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6種類のドライニードル法と適切な方法の選び方

私自身のドライニードルの経験から何かを学んだとしたら、それはこのようなことです:すべての鍼のテクニックは全ての患者に対して等しく作られてはいません。これらの小さな器具は身体の筋、骨格、内分泌系、そして神経系に大きな影響を及ぼし、そして正しく使用されれば、短時間のうちに驚くべき効果をもたらすことができます。しかしながら、鍼を効果的に使うには、解剖学と生理学の仔細な知識に加えて、実践的な経験が必要です。あなたが鍼を患者の有効な結果に対する手段として利用する助けとなるように、いくつかのドライニードルのテクニックを紹介し、特有な患者それぞれに対してどの種類が最適かを判断するためのガイドラインを提供したいと思います。 最良のドライニードル法の選び方 どのエビデンスベースの治療方法にも、適した時と場所があり、あなたの目の前にいる患者に応じてツールを選ぶことが重要です。私がどの種類のドライニードル法を利用するかを選ぶ前に、私はまず自身のドライニードルのペンタモダル法を考慮して、ドライニードルが適切な治療手段であるかを分析します。ドライニードルがあなたの患者にとって適切であるかどうかを決定する全ての要因を網羅するための三つのP(下記の要点の英語表記の頭文字)を用いましょう: 医療従事者:あなた、医療従事者、はドライニードルのトレーニングや経験がありますか?ポジティブな変化を引き起こすためにこのツールを使う自身の能力に対して自信がありますか? 患者:ドライニードルという考えにあなたの患者は前向きでしょうか?彼らは、安全にドライニードルを施術されるのに不適切とされるであろう症状や状態を持っていませんか?彼らにドライニードルを行うことを妨げたり、治療方法としてドライニードルを用いることを躊躇させるような禁忌や注意しなければならないことはありますか? 病理:あなたの患者は、ドライニードルによって影響を及ぼすことができるはっきりと定義されたコンディションを示していますか? これらのどれに対する答えが「いいえ」であれば、他の治療法を選択する、あるいは、ドライニードルを安全にそして効果的に行う方法を学ぶCEU(継続教育)コースを受講することを考慮しましょう。これらに対する答えが「はい」であれば、どのタイプがあなたの(そしてあなたの患者の)望む結果を実現する最大の可能性があるかを見つけるために、以下のドライニードルのテクニックのリストを参照してください。 あなたが知らなくてはならない6種類のドライニードル法 トリガーポイント法 トリガーポイントドライニードルとはその名が示すとおりのものです;あなたの患者の痛みが現存のトリガーポイントから起こっているのであれば、そこが緩むまで、その一つの箇所を直接処置するためにドライニードルを用いることができます(Gattie et al. 2017)。あなたの患者の痛みの発生源が現存のトリガーポイントであれば、トリガーポイントへのドライニードルはドライニードルの非常に効果的な方法でしょう。 リスク:中程度−トリガーポイントが痛みの発生源でないのであれば、このタイプのドライニードル法は効果的ではなく、他の方法を選択する必要があります。 鍼の長さ:治療する筋の深さ、患者の体格、そして治療を行う部位のあらゆる解剖学的なリスク要因によります。25ミリから125ミリの範囲になるでしょう。 実施ケース例:患者の首の筋筋膜の痛みが僧帽筋上部のトリガーポイントから発生しているのであれば、トリガーポイントドライニードル法はこれらの痛みの症状を軽減することができます。 表層法 表層へのドライニードル(Baldry 2002; Griswold 2019)は、多くの実践的な医療専門家によって一般的に使われています。鍼は皮膚へ数ミリほどしか挿入されず、表皮層へと届きますが、筋や骨には接触しません。このドライニードルの方法は感覚運動システムをターゲットにします:鍼は感覚入力を変化させ、したがって運動出力を変化させます。痛みも著しく変化させることができます。 リスク:低い−鍼が身体の多くの層を貫通することがないため、重要な臓器や神経血管構造体を損傷させる機会は著しく低くなります。 鍼の長さ:一般的に、短い鍼、長さにして数ミリしか必要ありません。範囲は一般的に0.3ミリから10ミリです。 実施ケース例:例として、胸椎のような危険の大きい部位において、臨床医は、もし鍼を深く刺しすぎたときには、肺に穴を開けてしまう高いリスクを冒します。表層へのドライニードル法は傷害の可能性を回避しながら患者の痛みの感覚を変化させる素晴らしい方法です。 深層法 深層へのドライニードル(Ceccherelli et al 2002; Boluk 2016; Fernández-Carnero et al 2017)は筋を直接ターゲットにする、より高度な技術の鍼の方法です。身体の部位によっては、ターゲットとする筋の場所やそのターゲットとする筋の周囲の組織次第で、徒手的に特定の筋を施術するのが難しくなります。深層へのドライニードルによって、臨床医が、痛みの感覚の変化や、瘢痕組織への影響、または硬直の弛緩/減少を引き起こすためにターゲットとする筋に介入することができるのです。 リスク: :高い−エクササイズセラピーやレーザー、超音波そしてその他の治療法と同じように、あなたが人間の解剖についての非常に多くの知識を持っていない限り、深層へのドライニードルは危険なものになり得ます。あなたが多くの経験を持ち、そして周囲身体構造の解剖についての大きな関心と理解があるときにのみ、この種類の鍼を試しましょう。 鍼の長さ:15ミリ~125ミリ(ターゲットの構造による) 実施ケース例:患者の梨状筋が非常に硬直していて、坐骨神経痛を引き起こしているのであれば、深層へのドライニードルは臀部の筋群と組織を通過して梨状筋の硬直を低減させるために使用でき、その結果、坐骨神経痛を減少させます。 骨膜ペッキング法 骨膜ペッキングは、回復を手助けしようとするためにドライニードルを用いて実際に骨を突っつく(ペッキング)ことを伴います(Dunning et al.、2018)。これによって神経内分泌系の反応を引き起こし、それが関節包内で行われると、痛みの強い骨関節炎の症状に悩む人たちを助けることができます。ヒアルロン酸の生成、抗炎症プロセス、そして内因性オピオイドの濃度の増加が、特に膝の骨関節炎において、私たちが骨膜ペッキングが効果的であると考えるその他の理由です。 リスク:高い−鍼を関節包に挿入することはリスクを伴います。外科的移殖片の有無と感染のリスク要因を、それぞれの患者に対して考慮する必要があります。 鍼の長さ:骨の近くあるいは、骨まで到達するために十分であること。長さは患者のサイズや鍼を刺す部位によって異なる。 実施ケース例:膝の骨関節炎を持つ患者が痛みを感じているのであれば、その部位の痛みの感覚を変化させ、回復プロセスの始動を助ける化学反応を刺激するために骨膜ペッキングを、電気刺激を伴ってまたは伴わずに、膝関節の中と周囲に用います。 電気刺激法 鍼に電気刺激を加えることは、ドライニードルの特殊用途的な方法です。電気刺激の追加は、鍼のみの場合とは異なる神経内分泌反応を引き起こします(Butts and Dunning 2016, Perreault et al 2018)。このタイプのドライニードル法は、中枢神経系の異なる痛みの調整中枢や経路へと信号を送るため、この方法は慢性的な痛みを持つ患者と骨関節炎を持つ患者に対する可能性を持つ選択肢となります。 リスク:中程度−ペースメーカを持つ患者のような、特定のコンディションでは電気刺激の使用が禁忌とされています。その他の全身の問題に関連したリスクを個々において考慮しなければなりません。 鍼の長さ:長い−表層用の鍼では電気刺激を取り付ける十分な表層部の引っ掛かりがなく、そのため、鍼は最低でも筋の中になければならず、さらには、電気刺激を用いて骨膜ペッキングを行うのであれば骨まで届かなければなりません。 実践ケース例:上記の骨膜ペッキングを参照。 末梢神経調節法 末梢神経調節法は、ほとんどの整形外科的な医療専門家の治療範囲外であり、資格を持った鍼灸師または内科学の教育を受けた西洋医学従事者のみによって施術されるべきです(Longhurst&Tjen-A-Looi, 2013)。 この複雑でダイナミックなタイプの鍼は、臓器に影響を与えるために用いられますが、このコンセプトの背景にあるメカニズムは、鍼を挿入したどの時点でも活性化させることができます。私達は、鍼が患者に挿入されたときに何が影響を受けるかを選ぶことができません;身体は刺激されたことを行います、これは、鍼を行うときは、全身の反応は常に可能性の一つで、それが望まぬ結果である時もそうであるということです。 臓器の痛みが肉体の痛みを引き起こし得ることは周知のことです−胸の痛みは心臓発作に標準的に伴い、腰痛は腎結石と共に起こることは一般的です。しかし、これは一方通行ではありません。この繋がりは逆方向にも当てはまり、それは、臓器の問題や全身の問題に対処するために、身体に鍼を用いることが可能であるということです。 鍼を誰かに挿入する時、例えば腕にしたとしましょう、私はただ上腕筋(例として)に鍼を行っているわけではありません。私はC5/C6の皮節にも鍼を行ない、そしてこれらの脊椎の分節も影響を与えており、これはC5/C6によって神経支配を受けているあらゆるもの、臓器や筋を含む、もまた影響を受けるということです。 リスク:高い−鍼を用いて特定の変化を及ぼすことができる一方で、最終的には神経系が影響を及ぼすものを選択するのです。これは、血圧や心拍の変化といった、自律神経系の反応のリスクを増加させます。 鍼の長さ:多様、ターゲットにする構造による。 実施ケース例:鍼灸師が喘息や高血圧、不安などの症状を治療する際に、末梢神経調節のコンセプトが用いられます。 参照: Baldry P. Superficial versus deep dry needling. Acupuncture in Medicine. 2002;20(2-3):78-81. Boluk, Huma. “Comparision of Two Different Dry-Needling Techniques in the Treatment of Myofascial Pain Syndrome.” Ağrı – The Journal of The Turkish Society of Algology, 2016. Butts R, Dunning J. Peripheral and Spinal Mechanisms of Pain and Dry Needling Mediated Analgesia: A Clinical Resource Guide for Health Care Professionals. International Journal of Physical Medicine & Rehabilitation. 2016;04(02). Ceccherelli F, Rigoni MT, Gagliardi G, Ruzzante L. Comparison of Superficial and Deep Acupuncture in the Treatment of Lumbar Myofascial Pain: A Double-Blind Randomized Controlled Study. The Clinical Journal of Pain. 2002;18(3):149-153. Dunning J, Butts R, Young I, et al. Periosteal Electrical Dry Needling as an Adjunct to Exercise and Manual Therapy for Knee Osteoarthritis. The Clinical Journal of Pain. 2018:1. Fernández-Carnero, Josué, Laura Gilarranz-de-Frutos, Jose Vicente León-Hernández, Daniel Pecos-Martin, Isabel Alguacil-Diego, Tomás Gallego-Izquierdo, and Aitor Martín-Pintado-Zugasti. “Effectiveness of Different Deep Dry Needling Dosages in the Treatment of Patients with Cervical Myofascial Pain: A Pilot RCT.” American Journal of Physical Medicine & Rehabilitation 96, no. 10 (October 2017): 726–33. Gattie E, Cleland JA, Snodgrass S. The Effectiveness of Trigger Point Dry Needling for Musculoskeletal Conditions by Physical Therapists: A Systematic Review and Meta-analysis. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. 2017;47(3):133-149. Griswold, D., M. Wilhelm, M. Donaldson, K. Learman, and J. Cleland. “The Effectiveness of Superficial versus Deep Dry Needling or Acupuncture for Reducing Pain and Disability in Individuals with Spine-Related Painful Conditions: A Systematic Review with Meta-Analysis.” Journal of Manual & Manipulative Therapy 27, no. 3 (May 27, 2019): 128–40. Longhurst JC, Tjen-A-Looi S. Acupuncture Regulation of Blood Pressure. International Review of Neurobiology Neurobiology of Acupuncture. 2013:257-271. Perreault, T, S O Flannagan, M T Grubb, and R Grubb. “Mechanisms and Dose Parameters of Electric Needle Stimulation: Clinical Considerations – Part I.” Acupuncture in Physiotherapy, 2018, 10.

スー・ファルソニ 4337字

キューに命を吹き込む:スクワット

身体の内側に注目したrテクニカルなキューイングではなく、わかりやすい外的なイメージキューを使用することで、クライアントの動きを向上させるためのFTIからのアイデア、今回はスクワットの動作です。

ファンクショナル・トレーニング・インスティチュート 2:37

エクササイズの組み合わせ方法 VOL 4

リハビリにおいてもパフォーマンス向上においても、トレーニング効果を最大限に引き出すためには、適切なエクササイズの組み合わせをすることがとても重要です。 エクササイズの組み合わせ方法は、クライアント、患者、アスリート、その対象者が誰であれ、彼らが達成しようとするゴールへの到達をサポートするためのものでなければなりません。 組み合わせるエクササイズは何か? KB | 1 ラック | 反対側 | スプリンター | スプリットスクワット

トラビス・ジョンソン & 谷 佳織 3031字

DVRTビッグ6:ショルダースプリントスクワットのイントロ

DVRTのシステムにおいて、肩の上にサンドバッグをホールドするショルダリングポジションは、とても特徴的なポジションの一つでもあります。ショルダリングポジションにスプリンタースタンスを加えることで得られる更なるチャレンジとは?

コーチ・フューリー 2:34

なぜ痛むのか?パート1:骨と骨がぶつかっているからか?

膝や股関節の関節炎の痛みは辛いものですが、これらの痛みは身体構造の変化と直接的に関連しているのでしょうか?「痛いのは年のせいだね」とか「痛いのは骨と骨がぶつかっているからですよ」と言われた経験のある方、グレッグの記事をぜひチェックしてください。

グレッグ・リーマン 6:22

足首が潰れてしまうアスリートに対して何をすれば良いのか?

最大速度のスプリントで足が着地した際に、足部が回内しすぎて潰れてしまうアスリートに対して、動きの効率性を向上させるためにできることは?組織の強化と弾性リコイル能力の向上を目指すシンプルなドリルをリー・タフトがご紹介します。

リー・タフト 4:00

良いコーチング

ムーブメントのコーチングとは科学と芸術が融合するところですが、私はわたしたちの多くがコーチングするスタイルー恐らく多くの重要な人々の貢献から生まれた独特のスタイルーを誇りに思っていると思います。 あるエリートコーチは、言葉でのキューイング、タッチ、あるいは軽くつつくことさえも使うことができ、そして彼らの期待通りの反応を奇跡のように目にするわたしたちは、それを自分たち自身のシチュエーションでも応用したくてたまらなくなります。 初心者である人は、その特効薬が彼らの最も弱いリンクを直接狙い、わたしたちを素晴らしく見せてくれることを期待しながら、その素晴らしい観察結果を取り入れ、抱えている最も大きな問題や最も難しい人々へと応用してしまいます。 幸い、わたしたちの中のエリートコーチや先生達は、コーチングアドバイスを与える前にフィルタリングをします。 大昔に、ハーヴィー・ペニック氏という名前の男性が『Little Red Book』と呼ばれるゴルフに関する本を書いたのですが、この本はエリートコーチングの完璧な例です。そこには、グラフや図表、あるいはバイオメカニクス的な解析は全くありません。そこにあるのは、あるエキスパートによってフィルタリングされた、ゴルフスイングまたはゴルフ戦略の最も弱いリンクを戦略的にターゲットにしたシンプルな指示です。恐らく、これは歴史上最も売れているゴルフの本です。 ゴルフフィットネスやゴルフ教育は、複雑になってしまいました。テレビ番組、雑誌、そして組織全体が、個人のゴルフ能力やそれを支えるフィットネスを向上させるために開発されてきました。 しかしながら、ハーヴィー・ペニック氏は、多くの科学を手に入れられるずっと以前から、一流のコーチであり、言葉を慎重に選び、それぞれの人にほぼ即効の明らかな結果を出させていました。彼は自身の専門性を、権威ではなく、問題の素早い解析やその問題の目に見える解決を通じて実証したのです。教え子たちの彼に対する信頼が、彼の最初の指示の成果に基づくであろうことを、彼は知っていました。 変化を指導するこの能力が、私がムーブメントにとても情熱的である理由です。体重を落とし、筋肥大させ、そして筋力、持久力、競技特有の技術を発展させるには時間がかかります。 ムーブメントは一回のセッションにおいて変えることができます。チェックし、スクリーニングをし、そしてテストをすれば、この真実はあなたにとって明らかになるでしょう。 最も弱いリンクを見つけましょう。直接的なコーチングに反応するのは一つだけであるため、それが運動制御の問題なのかモビリティの問題なのかを明確にしましょうームーブメントの直接的観察です。 コーチングの観点からすると、モビリティと運動制御の問題の間には非常に大きな違いがあります。真のモビリティの問題を直接コーチングするのは、ほぼ不可能です。もしあなたがあなたの言葉だけでモビリティを変えることができるとしたら、恐らくあなたはスティッフネス(剛性)として表現されている運動制御の問題を観察していたのでしょう。 考えてみてください。身体が弱くコントロールできない状態に感じるとき、身体は効率や効果を気にしません。あなたが与えようとしている負荷にはまだ準備ができていないであろう身体構造の保護や統合性を考えるのです。 真のモビリティの問題は、適切な有資格者によるハンズオンのテクニックによって直接対応されうるものであり、これには大抵臨床のバックグラウンドを持つ誰かが関わります。私は、臨床家が優れたボディワーカーやマッサージセラピストよりもより良いとか、より直感的な技術を持っていると言っているのではありません。私が言いたいのは、臨床家が鑑別診断と呼ばれるものを自由に使えるということです。 鑑別診断は、誤ったムーブメントやモビリティ、そして運動制御の問題を通して観察される筋骨格系の不調和の根底にある原因が、実際に別な病理過程ではないことを確かめるために、わたしたちがまず行うことです。 鑑別診断は、臨床家が用いるべき第一のフィルターです。モビリティの問題は直接取り組まれることもありますが、あなたが四十肩を患っているとき、その四十肩から抜け出すようあなたを説得するために私が使える、効率的あるいは効果的なコーチングテクニックは、地球上にありません。 ピラティス、ヨガ、そしてフェルデンクライスは、言葉の指示やキューイングを通してムーブメントを獲得するためのあらゆるテクニックを持っていますが、トリガーポイントのような、固まった部分やあるいは過緊張の部位で可動域やモビリティを取り戻すための徒手技法は、それらが必要とされ適切に利用された際、モビリティの問題を打破する最も効率的で効果的な方法の一つとなります。 近頃わたしたちは、これらの同じモビリティの問題に対する膨大な量のセルフケアの情報に恵まれています。軟部組織を動かし、痛みのある筋肉や硬い筋肉に働きかけ、さらにワークアウトの前にいくらか筋緊張を和らげるためにも、私たちはフォームロールやボール、そしてスティックを用います。 私の批評はこうです:もしあなたがこれらの方法を継続的に使っているのなら、それらは何も変化させていません。それらは単純に問題を鎮めているだけであり、それによってあなたの提供するトレーニングがそのままのものよりより効果的だと推測することが可能になります。モビリティにおける真の変化には、その背景にモビリティを維持し直接的なテクニックの必要性を減らすプログラムがあるはずです。 コーチは、制限のある場所を適切に判断し、モビリティ維持のための活動のための準備となるウォームアップとして用いる一連のテクニックをアスリートまたはトレーニーにアドバイスすることによって、モビリティを改善します。 そこに潜むモビリティの問題がないのに、膝がつぶれたり、あるいは負荷をかけた状態で足部がつぶれたり、背中が丸まってしまうのを目にするとき、そこには直接的なコーチングの機会があります。覚えておいてください、彼らはコントロールが欠如しているためにこうなってしまうのですー別な場所のモビリティ不足の代償でそうなってしまっているからではありません。 直接的なコーチングには、運動制御の問題が客観的に特定され観察されるときに存在する三つのレベルがあります(ここでの「客観的に」という単語は、実施するテストがあるということを意味しています)。三つのレベルは非常にシンプルです: 1. 負荷なしでパターンをコーチングするー負荷をかけるパターンと全く同じパターンを模擬すること、あるいはいくらかの補助を付けてパターンをコーチングすることです。これはヒールリフトを用いてのゴブレット・スクワットのようにシンプルであったり、あるいはトールニーリングからのオーバーヘッドプレスのように身体のポジションを全く変えることもありえるでしょう。 2. パターンを補助するーわたしたちはしばしば、運動制御の問題のせいで片方にローリングさえできないという人を指導することがあります。言葉でのキューイングは、彼らにローリングをするためのコーディネーション経路を見つけさせるには十分ではありません。しかしながら、エアレックスパッドを何個か、彼らがローリングする方向とは逆側の身体の横に敷くことで、ローリングをできるようにすることができます。機能的コントロールを得るためには、補助を減らしていきましょう。 3. パターンに負荷をかけて観察するー彼らに正しいパターンを感じさせましょうーそれが学ぶということです。言葉でのキューイングは、彼らが正しいパターンを得られるようにするための最後の手段です。彼らはあなたのキューからではなく動きから学ぶのです。 覚えておいてください、直接的、そして間接的なコーチングのどちらも、コレクティブエクササイズに含まれます。それがモビリティあるいはスタビリティの問題であると疑いの余地もなくわかっているのでなければ、あなたは優れたコーチングキューを不適切なところにもたらしているかもしれません。 エリートコーチたちはフィルターを使いますが、それらのフィルターを構築しその知恵を得るために、彼らは長い時間を費やしたのです。スクリーニング、テスト、そしてアセスメントのような客観的なツールは、わたしたちがそれらのフィルターをキャリアの早い段階で獲得し、先人よりももっと若い年齢で、あるレベルの専門性を達成する手助けをしてくれます。わたしたちがやらなくてはならないことは、良いコーチングを見たらそれを識別し、そしてそこにもっと早くたどり着けるようにするためのフィルターを探すことだけなのです。

ファンクショナルムーブメントシステムズ 3691字

骨盤底に関する戦略

今から10年以上前にリリースされたグレイインスティチュートのファンクショナルビデオダイジェストシリーズに収録されたギャリーの骨盤底へのアプローチは、今見ても新しい発見がいっぱい!です。全身の統合性を理解したよりダイナミックで機能的な骨盤底のエクササイズをご覧ください。

グレイインスティテュート 7:38

母趾の役割

足の親指、母趾の部分がどのように動いているのかを確認することは、私たちの歩行のパターンに関わるのみではなく、スポーツにおける方向転換にも重要な役割を持っています。より最適なパフォーマンスの実行のために確認しておきたいポイントの一つですね。

強化トレーニング 3:02

なぜ痛むのか?パート2:それは摩耗と損傷なのか?

変形性関節症:OAを患っている人、関節に痛みを抱えている人、関節にストレスをかけることは関節の摩耗を悪化させると思い込んではませんか?私たちは加齢と共に、摩耗し損傷すると思い込まされてはいませんか?近年のリサーチの意数々が示している事実とは何なのでしょう?

グレッグ・リーマン 5:59

Kaori’s Update #55 - 心臓の解剖学

人間の身体にとって非常に重要な構造であるにも関わらず、運動器ではない心臓の解剖学を理解するのは、「たいへんだぁ」「難しい」という苦手意識が先行しがちですよね。Dr.キャシー・ドゥーリーが大学の医学部の外生たちに指導している、心臓の解剖学の概要ともいえるこれらのビデオでぜひ苦手意識を克服してください。

谷 佳織 2:37

キューに命を吹き込む:片腕プレス

ケトルベルのオーバーヘッドプレスを片側のみで行う際、ベルをプレスしていない側の腕をどう使うかはとても重要なこと。クライアントに対して、イリデーションとか、あるいは神経ドライブとか、よくわからない言葉で説明するのではなく、よりシンプルにキューイングを伝えるためのアイデアをシェアしてくれています。

ファンクショナル・トレーニング・インスティチュート 2:36