感触を与えてくれる動作
2016/10/26配信
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野球選手がバッターボックスに入り、バットを回しながら体重を前足から後足に移動させます。右の踵を回旋してグラウンドを踏み固め、バットをセンターフィールドに向けながら視線をピッチャーへ向けて、3、4回ゆっくりバットを振り、ボールが当たるポイントを思い描きます。そして、腰を低くして投球を待ちます。ここでもまだ、体重は右足、左足へと移動します。このような意味がなさそうな動きをするのは何のためでしょうか?
次の行動を起こす直前に、選手がこれに似たルーティーンを行うのを他のどのスポーツでもみることがあります。
ゴルフでショットの前にクラブをワッグルする。
フリースローの前やテニスのサーブの前にボールをバウンドさせる。
デッドリフトの前にありとあらゆる奇妙なことをする。
コンテンツ提供者の紹介
Better Movement
Todd Hargrove
公認ロルファー/公認フェルデンクライスプラクティショナー
今から20年程前、弁護士という職業に従事していた時に、慢性的な腰痛と闘いながらスカッシュの競技での勝利を目指していた経験をきっかけに、痛みなくより良く動くためには?の探究に没頭するようになる。ストレッチ、コアトレーニング、理学療法、ヨガ、ファンクショナルトレーニング等の全てを試み、理学療法のテキストブックから、東京、西洋、それぞれのアプローチ、痛みの科学に関するリサーチや書籍等、あらゆる書籍から学...