自宅でできる背骨の牽引

どこのご家庭にもある、ドアを使って、そして自分自身の身体の部位を動きのドライバーとして使って、軟部組織のモビリティーを高め、背骨にかかる圧を弛める方法を、レニーが紹介してくれます。ビデオを御覧になったら、すぐに試したくなりますよ。

レニー・パラシーノ 3:50

構造の支点 ポイント3/7(ビデオ)

(ポイント2/7はこちらへ) (ポイント4/7はこちらへ) 10月4日&5日に開催された、トーマス・マイヤースのハンズオンクラス”構造の支点"の7つの重要ポイントの3番目、小転子へのアプローチの手技解説の模様をお送りします。小転子に直接アプローチするためには、組織が既にオープンになっている必要がありますが、股関節内側の組織をリリースして脚を股関節から引き出してくるようなテクニックもご紹介しています。 ポイント #3:後退 - 小転子 股関節の内側 ポイントを見つける:薄筋と大内転筋の間、座骨枝後部のすぐ下側 方向:股関節の内側に向かって上方、外側へ 重要性/意義:テキストに書かれている最高の“脚長伸ばし”大腿骨の股関節への後退を減少させる

トム・マイヤーズ 12:58

プライマルフィットネスの異なった見方

プライマルフィットネスが熱い! プライマルフィットネスは、いまや、「コア」や「ファンクショナル」トレーニングといった人気ワードを上回る勢いです。プライマルフィットネスとは何でしょう?私たちは その他の有益なフィットネスコンセプトの価値を下げ始めてしまったのでしょうか。 私は、プライマルフィットネスが、この業界に起こそうとしている動きを気に入っています。自然な動きのパターンに立ち返り、異なる角度、ポジション、姿勢で動き、身体の使い方を学ぶという考え方です。 「プライマルフィットネス」をGoogleで検索すると、このような画像がとても人気があるようです。これって「プライマル(原始的)」でしょうか? フィットネス業界の他のことにも言えることですが、いいアイデアも、有名になればなるほど、すぐに本来の意味から遠ざかっていってしまうことがあります。 プライマルフィットネスの考え方は、人々をマシンから離れさせる一つの方法であり、それこそ私が支持するものです!しかし、どこかでその考え方がゆがんでしまいました。さらにおかしなことに、多くの場合、自重エクササイズは「プライマル(原始的)」であるという考えに集約されてしまっています。 そもそも本当は、数千年前に人々がやっていたことを推測する必要はないのです。現実には、100年ちょっと前を振り返ればいいのです。100年ちょっと前の社会では、農業が行われ、肉体労働をすることがかなり多く、エクササイズプログラムといった考え方は、存在していないどころか必要ありませんでした。

ジョシュ・ヘンキン 3173字

足と足首のモビリゼーション

足と足首の複合体を、多面的により効果的に可動させるために、そしてより私達の立位での動きに近い状態で動かすために、身体の他の部位をドライバーとして使うシンプルなアプローチを、グレイインスティチュートのレニー・パラチーノがご紹介します。

レニー・パラシーノ & グレイインスティテュート 4:20

構造の支点 ポイント4/7(ビデオ)

(ポイント3/7はこちらへ) (ポイント5/7はこちらへ) 10月4日&5日に開催された、トーマス・マイヤースのハンズオンクラス ”構造の支点” の7つの重要ポイントの4番目、仙腸関節へのアプローチの手技の模様をお届けします。仙腸関節のエリアには多くの靭帯が存在します。結合組織が密な部分であればある程、固有受容器の密度も高くなる、つまりこのエリアへのアプローチはパワフルなものになり得るのです。 ポイント #4:前に踏み出す - 仙腸関節 ポイントを見つける:上後腸骨棘(PSIS)の内側 方向:仙腸靭帯背側に向かって前方、外側へ 重要性/意義:脚に対する背骨の“モーターマウント“バランスのとれた成熟した歩行の鍵

トム・マイヤーズ 12:02

USBフィットネスチャレンジ

アルティメイトサンドバッグを使った動きの基準になるもの。これらの動きがしっかりと行えれば、プログラムをうまく行えていると感じられるもの。スキルトレーニングと同時にフィットネスレベルのテストともなるプログラムをご紹介します。

ジョシュ・ヘンキン 4:57

胸腰腱膜のモビリゼーション

結合組織の粘弾性を活かして、その伸展性を向上させ、可動性を高める方法には、様々なものがあります。胸腰腱膜という、しっかりとした厚みのある結合組織の伸展性を高めるために、自宅でも行うことができる簡単なドリルをご紹介します。

レニー・パラシーノ 6:44

ケトルベルスポーツとは?

ジェイソン・ドルビー(オレンジケトルベルクラブ ヘッドコーチ) 11月28&29日に開催される 第3回 ジャパン ケトルベル チャンピオンシップの開催を前に、カリフォルニア州マンハッタンビーチ在住のジェイソンのCave (洞穴)を訪ねた時の模様をお伝えします。チャンピオンシップは、お台場の有明スポーツセンターで開催されます。 ジェイソンはLAスポーツ・パフォーマンス・センターでIMT=インテグレイテッド・ムーヴメント・セラピスト及びストレングス・コーチとして就任したのち独立、ジョンとNazoとともにOKCパートナーとなる。空手家で道場経営の父の元柔術を学んだあと、アメフトやロッククライミングなどを行う。 様々なトレーニング器具やシステムを学んだ後、ケトルベルとインディアン・クラブのインストラクターとなり、独自のインディアン・クラブのシステム、モビリティー・クラブ・システムを開発。MMAファイターやアメフト選手、消防士などのストレングス、コンディショニングコーチとして活躍しながら、怪我の予防をしつつ身体機能やストレングスの強化を行う事を研究してきた。 「我々人間の体は立って動く為にデザインされている。」と語る。IKFF時代はジョンとともにスティーブ・コッターのアシスタントして各地を回る。また、マイクマーラーとはパナマでジョイントワークショップを行った。OKCパートナーとなってからは、ジョンやNazoと共に全米各地でKB指導する他ロシアやシベリアでも技術を学び競技会に参加。ジョンとともに年に6〜7回国内外のKB大会に参戦。米国で最も熱いKBリフターの一人である。また、1時間ロングサイクルのチャリティー・イベントはジェイソンの発案である。人の物まねが得意で、明るい性格は老若男女誰からも好かれ、そのユニークなキャラクターは沢山のファンが居る。

強化トレーニング 7:44

構造の支点 ポイント5/7(ビデオ)

(ポイント4/7はこちらへ) (ポイント6/7はこちらへ) 10月4日&5日に開催された、トーマス・マイヤースのハンズオンクラス”構造の支点”の7つの重要ポイントの5つ目。ミッドドーサルヒンジ=中背部のヒンジのポイントへのアプローチをご紹介します。T6~7の両脇から肋椎関節方向に向かってのアプローチで、身体前面のラインへ影響を与えます。 ポイント #5:保護 ‒ 中背部ヒンジ ポイントを見つける:T6-7の両脇、中心線から約3cm離れたところ 方向:肋椎関節及び肋横突関節に向かって前方、やや外側 重要性/意義:身体の前側(スーパーフィシャルフロントライン、ディープフロントライン)をオ ープンにし、呼吸を楽にし、胸椎過度後弯を減少させる

トム・マイヤーズ 13:20

硬い股関節屈筋は、硬いハムストリングスの原因となりうるか?

私はこの記事のタイトルが好きです ー 硬い股関節屈筋は、硬いハムストリングスの原因となりうるか? これってなぞなぞのようではありませんか? 私は最近、解剖学について知識を持ち、良く理解しているクライアントと仕事をしました。 彼はいくつかの理由で私のところに来ていたのですが、そのリストの上にあるのが”私のハムストリングスが硬い”、こと、そしてつま先を触ることができない、とういうことでした。 膝が曲がった状態でも、彼の手はおよそ7.5cm程床から離れていたのです!彼は ”なんでつま先を触れないのかがわからないよ、何ヶ月もストレッチしてハムストリングスに働きかけているのに!” と付け加えました。 頭のてっぺんからつま先まで、彼を評価する時間を費やした後、私は、彼のハムストリングスが “硬い” のは股関節屈筋が硬いからだと思うと伝えました。 彼はそれについて少しの間考え、“もし私のハムストリングが硬いのであれば、股関節屈筋は緩いはずではないですか?”と反論してきました。 私の答えは “あなたのハムストリングは硬いとは思いません。”だったのですが、この時点で彼はセッションから去ろうとするところでした。私のことを、世界一狂ってる人だと思いつつ、彼は “それなのに私はつま先が触れないって?!?” と発言。 いかにして硬い股関節屈筋が硬いハムストリングの原因となるか 皆さんも、過去にこのようなクライアントをお持ちになったことがあると思います。彼らは危険な程に、十分な程度の知識を持っている人達。 私のなぞなぞの答えは、何よりもより意味論的(セマンティクス)なものです。そうなのです。ハムストリングスの固さは床を触る能力を制限します。しかしそれが唯一の原因ではありません。 私達は、過去数年にわたり、実際にこのコンセプトを良く理解する上で素晴らしいことを行ってきました。 グレイ・クック、リー・バートン、ブレット・ジョーンズ、その他の人々が、多くの人達に、なぜ床に触る能力が制限されるかという他の理由、特に乏しい運動制御とコアの安定によるものであり得る、と指導するという素晴らしいことを成し遂げてきました。 しかしながら、反対のように思えるものの、硬い股関節屈筋もその要因となりうるのです。 ここでもまた意味論的なものとなります。私は実のところ、骨盤前傾が床を触る能力を制限するという話をしているのです。 ここに興味深い例があります。下の図では、どちらがより短いハムストリングでしょうか? 左脚と答えたあなた、推測で言っていますね!包括的なテストなくしては、単に推測に過ぎないのです。 もし左の骨盤が前傾していたらどうなるでしょうか?これにより、ハムストリングスの近位付着部が上方に動く為に、この例のように、硬いハムストリングスのように見えます。 硬いハムストリングスを持っていそうな人や、床を触れない人の場合、私は最初に、骨盤のアライメントが極端な前傾かどうかを見ます。全てが最初のポイントの評価を中心として思いめぐらされるのです。 下の例で見て取れるように、誇張された前傾からスタートするとすれば、理論的にはハムストリングスが長い状態から始まります。 私はシンプルな数字である45度と90度を使用しました、これらはかなり極端ではありますが私が何を言おうとしているかわかりますよね。 誇張された骨盤前傾において、この例のように通常のスタートポジションはすでに45度に近いものになるのです! 硬い股関節屈筋は硬いハムストリングの原因となりうるでしょうか?私はそれについてはよくわかりません。しかし骨盤前傾でいることが床に触れる能力の制限になりうることは知っています。繰り返しますが、常に辿り着くのはここなのです: 評価をすること、推測をしないこと 単に処置を開始する前に、アライメントの評価をすること。それが爪先を触れない理由であるか否かを、本当に評価することなく、ハムストリングスをフォームロール、マッサージ、ストレッチするという衝動に耐えましょう。時に、固い股関節屈筋と骨盤前傾は同程度に、つま先に触る能力を制限しえるのです。

マイク・ライノルド 1850字

脊柱屈曲&脊柱伸展アセスメント

2013年11月9日&10日の2日間にわたって開催された、ジーン・サリヴァン(ITTピラティス創始者)のアセスメントワークショップから、立位での脊柱屈曲、及び脊柱伸展の動きのアセスメントのデモをご紹介します。

ジーン・サリヴァン 12:18

コアコンバージョン(ビデオ)

理学療法博士ギャリー・グレイの次男であり、グレイインスティチュートの指導陣であるダグ・グレイが、3Dで統合されたダイナミックなコアのトレーニングをご紹介します。私達のコアの実際の働きに則したアプローチを是非お試し下さい。

グレイインスティテュート 6:01