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抗炎症薬は慢性疼痛のリスクを高めるか?

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炎症は急性および慢性の痛みの主な原因であるため、私達は、それを取り除きたい。しかし、炎症にはそれなりの理由があります。炎症は身体の健康を守る基本的な生理機能であり、何十億年も前から進化してきたものです。ですから、炎症プロセスを阻害することは、好ましくない副作用をもたらすかもしれません。

この考察は、負傷後に損傷した身体の一部を氷で冷やすのが良いのかどうかという最近の論争を説明するものです。アイシングの論理は、痛みの原因となっている炎症を抑えることです。しかし、そこには反論もあります:炎症が治癒プロセスを開始させるので、炎症を妨げると治癒が遅れるかもしれない。この懸念は、例えば、エキセントリックエクササイズ後の筋肉の治癒をアイシングが遅らせるという研究で実証されています。このため、RICEを考案した人物を含め、多くの専門家達がRICEの頭文字である「I」の価値を疑問視しています。

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コンテンツ提供者の紹介

Better Movement
Todd Hargrove
公認ロルファー/公認フェルデンクライスプラクティショナー
今から20年程前、弁護士という職業に従事していた時に、慢性的な腰痛と闘いながらスカッシュの競技での勝利を目指していた経験をきっかけに、痛みなくより良く動くためには?の探究に没頭するようになる。ストレッチ、コアトレーニング、理学療法、ヨガ、ファンクショナルトレーニング等の全てを試み、理学療法のテキストブックから、東京、西洋、それぞれのアプローチ、痛みの科学に関するリサーチや書籍等、あらゆる書籍から学...