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運動制御に関するシステム論的視点 パート2/2

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位相シフトと運動パターンの変化

複雑系理論家たちは、複合システムが自ら変化できるように、あらゆる方法を示すものとして“状況”という用語を使用します。状況の変化はたいてい非線形であり、体系への小さな入力が大きな出力を生み出すかもしれないし、または、その逆もあり得るということを意味しています。

著しく非線形な変化は位相シフトと呼ばれています。たとえば、水は冷たくなってもそれほど変化しませんが、もっと温度が低下すると突然、位相シフトが起こり、氷に変わります。

運動制御の位相シフトのひとつの例をお見せしましょう。馬が常歩のスピードを上げても、基本となる脚の協調運動パターンは変わりませんが、限界速度に達すると運動パターンは速歩へと急速にシフトします。スピードをさらに上げても歩法はしばらく変化しませんが、最終的に駈歩へシフトしていきます。動画をご覧ください。

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コンテンツ提供者の紹介

Better Movement
Todd Hargrove
公認ロルファー/公認フェルデンクライスプラクティショナー
今から20年程前、弁護士という職業に従事していた時に、慢性的な腰痛と闘いながらスカッシュの競技での勝利を目指していた経験をきっかけに、痛みなくより良く動くためには?の探究に没頭するようになる。ストレッチ、コアトレーニング、理学療法、ヨガ、ファンクショナルトレーニング等の全てを試み、理学療法のテキストブックから、東京、西洋、それぞれのアプローチ、痛みの科学に関するリサーチや書籍等、あらゆる書籍から学...