マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてポイントとコインを獲得すれば理解も深まります。
盗塁の能力を向上させる
多くの野球選手を受け持つあるスポーツパフォーマンスのトレーナーが、野球選手のスピード、特に盗塁に関して、の向上方法について話したかったのです。私のことを知っている人なら誰でも、スピードについてのあらゆる会話が私に火をつけることに気づいているでしょう。 テクニックは重要である ほとんどのトレーナーやコーチ達は、純粋なスプリントのメカニクスやスピードのドリルにすぐに取り掛かりたいようです。彼らは、リアクションスピードやスタートのスピード、そして加速のスピードの重要な要素を完全に見落としています。アスリートのスタートの方法こそが9割のスポーツで大きな違いを生み出すのです。もしスタートが遅ければ、ゴールするのも遅くなるでしょう! あらゆるアスリートのスピードは、常にスタートのテクニックから始まります。もしスタンスが悪ければスタートも悪くなるでしょう。野球選手にとっては、盗塁とは初動作、スタートのスピード、そして加速のスピードが関連しています。身体は、力を素早く発揮でき、そしてこれらの力を身体が受けて何かをするための姿勢でいなければいけません。 アスレチックスタンス 野球選手がリードをとる際、飛び跳ねる準備のできたばねのようなアスレチックスタンスを取らなければなりません。これは下記を行うことで実現できます: 二塁へ向けてまたは一塁へ戻るために水平方向へのプッシュオフができるよう、肩幅より広く足を開きましょう。 足の親指の付け根に体重をのせ、足をまっすぐまたは少し内に向けましょう。 下および外方向に力を発揮するために、膝はプッシュオフの角度と合っていなければなりません。常に足で下および外方向への力をかけながら、シンプルに足からの垂直線の内側に膝を入れましょう(大きなペーパータオルを足で半分に引き裂こうとしているように)。これでローディングができ、発揮する準備ができました。 足首に体重をかけるために膝は前方に押し出し(背屈)、膝は足の上か少し前になるようにしましょう。 背中をまっすぐにして、肩が膝の上にくるようにしましょう。 肘を曲げて手はベルトの高さになるようにしましょう。これによって、ランニング姿勢に入るために手が動かなければならない距離が減少します。レバーアームの長さも短くなり、より素早い腕のポジショニングができます。 私の野球選手には盗塁の方法を学ぶ際、そのプロセスを始めていくにあたって常に手を焦点とするように教えます。手が素早く動く時、より大きなパワーが発揮され、キネティックチェーンを通じてプッシュオフが起こる足へと降りていきます。 盗塁の動作 さて、盗塁の動作が実際にどのように起こるべきかをよく見てみましょう。これを覚えていてください;選手の身体はホームベースを向いて横向きのスタンスから可能な限り効率的に2塁に向かって90度水平方向に加速しなければいけません。野球選手が最初に理解しなければならないことは、実際の踏み出しに含まれるメカニクスが何であるかです。動作のリストを見て見ましょう(これら全ての動作は要素要素の総和で起こることを覚えていてください。): 左脚は私達がプッシュオフレッグと呼ぶものです。身体を2塁に向けて動かしていくパワーの源になります。大きな距離を稼ぐために使われるのではなく、その目的は、股関節と肩をパワーレッグと呼ばれる右脚の上に移動させることです。右脚がパワーレッグと呼ばれるのは、それが水平方向の加速における最初のパワフルなプッシュオフになるからです。 パワーレッグ(右脚)はディレクショナルステップと呼ばれるものを行います。これは、背屈している右足が2塁に向くように、右脚を地面から少し離し、股関節を外旋させる(外側に回旋させる)ことで起こります。右足は、加速のプロセスを開始するために地面に対して下および後ろ方向に押し出します。右足を身体の前に出しすぎて踵が最初に接地しないようにすることが重要です。これはブレーキ動作を引き起こします。良い加速をするためには脛は下および後ろ向きであるべきです。 これが起きている時、手を最初に動かし始めることで上半身が回旋します。脚からのプッシュオフのパワーを増加させるために、手は激しく後方に振り出す位置に入ります。足関節、膝、股関節、肩を通して地面から生み出されたパワーの直線に合わせるために、肩は下半身の前方に倒さなければなりません。もし肩が高く上がりすぎる、私が、馬が後ろ足で立っているようなと表現する状態になると、パワーは失われてしまいます。 身体が完全に2塁方向へ向くよう回旋したら、身体を動かすためにより強く下および後ろ方向に地面を押すことが焦点となります。膝の振り上げと地面に向けた逆脚の振り下ろしを助けるために腕は強く後方に振り出します。全てはコーディネーションと力学なのです。 まとめ 初めて導入する際は、盗塁の各フェーズを分解することを推奨します。力がどこから発揮され、メカニクスがどのように機能するかを選手が一旦理解すれば、タイミングをとるためにピッチャーをつけて練習する必要があるだけです。このスキルを向上させることで獲得する点が増加するでしょう。覚えていてください、スピードはあらゆるものを圧倒するのです!
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