入場行進って同側パターン?対側パターン?
2016/08/03配信
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前回のアーティクルでは、スイング側とサポート側のコンセプトについて考えてきました。単純に言うと、ある関節に於いて、
スイング側:遠位の骨が近位の骨に対して動く
サポート側:近位の骨が遠位の骨に対して動く
という事でした。歩行を例に上げると、
スイング側:遊脚期 - 大腿骨が寛骨に対して動く
サポート側:立脚期 - 寛骨が大腿骨に対して動く
という事でした。このコンセプトを元にDNSの言う同側・対側パターンについて考えていきましょう。
まず同側パターンとは、同じ側の手と足がサポート側で、反対側の手と足がスイング側となっているパターンの事です。簡単に言うと同じ側の手と足が同時に動く動作、となるでしょう。左腕と左足が同時に動きます。その時右腕と右足はサポートしている、という状態です。つまり、この場合左側がスイング側で右側がサポート側となります。