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サスペンショントレーナーを使用した胸椎モビリティマニュアルセラピー

サスペンショントレーナーを使用して、クライアントや患者さんへハンズオンのテクニックを適用することで、胸椎や股関節の動きを促進する方法のアイデアを理学療法士のアダム・ウルフがご紹介します。骨の動きと関節の相対的な動きを理解して効果的にアプローチしたいですね。

アダム・ウルフ 4:21

60歳を超えてからも爆発的でいられる方法

加齢とともに、速筋繊維が衰えてきたり、結合組織の弾性が弱まってきたり、バウンスすることがなくなったりすると、身体が重く感じる、弾みがなくなった感じがする。。。。のは止めようがないことなのでしょうか?65歳のアスリートであるダン・ジョンが自らの経験をシェアします。

ダン・ジョン 7:00

慢性疼痛を抱える人を助けたいなら

パフォームベターサミットの夏が終わったとは信じがたい気がします。過去2-3年間のブランクを経て、業界の素晴らしいプロの皆さんを指導し、再びつながることができたのは素晴らしいことでした。毎回、私自身も何か新しいことに目を開くことにもなります。今年もその例外ではなく、私の目を開くことになった「こと」とは、私自身の心にとても近いところに存在することでした。 特にプロビデンス会場でのQ&Aの枠において、痛みを抱えるクライアントや手術を経験した人達に対していかに働きかけるかについての質問が複数ありました。答えのほとんどは優れたものだったのですが、それらの答えは力学的な性質に目を向けたものでした。間違いなく、私達はエクササイズを通して人々を助けることはできますが、人々を本当に助けるには、その人の身体を何よりも先に見るのではなく、その人そのものを見て理解する必要があります。 自分自身が慢性痛を抱える人間として、私は皆さんにエクササイズはとてつもなく恐ろしいものだと伝えることができます。レストランに出かけて、どのようなタイプの座席にどのくらいの時間座ることになるかを心配することの他に、エクササイズは私に最も不安を与える事柄の一つなのです。これは妙に聞こえるかもしれませんね。私はコーチ達にいかにより良くトレーニングをするかを指導し、またエクササイズをすることが大好きなわけですから。 しかしながら、私はエクササイズ実施後に痛みを引き起こさないプログラムを見つけることが、大きなチャレンジであることを発見してもいます。信じてください、正しいフォームで行うとか、やりすぎないようにするとかの問題ではないのです。疾患のためのかなり大きな手術や頚椎手術の失敗を経験した後、ほんの些細なことが炎症の再燃を引き起こし得るのです。悲しいことに、エクササイズもそういったことのひとつなのですが、何かが「悪い」のではなく、その日その日に私の身体に何ができるかを見つけることが大切なのです。 私のような人間がトレーニングに恐怖を抱くことがあるのであれば、身体やエクササイズに関して私のように教育されていない人がどう感じるか想像してみてください!多くのフィットネスプロの人達は、手術を経験したり慢性痛を抱えたりする人たちの多くがジムに行くことを決意するのに勇気を必要とすることに気づいていません。 私達にとって最も大きな恐怖は、炎症が再燃して痛みが再発することです。炎症の再発は単に居心地が悪いとか少しの間痛みがあるとかではありません。それが何日も、何週間も、何ヶ月も続くことさえあるのです。炎症の再燃は、ベッドに寝たきりで仕事に行けないことから、他者との個人的な関係性に困難が生じることまで、とにかく日々の生活をとてつもなく困難にしてしまうことがあります。 この理由のために、私はフィットネスプロの皆さんが行う必要のあるいくつかのことをシェアしたいと願っています。まず最初に、痛みに関して十分に理解をするということ。もちろん、痛みは科学における膨大なエリアですが、人々が抱える身体とメンタルの両方におけるチャレンジへの気づきを持つことはとても重要です。クライアントの信頼を獲得することもまた必要不可欠なこと。彼らの恐怖を聞き取り認識することは、彼らに提供するいかなるワークアウトよりも重きを占めます。 最も困難な部分のひとつは、彼ら自身が自らの健康に大きな責任を担っているということの理解を助けることでしょう。つい先日、私の疼痛専門医(そうです。疼痛専門医の存在を知らないなら、知るべきです!)は、私が自分自身の努力によって、自身の痛みを最小限の薬で管理できていることに対して、文字通り拍手をしてくれました。信じてください、エクササイズのみでなく日々の仕事負荷を私はこなしているのです。 メディテーション(これには神経可塑性疼痛に取り組むためのソマティックトラッキングも含まれています。 https://www.curablehealth.com のようなアプリをチェックすることができます。)これは最低でも1日30分(時に1日を通して分散させることもあります)費やします。 毎日のストレッチ(あらゆるタイプのストレッチ) 栄養(体脂肪を低減させるためではなく、炎症を低減し身体のシステムを落ち着かせることで痛みが増幅しないようにするための食餌) 治療薬 鍼灸 心理療法(痛みと日々の生活を管理する方法を学ぶ) エクササイズ(ストレングストレーニングと犬の散歩のような一般的な活動の両方) マインドフルなメディテーション(私は身体とマインドを落ち着かせることを助けるために太極拳と気功を練習しています。) ストレス管理(ストレス過多は炎症再燃を引き起こし得る。) これらは日々のルーティンに取り込むにはかなり莫大なことであり、私が一貫してこれら全てを実行していることに(とても幸運なことに私は全てのことを一貫して行う能力があるので)私の疼痛専門医が驚いたのは、これが理由なのです。 私が伝えたいポイントは、もしあなたが痛みを抱える人達を助けたいのなら、彼らが面と向かっている問題と彼らにとって利用可能なオプションについて理解する必要があるということです。恐怖は、管理しようとすることの大きな部分を占め、より少なく何かをすることは多くの場合より多くの成果をもたらします。慌てずに時間をかけて彼らと彼らのチャレンジを理解するなら、エクササイズが損傷を生み出すものでは無いことを彼らが認識することを助けることは非常に大きな影響を与えます。回復には、エクササイズ以外に何が関わっているかを理解することも、違いを生み出す大きな部分です。健康に関するこの複雑なエリアに関する生徒でありつつ、何よりもより良い人間でありたいと欲することは大きく役立ちます。

ジョシュ・ヘンキン 2470字

3DMAPS ファシアシリーズ エピソード20:反対側ラテラルチェーンとトゥイーク

同側ラテラルチェーンで注目したのは、支持脚の股関節外転だったのに対して、反対側ラテラルチェーンの動きでは、股関節内転に注目をします。前額面のみでなく、他の動きの2面でも動きを引き出すのなら、どのようなトゥイーク(微調整)ができるのでしょうか?

グレイインスティテュート 7:11

胸郭へのマニュアルテクニック

クライアントの呼吸のタイミングに合わせて、胸郭の動きに制限があるエリアをより自由に動きやすくするための徒手的なアプローチの方法をマイケル・ムリンがデモを交えて紹介をします。吸気、呼気、それぞれのタイミングと動きに注目しましょう。

マイケル・ムリン 2:51

最良のコア&臀筋エクササイズ

DVRTのMAXランジというエクササイズをご存知でしょうか?ダイナミックで難易度の高いこの動きを段階的に構築するためには、どのように動きを準備していけば良いのか、ジェシカ・ベントがリフト&チョップの動きのパターンと絡めて解説します。

ジェシカ・ベント 3:43

胸椎のモビリティとファシアのライン

サスペンショントレーナーを利用して、様々なファシア(筋膜)のラインへ働きかける方法のアイデアを理学療法士のアダム・ウルフがご紹介します。アンテリア、ポステリア、ラテラル、そしてアンテリアとポステリアのX状のつながりにも注目をします。

アダム・ウルフ 4:02

Kaori’s Update #75 - 野球に関わるコンテンツの中から

日本でもアメリカでも大人気のスポーツの一つである野球。キネティコスのコンテンツを提供してくれているエキスパート達の中には野球に精通した専門家が何人も存在しています。今回は、盗塁のスキルに注目したSAQのリー・タフトのコンテンツと、元ボストンレッドソックスのヘッドトレーナーである理学療法士のマイク・ライノルドの紹介する前腕の効果的なストレッチ方法のビデオをピックアップしてみました。是非チェックしてみてください。

谷 佳織 1:54

筋肉の硬さを心配しなくていい理由

硬さを心配しなくていい理由 筋肉及び関節の硬さは、2つのこととして捉えることができます: 1.実際の、または知覚的な関節及び筋肉の剛性として。剛性とは、ある関節や構造を動かすのに必要な力の大きさを表す力学的な概念です。より剛性の高い物質または関節は、伸ばしたり動かしたりするのにより大きな力を要します。 2.可動性とは可動域全体を指します。可動域が低下していることを、硬くなっていると言う人もいます。硬さという用語をこのように使うべきではありません。可動域の低下は、可動性の制限と考えましょう。これは、つま先を触ることができるか、背中でどこまで手が届くか、またはバックベンド(後屈)をすることができるかどうかに表れるでしょう。 ところで、”硬さ”とはかなり無意味な用語です。それはよく、硬く感じることと可動性が制限されているように感じることの両方を意味するために使われます。私はその用語を、硬直の意味か関節可動性における制限を示す意味のどちらかで、とても一般的に使っています。その意味が重要な場合には、もっと具体的に説明するでしょう。 伝統的な理学療法では、痛みの原因として”硬い”筋肉をしばしば非難してきました。それらの理論のいくつかを見てみて、どうしてそれらが痛みに関しては恐らく無関係なのかを見てみましょう。この記事ではこの剛性と可動性の感覚的な側面に焦点を当てており、次の記事では剛性と可動性の力学的な側面に焦点を当てていきます。しかし、どちらの記事も概ね、それを心配しすぎないようにという内容です。痛みの世界では、硬さや可動性の制限があまりにも責められすぎているのです。 理由その1:自分が感じていることを信用できない。すなわち:あなたは本当は“硬く”ない 私が“硬い”と引用符で囲んで表しているのを見たことがあるかもしれません。これはなぜかと言うと、筋肉が硬いまたは硬直していると感じたりすることがありますが、それは本当に可動性が低下しているというわけでも、客観的に硬くなっているわけでもないからです。ごく簡単に言うと、わたしたちは自分が感じていることを常に信用できるというわけではありません。特に痛みがあるときは。痛みは、わたしたちが自分の身体を知覚する方法を乱します。そのため、多くの関節(脊椎、膝、首)に痛みを抱える人々はより硬さの知覚を報告するでしょうが、これは実際に計測された硬さとは一致しません(これについてはこちらの素晴らしい論文が調査しています)。首の痛みがある人々が硬さを報告してきても、痛みのない人より客観的に硬いかというとそういうわけでもないのです(参考文献はこちら)。 これは非常によくあることですーわたしたちは痛みのある時に感じることを常に信用できるわけではないのです。膝の痛みがある人は不安定感を報告するでしょうが、彼らの不安定性や弛緩性の客観的な測定値は、彼らの知覚と相関がありません(参考文献はこちら)。そしてこれはまた、腫脹の知覚にも当てはまります。実際の腫脹は、膝の痛みがある人の知覚された腫脹とは相関がありません(参考文献はこちら)。 それは、何かがなんとなく痛かったり気になるということを伝える手段がないので、ただ”硬い”とだけ感じてしまっているようなものです。繰り返しますが、これは奇妙なことではありません。わたしたちの知覚が、必ずしも実際に起きていることの良い指標になるとは限らないのです。長期的なストレッチ法を受けると、可動性または可動域は増加しますが、関節の硬さには変化は見られないでしょう(参考文献はこちら)。しかし!!!実際の硬さには客観的な変化がないとしても、その人は硬さが軽減されたと感じるのです(参考文献はこちら)。身体は時に素晴らしく、時に愚かです。 多くの人が示唆しているのは、硬いと感じる知覚は、ただ不安や不快感、疲労、痛み、または過敏性という感覚が現れる一つの方法に過ぎないということです。また、あなたが痛みを抱えているとき、ある善意のセラピストがあなたにどこかが硬い(例えばそのセラピストがあなたの僧帽筋をぐっと押して、「これは今まで見てきた中で最も硬い僧帽筋だ」と言う)からそれが痛みの原因ですよ、と言ってくるとしましょう。そうすると、本来は決して問題ではなかったはずの偽りの硬さ/硬直の問題を“治そう”として多くの時間を費やすという、この沼にはまってしまうのです。わたしたちは正常な感覚を病的なものとみなしているのかもしれず、そうなるとすべての“修正法”(例えばストレッチ、フォームロール、マッサージ、手技)は間違った標的を追いかけているため、失敗のお膳立てをすることになってしまうでしょう。 理由その2:硬いと感じることや実際の硬さは、付帯現象または痛みの副作用である 付帯現象とは一体何でしょう?付帯現象とは、一次現象と同時にまたは並行して起こる二次現象のことです。痛みに伴い硬直が起こりますが、実は硬直は痛みの原因ではありません(例えば痛みがある人にはより脊椎の硬さが見られます。参考文献はこちら)。つまり、他の何かが痛みと硬さの知覚の両方を引き起こしているのです。痛みそのものが硬直の原因となるという考えは、これに関連したものでしょう。このことは、状況を大げさにする傾向のある人は筋の剛性及び安定性が高くなるという、実験的に誘発された痛みの研究のいくつかにおいて見られます(参考文献はこちら)。 単純な例は、変形性膝関節症です。変形性膝関節症を患っていると、朝に硬直があるでしょう。これは症状の一部です。また、痛みを伴う場合もあるでしょう。痛みと硬直はどちらも、変形性膝関節症の過程で引き起こされるものです。それらはただ相関しているだけなのです。硬直が痛みを引き起こしているわけではありません。 もう一つの例は、付帯現象が副作用に発展し、そこから痛みの原因に変化する場合です。あなたが腰痛持ちで、脊椎屈曲に敏感であり、脊椎屈曲を恐れているとしましょう。恐らく、脊椎を曲げると椎間板がすり減るとか、脊椎を固定して屈曲を防ぎ、それを守らなくてはならないというような、くだらないことを言われたことがあるでしょう(ところで椎間板は順応することができ、ストレスは良いものですー参考文献はこちらとこちら)。ほとんどの場合、これはかなりひどいアドバイスで(一時的に屈曲を避けるべきいくつかの例外はあります)、多くの人々を混乱させてきたのはこの類のアドバイスです。そこであなたは、無意識または意識的に体幹をブレーシングし、動きを制限させ、体幹筋を”締める”ことでしょう。自然と硬さや痛みを感じるようになるかもしれません。あなたは、がちがちに防衛性筋収縮した状態になり、脊椎の動きの流動性を失ってしまうかもしれない、それでもなお腰痛に苦しんでいるのです。それでは、痛みの本当の原因は何なのでしょうか?私は、硬直はちょうど痛みと同じように最初の被害者であったものの、今では問題を永続させることに関与していると思います。 恐らく、恐怖、心配、そして脊椎には多くの保護が必要だという思い込みが、脊椎を固定し動かさないようにさせ、それが筋肉や関節の硬さの原因となって、痛みの定着につながったのでしょう。脊椎は動くことが大好きなのに、あなたが脊椎の健康的な活動を否定しているため、動きの欠如は今や痛みの永続化を手助けしています。そしてブレーシングや防衛性筋収縮が背中に対するネガティブな思い込みを生み、それが今度はあなたを過敏にしているのです。痛みを維持し続けている主な問題は、あなたがこれまで与えられてきた、くだらないアドバイスだったのです。背中について抱く思い込みや恐怖、そして心配が、何も考えずに、恐れることなく自信を持って背中を動かすというような健康的なことをやめさせる原因となっていたのです。つまり、筋肉及び関節の硬さは、当初は痛みとあなたの思い込みの副作用でしたが、今では痛みの問題を促進させているわけです。 ここでの解決策は、脊椎にフォームロールを行うことや、背中をポキッとしてもらうこと、またはマッサージで何かを”緩めて”もらうことではありません。そうではなく、痛みの問題である脊椎の健康を高め、自分のできることに再び自信を持ち始めることが解決策となるでしょう。 理由その3:実際にある硬直ではなく、硬いことを心配することこそが問題なのである 痛みと硬さの知覚は痛みがあるときに結び付くことが多いため、硬さの知覚が重要な問題だと考え始めるかもしれません。もしあなたが私のような人なら、あなたは熟考する人であり、大げさな人かもしれません。人間には、無害なセンセーションを、苦しみや障害を引き起こしうる厄介なものへ実際に変えてしまう能力があります。そして残念ながら、硬さの知覚でもそれはありうると思います。人間であれば、硬さを感じるでしょう。そして痛みを感じるでしょう。これらは避けられないものです。そしてそれらが問題だと言われたら、これらのことを常に修正しなくてはならないと考えるかもしれません。そうして、フォームロールをし、マッサージをし、ストレッチをし、リリースをしようとするというこの過剰警戒列車に乗ってしまうのです。 残念ながら、私の専門職は、正常な身体感覚を病理学的に捉えてきました。それがわたしたちの一部を本当に苦しめている可能性もあります。それは夜に何かが滴るのを聞くようなものです。眠りたいのに、どうもその滴る音が気になり考え始めてしまうのです。ただ水滴が落ちているだけなのです。水滴は排水溝へと流れていきます。なんでもないことです。しかしそれを考え続けてしまうと、その音しか聞こえなくなり、眠れなくなってしまうのです。関連して、それは眠ろうとすることと同じです。眠ろうとすればするほど、また眠らなくてはと考えれば考えるほど、眠れなくなってしまいますよね。 あるいは、腸脛靭帯が硬いのでリリースやストレッチが必要だと言われたことがあるかもしれません。もしくは、ある腱が硬い、または大腿筋膜張筋が硬くて、腸脛靭帯を引っ張って膝の痛みを引き起こしているのだと言われたり。これらのことは実際には存在せず、問題ではありません。しかし、腸脛靭帯をつついてみると圧痛を感じるかもしれませんし、硬いと感じるかもしれません。ですが、それはそう感じるものなのです。結合組織を伸ばすことはできません。繰り返しになりますが、ここで問題なのは、正常な感覚を問題にしてしまっているということです。それはやめましょう。 それでは、ここでの解決法は何でしょうか?ストレッチし、モビライゼーションをし、フォームロールをし、マッサージを受けるのはよいのでしょうか?もしこれらの方法を試したところうまくいったのであれば、素晴らしいことです。そのまま続けてください。しかし、それを試したけれどもいまだに苦しんでいる、あるいは何かをする前後に20分間フォームロールをする必要があるのだとしたら、恐らくそのセルフケアを止めるべき時なのかもしれません。その硬さが本当に意味するものを再評価しましょう。それは本当にあなたを苦しめている問題なのでしょうか?誰かがそれを問題だと言っただけで、あなたは今、何かを“リリース”しようと人生の半分を費やしているのではないでしょうか。硬いという感覚を偏見なく見て、「おや、この動きは硬いと感じるな。興味深い。でもこれは、本質的に問題があるわけでも病的なものでもないんですよ。それはそういうものであり、修正が必要なものではないんです。」って言えるでしょうか? それは必ずしも簡単なことではありません。ただこれらの感覚を受け入れて、それらを増幅させないようにするのです。すると面白いことに、そうすることでそれらの感覚が実際にそれほど煩わしくなくなり、それに気付かないことさえあるかもしれません。実際には修正する必要のない”何かを修正“しようとすることをやめて、自分自身を受け入れるのです。

グレッグ・リーマン 4993字

TMCC(テンポロマンディビュラー サービカル チェイン)の影響:たとえ"理解"できないとしても

テンポロマンディビュラー サービカル チェーン/側頭下顎骨頸椎チェーン(TMCC)は、人体に備わる多関節チェーン、あるいは筋群によるいくつかのチェーンのひとつで、互いに連携し合って動きを誘導する役割を担っています。私達の身体には、ふたつのチェーンがあり、体の左側と右側にそれぞれ1つずつあります。頭(頭蓋)、顎(下顎)、首(頸椎)の動きを連携させ、また身体の両側を互いに調整し合います。 Postural Restoration Institute®のコースを受講された方には、プライマリーコースで簡単に説明されていますが、セカンダリーコースの「Cervical Revolution」では、このチェーンの機能不全の特定、評価、治療についてより深く説明されています。このコースは、歯や顎-口腔-顔面、オステオパシーや整形外科的な概念がふんだんに盛り込まれており、最初は理解するのに非常に困難な内容です。PRIの治療方法を利用する施術家にとって重要な情報ですが、真に「理解」するのは難しい人もいるかもしれません。 このチェーンが私たちのシステムに与える影響や、小さな変化が身体の他全体に大きな影響を与えることを示すことができる、最近来られたある患者の話しを紹介するのは助けになるであろうと思いました。 短い期間でしたが、私はその患者を両側の肩の問題で診ていました(医師の診断 ICD9 719.41: 「肩の領域を含む関節内の疼痛」)。理学療法で患者を治療する多くの人はご存知の通り、この医師が示した診断のように、ほとんどの場合において診断は重要でないかもしれません。断裂や関節炎がないと言ってくれれば十分です。彼の所見のすべてを列挙することもできるでしょうが、ここでは重要ではありません。 彼は着実に回復に向かっていましたが、彼の症状や回復には、トップダウンの要素が強いのではないかと早くから思っていたのです-- 顔面のゆがみ、話すときの下顎のグラつき、頸椎の側屈、私と話すときの身体の向きなどです。様々な理由から初期には対処することができなかったのですが、今日はよいタイミングでしたので、私が撮った何枚かの写真を見せようと思いました。これらの写真は、彼との教育過程で重要な役割がありました。舌圧子を手にして、彼にベッドに仰臥位になってもらいました。舌圧子は、実際右手に持っているのが見えています-- 彼はそれを使って何をするのかまったく知らないわけです :) 楽な姿勢で横になってくださいとお願いしたら、彼はこのような姿勢になりました。 リラックスポジション ビフォー うーん、少し中心からずれています 頭が明らかに左側方にずれていますね。関節窩上腕関節の内旋運動(HGIR −下写真参照)のテストも行い、これをビフォーとアフターの評価(比較可能な兆候)として使用しました。前週よりもずっと良くなっていますが、この位置においても両側でやや制限されています。 HGIRテスト その後、頭蓋と頸椎を手動で正しい配列の方向へ動かしたところ、彼はこう言いました。"これで真っ直ぐ!?本当!?" その写真がこちらです。 マニュアル配列後のリラックスポジション 写真ではわかりにくいですが、見た目はまっすぐでも、それを維持することができません。 彼は、この姿勢になったことで(明らかな)硬さと痛みがあることを指摘しました。見た目は良くなったものの、彼のシステムはそれをキープすることができないのです。私は、彼に深呼吸を数回するように言いました(彼は、私が使って欲しい呼吸の手順をよくトレーニングしてきました)、頭を持ち上げて動かし、楽に横になってもらうと、彼は結局このポジションに戻ってしまいました。 リラックスポジション ビフォー デフォルトのポジション そこで、次に舌圧子(=単なる平たい木の棒)を右の上下の歯の間に挟み、数回呼吸をし、頭を揺れ動かして楽に寝てもらいましたが、まったく変化なしでした。HGIRスコアも変化しませんでした。 それから、左の上下の歯の間に舌圧子を置き変え、心地よいと感じる程度にバランスよく口を閉じてもらい、舌圧子を保持するように言いました。(多くの場合、このように説明すると、人は自分が何をするように求めているのかがわかります)。その後、数回十分に呼吸をしてもらい、頭を持ち上げて楽な位置まで動かしてもらうと、このようになりました。 木の棒をくわえたリラックスポジション この姿勢でのHGIRのスコアもすべて正常で、本人もそれを実感できたようです。彼にはこれらの写真を見せることにより何が異なるのかを分かってもらいました。2分という短い時間でしたが、彼は完全に納得してくれました。やっと私たちがやろうとしていることへのコンプライアンスと評価を得ることができそうです。 (完全な開示:私は頭の位置に影響を与えるようなことは何もしていません。また何らかの形で彼に合図を送ることもしていません。以上) この記事で紹介している以外にも、まだまだたくさんのことがありますが、Postural Restoration®の評価や介入方法について、これまであまり触れてこなかった方々にとって、このビジュアルが参考になればと思います。これは治療計画の一部であって、治療計画そのものではないことを忘れてはなりません。特に彼のHEPと体重負荷運動は、このようなものを使ってトップダウンのチェーンを遮断し、ADL(咀嚼、嚥下、安静時の姿勢など)においても舌と顎の位置をより意識する方法を指導し、TMCC/Cervical Revolutionのプロトコルのさらなる側面も紹介する予定です。

マイケル・ムリン 2397字

クライアントの成功のためのCARアプローチ法

お気づきかどうかはわかりませんが、クライアントやアスリートをトレーニングすることは、コロナ禍の前と今では少し異なっています。 ジムは常に流動的です―開店と閉店が定期的に起きています。 クライアントは自身のリズムをつかみ、身体を元に戻すことに苦心しています。 そして、私が思う最も大きな問題の一つは、大きなグループでのトレーニングが、皆さんご存知の通り事実上無くなってしまったことです。 そういうわけで、私たちはどうなってしまうのでしょうか? あなたのことはわかりませんが、私はまだコーチングのキャリアを辞めようとは思っていません。 そこで、現状についての愚痴を言う代わりに、自分自身と他の人たちと差をつけることができるとわかっている3つのことについて詳細に説明しようと思います。 興味が湧きましたか? そう願います…それでは始めましょう! C=つながり(Connection) 絶対に流行遅れにならないことの一つは、あなたのクライアントやアスリートとつながり:コネクションを作ることです。 ジムで働いたり、誰かがコーチングしているのを見たりして、次のように思ったことはないですか: なんでこの人にクライアントがいるのだろう? この投稿を読んでいるのであれば、私は以前にあなたがその考えを持ったことを事実上保証してもいいでしょう。 そして、私自身もその考えを何回も持ったことがあると身をもって言うことができるのです! 昔、私がCardinal Fitnessでトレーニングをしていた時に、同じコーチが四人の異なるクライアントを全く同じプログラムを用いてトレーニングしていたのを見たときのように。 または、あるコーチが彼のクライアントに人類が知り得る全ての胸部のエクササイズを行わせて、それがこのクライアントの可哀想な大胸筋に対する60分間の総攻撃になったのを見たときのように。 なぜ人々は、このようなトレーナーやコーチから離れないのでしょうか?簡単です−彼らは自身がトレーニングする人たちと強固なコネクションを作り上げたからです。 彼らはクライアントの夢を知っています。 彼らはクライアントの目標を知っています。 彼らは、クライアントの息子の野球の大会の結果や、娘の歌のレッスンの調子を尋ねるのです。 それは、この狂った世の中で、他の誰かがあなたやあなたの世界で起きていることを気にかけているということを知ることなのです。 そして時に、それはある人にとっては結果を出すことよりも、もっと大事なことなのです(詳しくは下記で)。 特に、RTS、IFASTや似たような施設にいる私たちの多くは、素晴らしいテクニシャンであることやクライアントやアスリートにふさわしい結果を出すことに誇りを持っているため、これは受け入れ難いかもしれません。 そして、それは悪いことではありません。 ただ、あなたはロボットではなく、「人間」をトレーニングしていることを覚えていてください。 あらゆる人は今何か大変なことを経験していて、彼らは自身の方法でそれに対処しているのです。 そこで、あなたがその人をどのような気持ちにさせるかは、長期にわたってクライアントとして継続してもらうために信じられないくらい重要なことです。 A=責任(Accountability) 私は長年にわたって様々なコーチを雇ってきました。 私の代わりにトレーニングを作成するストレングスコーチを雇ったこともあります。 システムを構築し、適切な人たちを雇い、そして(理想的には)より多くの収益を上げるためのビジネスコーチを雇ったこともあります。 さらには、私は、私自身の優勢順位をはっきりさせ、なりたい人間になるための助けとなるようパーソナル/ライフコーチさえも雇いました。 しかし、コーチングについて話すとき、あなたは一般的に二つの理由の内の一つのために誰かを雇うでしょう: 戦略や戦術が必要である、または 責任を持つ必要がある。 一つ目のケースでは、時にあなたが行き詰まってしまったためにコーチを雇う−筋力を向上させ、より多くのクライアントを獲得し、または単にあなたにとって何が重要かを理解するための戦略が必要なのです。 しかし、もう一つは−そしてもしかするとコーチを雇う際に、更に大きな理由として、あなたがこの先責任を持つ必要があるから。 もしあなたが少しでもコーチングをしたことがあるならば、次のことについて少し考えてみてください: 全ての戦略、戦術や秘訣を理解している…しかし、単に自身に責任を持たせるためにあなたを雇ったクライアントが何人いましたか? 最近これはパズルの非常に大きなピースの一つなのです。 例えば、私は非常に多くの人がパンデミック禍で体重が増えたことを直接的に接して知っています。 彼らは自身でトレーニングとエクササイズする方法を知っていました。 彼らは正しく、または自身の体重を管理するたに適切に、食事をとる方法を知っていました。 彼らはより多くの睡眠をとり、毎夜3時まで過度にネットフリックスを見るべきではないことを理解していました。 それにもかかわらず、彼らは10、15または20パウンド体重が増えてロックダウンを明けたのです。 何が起きたのでしょうか? 彼らは責任を持たなくなったのです。 彼らには、週に3回エクササイズを行う、または栄養のプログラムに沿うようにさせていたあなた−彼らのトレーナーやコーチ、がいなくなってしまったのです。 そこで、もしあなたが本当に2021年に自分自身を目立たせたいのであれば、戦略を教えるコーチであることだけにとどまらないでください。 責任を持たせるコーチでいることにプライドを持ち−そしてあなたのクライアントやアスリートの結果が劇的に改善するのをみてください。 R=結果(Results) 私が自宅でのトレーニングをしていた大分昔の頃、私にとって一つのことが際立っていました… 私がトレーニングを長年指導していた、体型に少ししか(または全く)変化のなかった何人かのクライアントがいました。 彼らは実際、体重が減ることはありませんでした。 明らかな筋力の向上はありませんでした。 任意の目標の数値を用いたかも関係なく、おそらく前よりも「健康」にはなっていなかったと思います。 どうしたのでしょうか? 私にとって運が良いことに、多くの場合これらのクライアントは繋がりと責任の部分に信じられなくらいの重点を置いており、結果は遠く離れた3位に低迷していました。 しかし、このような人たちはルールに対する例外であったとも私は主張します。 彼らのケースでは、彼らの多くは私を雇う必要性の理由があり、さらに、彼らの人生の他の要素(彼らのキャリアなど)が自身の体型よりも先行するのです。 繋がりや責任を、成功するトレーナーやコーチにとって必要なソフトスキルと考えるのが役に立つかもしれません。 毎日職場に出勤し、あなたの周りの人に敬意をもって対応し、そしてあなたが彼らのことを本当に気にかけていることを示しましょう。 それがしっかりとできれば、ハードスキルについて真剣になる時です。 減量の手助けをする。 筋肉をつける。 筋力や動きの能力を発展させる。 これが地球上でベストのトレーナーやコーチがやっていることだと私は思います−彼らは、ハードスキルとソフトスキルの、自分だけのユニークな組み合わせ、トレーニングの技術と理論、を見つけているのです。 最初の二つの要素だけを基礎に一定の間、誰かのトレーニングを行えるかもしれませんが、ある時点で、あなたは実際に結果を出させなけらばならないからです。 まとめ どうでしょう、クライアントがより成功するための私のCARアプローチ法でした。 三つ全てを向上させるということを目標にすることもできますが、私はただ一つのことに集中することから始めることを強く推奨します。 あなたの仕事を一つ上のレベルに引き上げるために向上させることができる分野は何でしょうか? クライアントとより強いつながりを作る必要があるでしょうか? より責任を持てるような環境を作り出す必要があるでしょうか? または、単により良い結果を出すためのトレーニングやコーチングに関する戦術をより深く理解する必要があるでしょうか? その質問に答えて、それをこれからの90日で向上させる主な焦点としましょう。 結果としてあなたの結果はうなぎ登りに上がっていくことを保証します!

マイク・ロバートソン 3703字

尾骨を使って腰部の痛みを助ける

尾骨の動きに注目することって普段あまりしていないかもしれませんよね。仙骨のさらに先端にある尾骨の最も先端の部分で動きをドライブすることで、どんな感覚を得ることができるのか?すぐに試してみたくなる誰にでもできる動きです。

オリジナルストレングス 4:53