなストライドを強調しましょう。 かがみ立ちバックワード歩行 ーしゃがんで、小さい歩幅で後退し、頭部を足の上に位置させるようにします。股関節からリードしましょう。 ”S”字パターン立位バックワード歩行 ー これにより空間、身体認識能力と、身体の固有感覚の発達させ始めます。 “S” 字パターンかがみ立ちバックワード歩行 ー 直立バックワード”S”と同じ利点ですが、ここでは足首の可動域がさらに拡大します。また選手は身体をより上手くコントロールしなくてはなりません。 ここでは最初の4つのステップをより素速く行います。(ウォーク、ジョギング、ラン等) 前向きリトリーティングシャッフル ー空間認識能力と身体テクニックを発達させます。 前向きリトリーティングクロスオーバー ー空間認識能力と身体テクニック、そして股関節と足首の可動域を発達させます。 シャッフル、クロスオーバー、シャッフル等のコンビネーション これは身体コントロール、身体位置の立て直し方、そして思考プロセスを発達させます。 シャッフルを伴う連続ヒップターン ー選手は軽快なフットワークを発達させ、足の運び方と股関節周りのリポジションを学習します。 クロスオーバーを伴う連続ヒップターン ーフットワーク、そして足を股関節周囲にリポジションする能力を発達させます。 あなたの好きなどんなコンビネーションもこのテンプレートで創作することができます。それは若い子供の学習のための優れた指導プログレッションであり、かつ上級選手が練習または競技に向け準備するための優れたウォームアップです。
スピード&アジリティーコーチングの5つの失敗
20年以上に渡って専門家であるという強みの1つは、考えられる全ての失敗を経験し、そこから学び続けているということです。スピードとアジリティーを教えるなかで、私から見たコーチ達が犯す上位5つの過ちをシェアしたいと思います。 間違いその1:スピードの代わりにコンディショニングを鍛える! コーチ達がスピード,敏捷性、アジリティーに取り組もうとする一方で、リカバリーと持続の重要性を見落とすことの多さには驚かされます。アスリートが総合的なスピードと敏捷性を向上させようとする時、どこかのタイミングでハイスピードでのトレーニングが必要となります。これをトレーニング効果のために充分なボリュームを確保するよう継続させる為には、エネルギーシステムの要求が理解される必要があります。私は通常3~7秒の範囲のなかで、ATP-CP系回路がまだ沢山のエネルギーを生産できる間に圧倒的なスピードと敏捷性を得るようにしています。加えて、ほとんどの競技動作は運動強度が落ちたり、動けなくなる前のたった数秒で起こるのです。私のゴールは、可能な限りのスピード、アジリティー、そして敏捷性を保った動きの効率性を習得する事です。 認識しなければいけない他の問題は、競技の合間のリカバリーです。私の通常のトレーニングセッションでのゴールは、100%の回復をしないようにすることです。それができれば素晴らしいのですが!残念ながら、各レップやセット毎での完全回復は、ほとんどの場合実践的ではありません(実践的であれば、もちろんやりますよ!)。私のゴールはアスリート達に8:1から12:1くらいで休憩と運動比を配分することです。充分なATPのリカバリーを得られることはわかっていますから、アスリート達が次のレップやセットに力を注げるのです。 コーチ達は、アスリートが次の運動を行う時に呼吸が乱れていた場合、最大スピードを獲得する為の充分な回復が得られていないことを認識する必要があります。これでは単なるコンディショニングセッションになってしまい、スピードセッションではありません。 間違いその2:技術向上の代わりにドリルを繰り返す! コーチ達は、様々なドリルのプログラム作りにおいて失敗を犯すことが多すぎます。こういったドリルは大抵スピード&アジリティードリルの“ユーチューブ”検索から来ています。問題は、ドリルはアスリートが実際に必要な要素において、ほんのわずかしか意味を成さないかもしれないということです。私はこれを “ドリルサーフィン“と呼びます。コーチ達が “グーグル検索”をしてクールでエキサイティングなドリルを見つけた時、彼らはそれをアスリート達が好むだろうと思って実行するのです。 コーチングとは、計画を遂行することです。スピードやアジリティーセッションのコーチング戦略は、アスリートが向上させる必要のある技術を中心に展開する必要があります。その技術が特定された時点で、コーチ達はその技術を向上させる為のドリルを模索できるのです。 ドリルは技術に直結し、必要性を満たすという目的にのみ働くということをいつも念頭に置いてください。 コーチ達が技術の代わりにドリルを好んで使う他の方法として、スピードラダーやドットドリル、アジリティーリング等のツールを使うものがあります。 決してこれらのツールが悪いわけではありませんが、コーチはアスリートがドリルをこなすことのチェックに注意を向けてしまい、運動動作においての正しいメカニクスの強化や、指導の機会を見逃してしまうことがよく見受けられます。 間違いその3:強化していない! スポーツパフォーマンスの世界において、アスリートに対して私以上に多角的なスピードスキルを指導することを重要視するコーチはそう多くはいないでしょう。もしアスリートが正しいメカニクスを教育されていなければ、彼らは決して真の動きの可能性に到達することはないでしょう。そうは言っても、私はスピードと敏捷性においての “宝の山”を見つけられる場所を知っています。それはウェイトルームの中です! 私にとって幸運だったのは、幼少期に沢山のストレングストレーニングに触れてきたことです。父はフィットネスに熱中していて、当時リフティングの方法を教えてくれました。ボディービルダーであり、パワーアスリートであった友人とワークアウトを始め、彼は私が18歳の時、ハードリフティングの為の素手でのアプローチを教えてくれました。また長年に渡り世界中のストレングストレーニング方法も学んできました。私はハードなトレーニングで強さを獲得し、その結果としてスピードは向上しました。 もしあなたが本当にスピード能力を向上させたいならば、ウェイトルームは絶対です。アスリートの馬力をアップさせれば、彼らのスピードにおけるメリットがわかるでしょう。 間違いその4:アスリート達のメッセージに注意を払わない! これはアスリートが言葉で話すという意味ではありません;彼らの動作における、身体からのメッセージという意味です。頻繁に、私達は単に自分達のコーチに教わったことだけを基に指導をしています。それが正解か不正解かを疑問に持たず、ただそれをこなすだけなのです。問題は、私達が何年も前に教えられた数々のテクニックやコーチング戦術は、人間本来の反応的動作には適合しないということです。 真の多角的なスビードや敏捷性は、アスリートが自分達の競技をおこない、各状況に反応する時に見られます。彼らはどう動くかなど考えません;ただ反応して動くだけです。交感神経システムが “闘争—闘争” 反応を作動させ、アスリート達は知覚された脅威に基づき行動します。これが起きた時、アスリートは敵から逃げたり追いかけたりする為に、身体を素早く加速姿勢に置く傾向があります。貯蔵されたエネルギーは、地面を蹴る脚による瞬発的な力生産の際に伸張-短縮サイクルを介して筋肉から放出されます。 どれも教えられることはありませんが、正しいメカニクスによって準備することはできるのです。私がコーチ達に気づいてもらいたいことは、人間の身体には保護的であり、効果的であり、そして効率的な生まれながらの働きがあり、それは、昔のコーチが “そのステップは間違いだ” などと言ったからというだけでめちゃくちゃにされるべきではないということです。人間本来の反応的動作への知識を深めてください。アスリート達からのメッセージに驚かされることでしょう… 考え込まずに直感で! 高校時代のフットボールコーチが、練習の締めくくりのスプリントで、テイクオフの時の短くてぎこちないステップをするように怒鳴りつけていたのを今でも思い出します。そして多くのチームメイト達が、こういった短くぎこちないステップでスパイクが芝生に引っかかり、最初の数歩でつまづいていたことも思い出します。これは現在においても、まさにその通りのように思えます。ユース世代のコーチ達は、いつも加速をする際に細かくステップを踏むように子供達に働きかけるのを耳にします。 間違いその4で、身体には生まれながらの能力があると話したのを覚えているでしょうか?これはその中の1つです。アスリートが加速をする際、地面を強く蹴る能力は、身体が素早く進む為に不可欠です。ですから、蹴り出し脚が力強く下方後方へ蹴る時、前脚はこの強度と一致しなければなりません(これは “アクションーリアクション”と呼ばれています)。前脚は後脚をより長く接地させる為に力強く前進します;これが身体の質量をより遠くに進める為の手助けとなるのです。 その他に注目すべきエリアは、腕の動きです。加速期での腕の振りは、特にバックスイングではとても長くなります。繰り返しますが、これは、より多くの力が活用される為により長い足部接地を求める事実に起因しています。腕の振りは脚の動きと一致する必要があり、それによりコーディネーションがうまれるのです。加速のプロセスは長くて力強い脚の動きに基づき、オーバーストライドではなく、ピストンのような脚の動きから生まれます。ピストンのような動きは、常に脛の角度を下後方にすることができ、引くことではなく、押すことへの体勢を作るのです。 最後に 私達はコーチとして、アスリートがベストの状態になるための手助けをするために、暗黙の誓いを立てているということを覚えておかなくてはなりません。これを果たす為に、スピードやアジリティ、そして敏捷性のようなパフォーマンスの質、そしてどうやって身体がこれらの能力を生かすかを理解していなければなりません。こういった運動の特徴をより良く理解することで、アスリートの脚を引っ張る典型的な失敗を避けることができるでしょう。