マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてXPとKoinを獲得すれば理解も深まります。
肩の可動性を向上させるためのコアの安定
安全にオーバーヘッドのリフトを行うために不可欠な、左右対称の肩の可動性を得るためのドリルを、キャシー・ドゥーリーがご紹介します。シンプルでありつつパワフルなドリルを、試してみてください。
Kaori’s Update #42 - リカバリー主導
ただ闇雲に「頑張り」続けても結果が出ない。。。そんな経験はありませんか?努力を無駄にしないためには、リカバリーを確実にすることが不可欠です。回復に注目したトレーニングとは?そしてリカバリーの客観的な指針とは?(モーフィアスはこちらへ)
ティム・ギャベットインタビュー パート2 : 急性/慢性トレーニング負荷
急性(短期的)/慢性(長期的)トレーニング負荷の割合という考え方は何を意味しているのか?ティム・ギャベットがインタビュー形式の質問にわかりやすく答えます。
メジャーリーグ初の女性ヘッドアスレティックトレーナーになって
プロフェッショナルスポーツでの理学療法士およびアスレティックトレーナーとしてのキャリアについてスー・ファルソニにインタビュー スー・ファルソニは、医療臨床家(ヘルスケアクリニシャン)を教育することや、彼らが患者の成果を向上させるために必要なスキルを身につけさせることに力を注いでいる、コンサルティング及び教育企業・Structure and Functionのオーナーです。 スーはメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースでヘッドアスレティックトレーナー及び理学療法士として6年間働いた、アメリカの4大プロフェッショナルスポーツ全ての中で初の女性ヘッドアスレティックトレーナーでした。 スーはまたAthletes’ Performance(現在はEXOS)で13年間働き、最後には理学療法およびチームスポーツのパフォーマンス部長を務めていました。 現在スーは、A. T. Still大学にてアスレティックトレーニングの准教授をしており、KinetIQ Globalや全米ユーススポーツ安全評議会、Performance Health、そしてMeyer PTのような様々な組織において、評議会の委員を務め、アドバイザーを務めています。 プロフェッショナルスポーツでエリートアスリートたちと働きたいと熱望している、高校または大学の多くの若い生徒・学生たちがいる中で、私たちは、スー・ファルソニの際立ったキャリアについての洞察を提供し、プロフェッショナルスポーツに入る同じ道を探し求める他の人たちへいくつかアドバイスを得るために、彼女に話を聞こうと思いました。 スー・ファルソニについて あなたの運動経歴について教えてくれますか?子供の頃、高校、そして大学と成長していく中で、どのような競技をプレーしましたか? 私は7歳から14歳までシンクロナイズドスイマーでした。高校ではサッカーをプレーしましたが、高いレベルで競技したことは一度もありません。大学では何もプレーしませんでした。 基本的に私は若い頃プールの中で時間を過ごしすぎて、視覚と手の協調(ハンド・アイ・コーディネーション)や、あるいはアジリティスキルを成長させなかったんですね! スーが理学療法士になり、アスリートと働くことを決めた理由 何があなたに理学療法に進むことを決意させたのですか?あなたはエリートアスリートの人たちと働きたいと常々思っていたのですか? 私はもともと、整形外科医になろうと思っていました。しかし、理学療法に足を踏み入れたとたん、私はそれが好きだということに気が付きました。患者と築きあげられる関係性がとても好きなんです。 私は外科医がしていたことをしたくないことに気付き、理学療法を続けることを決めました。 初めは一般的な整形外科の人々と働いていましたが、あまり楽しくありませんでした。 その後、手術後のリハビリ段階にいる若いアスリートを多く見ていたアスレティックトレーナーと働く機会がありました。 クリニックで彼女がやっていることを見た時、私はそれをもっとやりたいのだということに気が付き、そこでアスレティックトレーナーの資格を取得するために学校へ戻ることを決めました。 スーはどのようにロサンゼルス・ドジャースに行き着いたのか 多くの理学療法学生たちは、プロフェッショナルスポーツチームと仕事をしたいと熱望しています。あなたはどのようにロサンゼルス・ドジャースに行き着いたのですか? プロフェッショナルスポーツで働きたいと思っている理学療法学生に、どのようなスキルおよび分野の知識を取得すべきで、仕事の現実や挑戦、そして彼らがその前に就くであろう仕事について、どのようなことを薦めますか? ロサンゼルス・ドジャースのマネジメント担当者が、プリハブ、ストレングス&コンディショニング、そして栄養の体系立てられた解決策を開発する際のアドバイスを求めてAthletes’ Performanceに来ていた時、私はAthletes’ Performance(現在はEXOS)で働いていました。 そのプロジェクトを私が監督することとなりました。 ドジャースはやがてスタン・コンテ氏を連れてきて、そして彼と私は協力しながら組織のための解決策を開発しました。スタン氏の指導により、私のチームとの役割は時間とともに高まり、彼から2011年のシーズン後ヘッドアスレティックトレーナーの仕事をやらないかと尋ねてくるまでになりました。 人々は、理学療法学校を卒業して、自動的にスポーツの世界に入りたいと望みます。しかし、スポーツに特化する前に、信じられないくらいの整形外科の基礎がなくてはなりません。 私は、多くの人々が整形外科とスポーツ医学を同じものと見ていると思いますが、それらは非常に異なるものです。 スポーツ医学は整形外科の専門領域なので、そこにしっかりした理解がなくてはなりません。 整形外科、神経科学、そして運動における基盤を作りましょう。忙しい整形外科クリニックで働くことは非常に価値があります。どのように評価技術を効率よくするか学び、どのようにサポートスタッフを用いてあなたと患者との時間をより効率的に、そして効果的にするかを学ぶのです。たくさんの患者を見る機会があります。 あなたは“普通の”リハビリがどのようであるかを目にします。これを学ぶことは重要で、リハビリが“普通”に行われていないときに、あなたは何かがおかしいと気が付くのです。 またストレングスコーチと時間を過ごすことも必要です。このグループと多くの時間を過ごせば過ごすほど、アスリートがリハビリの後に戻るのに必要なことは何なのかをもっと理解するでしょう。異なる負荷やスピードで人体に負荷をかけることの価値をよく理解し始めるでしょう。 一日12時間、週7日働く覚悟をしなくてはなりません。あなたは一週間に一日休みをもらえるかもしれないし、もらえないかもしれません。 プロフェッショナルレベルでは、週7日働くことは珍しいことではありません。休みは最小限であり、私的な時間の多くは仕事によって阻まれます。 それを覚悟しておく必要があります。プロフェッショナルスポーツは、月曜日から金曜日までの8時から夕方5時まで働くというようなものでは全くありませんから。 クライアントにより良い成果を出させるために、専門家たちはどのようにより良く一緒に働くことができるか エリートアスリートたちのリハビリとパフォーマンスの溝を埋めるという経験を持つ者として、専門家教育に現在欠如していると思うことは何ですか? 異なるバックグラウンドの専門家たちが、同じアスリートを治療しながら、パフォーマンスと傷害予防の両方についてより良い成果を得るために、どのようにより良く一緒に働くことができるでしょうか? 私たちは、私たちの肩書を放置することを学ばなくてはなりません。あなたが理学療法士であろうと、医師であろうと、アスレティックトレーナーであろうと、ストレングスコーチであろうと、私は気にしません…あなたの名前の後ろにあるどのような肩書も、入口に置いてきてください。 他の人々の意見や視点と協力し、尊重する準備をして部屋に入りましょう、そうすればアスリートにとって最大の利益となるような解決策が作れるのです。 エゴの介入する余地はありません。 理解しようとしましょう、そして他の専門家たちが何をしているのか、そしてあなたがしていることがどのように二つのゴールの溝を埋めることができるのかを理解しようと努めましょう。
背臥位でのレッグドレナージュ
壁に向かって行うレッグドレナージュと呼吸の組み合わせは、トレーニングのみならず、回復を促進するのに効果的で簡単なアプローチの一つ。FTIがご紹介する効果的なリカバリー方法をお試しください。
ACWRのユーススポーツへの適用
ACWR = 急性/慢性のトレーニング負荷割合は、成人のリサーチデータを基に提案をされているものですが、ユースアスリートに対してこの考え方を適用する場合に注意するポイントとは何でしょうか?4月に初来日セミナーを開催するティムのインタビューをご覧ください。
複数のストレス要因
トレーニング負荷を考える際、トレーニング以外の生活全般におけるストレス要因について、私たちはどのように考えれば良いのでしょうか?リサーチにおける数値として表すのが難しい、こうした複数のストレス要因についてティム・ギャベットのインタビューへの答えは?
普通ではないコネクション
身体に起こっている変化が、必ずしもバイオメカニクス的な問題であると限定されているわけではないかもしれません。神経系のコネクションかもしれず、結合組織によるコネクションかもしれず、そのコネクションが何であれ、私たちが直接考えつかないところに答えが見つかるかもしれません。
翼状肩甲の再考
肩甲骨のウインギングあるいは翼状肩甲骨と呼ばれる姿勢に対する誤解や、2Dの解剖学の教科書のセオリーと実際の人体における3Dの解剖学の違いについて、レニー・パラチーノが丁寧にわかりやすく解説します。
「1日8杯」神話を破壊する
最近のエクササイズニュートリションワークショップの一つで、“実際にどのくらいの量の水を飲む必要があるのか”という水分補給に関する話題が挙がりました。体内水分量を維持することは身体の機能にとって必要不可欠であり、1日が長く、そして暖かくなってきている今の時期、最も念頭に置かなければならないことでしょう。 なぜ私達には水分が必要なのでしょうか?水分は身体で以下のような重要な役割を果たします: 体温調節 消化の補助 身体中の栄養素の吸収と運搬の促進 身体の老廃物の排出 定期的で快適な排 組織や関節の緩衝 水分補給や水分摂取について今までに悩んだことがあるのであれば、おそらく“1日8杯の水”ルールについてきいたことがあると思いますが、それは本当でしょうか? 詳細を見ていきましょう。 体内水分量の維持でまず念頭に置くべきことは、水分の種類を特定することです–それは水だけではありません!牛乳、お茶、コーヒー、ジュース、だし汁、スープ、そして炭酸飲料水も日々の水分摂取として数えられます。ジュースや炭酸飲料水は類似した分量の砂糖を含みます(1カップあたり23g以下、あるいは、6tsp以下)。ジュースはビタミンやミネラルも含みますが、砂糖含有量が多いので、定期的な水分摂取のためにそれらを使用することはお勧めできません。それ以外のより健康的な選択肢として、水、牛乳、牛乳の代替品、あるいは茶があります。 水は0カロリーで砂糖や脂肪が添加されていないため、乾きを抑える優れた選択肢になります。さらに水は無料という特典もあります(水道水を飲む場合)。 牛乳(および豆乳のような代替品)はタンパク質、カルシウム、ビタミンDの優れた栄養源です。 茶とコーヒーも、それらに加える(例えばクリームや砂糖)ものに気をつけていれば、健康的な飲料の選択肢になり得ます。 水分源を特定できたところで、ではどれだけの量を飲む必要があるのかどのように知るのでしょうか? 水分摂取と水分補給は多岐に渡ります。どれだけの量の水分が必要になるのかは人によって違うのですが、時間によっても変わります。水分摂取の多様性は以下の理由によります: 遺伝子構造の違い:人は皆それぞれ異なっている! 男性は女性よりもより多くの水分が必要となる傾向がある 気候(例、暑ければ暑いほど、必要となりうる水分は多くなる) エクササイズをして汗をかいている場合 アスリートの水分もかなり多岐に渡り、純粋な水だけをトレーニング中、または試合 中に摂取しているだけでは、実際に有害であり、危険でさえあるかもしれません。 病気であり、下痢や嘔吐を伴っている場合 妊娠している、あるいは、授乳している場合 水分摂取に影響するような内科的疾患・持病がある場合(例、尿路感染症、腎臓結石、心疾患、腎臓病、嚢胞性線維症など) そのため、1日8杯の水は平均的な健康の大人には十分であるかもしれませんが、他の人にとっては十分ではないかもしれません。 十分な水分を摂取できているかどうかどのように知ることができるでしょう?どれだけの量が必要であるかをもっとも簡単に知る方法は、尿の色を調べることなのです!尿が淡黄色であるかを調べることが、水分補給を評価する最も簡単な方法です。 脱水状態である、あるいは水分がもっと必要であることを示すサインを以下に挙げます: のどの渇き感、あるいは、空腹感がある時 時に身体の感覚は混乱することがあり、空腹を感じているときに、実際にはのどが渇いていることがあります。 空腹感を感じ始めたら、1杯の水を飲んでみてください、そして、20分後にどのように感じるか再評価してください あまりトイレにいかない、ほとんど少ししか尿がでない、あるいは、尿の色が濃い黄色か茶色である 便秘 口の渇きを感じる、あるいは唇のひび割れ 頭痛、疲労感、めまい、紅潮した肌、イライラ感、低血圧 1日の中で確実に十分な水分を補給するための方法をいくつか挙げます: どこへ行くにもウォーターボトルを携帯する(学校、職場、ジム、車にも) 手の届くところに水を持っていくだけで、自然とどれだけ水分を摂っているか驚くことでしょう! 朝、朝食を摂る前に1杯に水を飲むことから始める 全ての食事、おやつの前と最中に水を飲む。これは食事量の管理にも役立ちます。 エクササイズの前、最中、後に水分を摂取する 変化をつけてみる 純水ではなく炭酸水を試す スライスレモンやライム、新鮮な果物(グレープフルーツ、メロン、きゅうりなど◦ やハーブ(バジルやミント)を加えることで、水に風味をつける。 お店で見つけられる砂糖不使用のフレーバーパックを気に入るかもしれません。
リハビリテーションプロトコルを捨てるべき時が遂に来たのか?
理学療法におけるリハビリテーションプロトコルの使用は、依然として一般的な実践です。私は最近簡単な読者調査を行い、彼らの大半が同意しています:大多数は、いまだにプロトコルに従っているのです。 しかしながら、最近のソーシャルメディア上の傾向は、これらのガイドラインやそれに従う人たちを批判することとなっています。プロトコルの使用を避けたまま大学を卒業してきている学生達さえもいます。私は数年に渡って次のような苦情を沢山聞いてきました: 私たちは紙切れに従うのではなく、脳を使わなくてはならない 理学療法士は料理本(のようなもの)に従うべきではない 理学療法は白黒はっきりしたものではない 私たちは治療法を個別化する必要がある 私は、これを完全に理解していますし賛同もします、少なくともある程度は。理学療法士(あるいはその他のリハビリテーション専門家)として、私たちは人体がどのように機能するかを学ぶことに多くの時間とエネルギーを費やしてきました。私たちは数えきれない時間(そしてお金…)を費やして理学療法士になり、我々の専門技術を習得してきました。私たちは何年も費やして、我々の経験や患者の成果に基づき技術を磨いてきました。 私たちは脳を使っているはずであり、そして個々人に基づきプログラムを個別化させているはずなのです。 しかし、リハビリテーションプロトコルは、適切に用いることができれば、私たちがこれをもっと上手に行うのに役立ちます。これを強調すると、理学療法におけるリハビリテーションプロトコルが一体何なのか、そして何でないのかを分析すると、私たちが実践でそれらをどのように用いるべきかを最もよく理解することができます。 リハビリテーションプロトコルは料理本ではない まずこの点を片づけましょうーリハビリテーションプロトコルは、完璧な料理本として作られているのではありません。これは理学療法士がしばしばプロトコルによって麻痺させられ、プロトコルの中に具体的に載っていないものは何もできない、と考えてしまいうるところです。 現実的に、良いリハビリテーションプロトコルの目的は、修復中の組織に段階的に負荷をかけるためのゴール、事前注意、そしてタイムラインを明確に定義することです。これらは治癒過程の基礎科学の理解に基づき作成されています。 あなたが間違いなく行うべきことと、あなたが間違いなく行うべきでないこととの間には、いまだに大きなグレーゾーンがあります。 これを、あなたがレシピをカスタマイズし、自分自身のサンドウィッチを作る機会として考えてみてください。あなたは両側にパンを置かなくてはなりませんが、パンのスライスの間に、どの肉、チーズ、そして調味料を挟むのかは、患者やあなたのトレーニング、そして経験次第でしょう。あなたは自分の好みを持っているかもしれません、私もそうであるように。 私はしばしば、プロトコルのゴールや事前注意点に合致しているとわかっている患者に、プロトコルには具体的に載っていないことも行います。良い例は、回旋筋腱板修復術後に僧帽筋の軟部組織に取アプローチしたり、または前十字靭帯リハビリテーションの早期段階で、コアトレーニングを含めることです。ただそれらがプロトコルの中に具体的に含まれていないからといって、あなたがそれらを行うことができないというわけではありません。 リハビリテーションプロトコルはあなたのプログラムの基盤であり、次のことに基づいて調節されるべきです: 一人一人特有のゴール 特定の怪我または手術 よく見られることである、付随する怪我のすべて リハビリテーションプロトコルは受傷後のガイドラインである プロトコルに関してよくある誤解は、それらはガイドラインではなくてはっきりとしたルールである、というものです。私たちが長年に渡り作り出してきた非手術性(保存療法)のリハビリテーションプロトコルの全ては、患者を怪我から復帰させる手順に導くものとして意図されています。 事実、多くはプロトコルに関する厳格なタイムラインはなく、むしろさせる基準の段階があります。たとえば、トミー・ジョン傷害(内側側副靭帯損傷)を持つ野球選手をリハビリする時に、各段階のゴールのいくつかはどのようなものがあるかというと: 段階1:治癒促進、関節可動域の回復、基本的な筋力及び固有受容の向上 段階2:関節可動域の維持、筋力および動的安定性の最大化 段階3:段階的な組織への負荷の適用、競技特有の動的な活動への漸進 段階4:スポーツの段階的漸進への復帰 上の段階を見てみると、各段階に何がふさわしく、何がふさわしくないかを判断するためにこれらのガイドラインを用いることができます。ここは、あなたの個人的な好みが関わってくるところです。私はハムとチーズに辛いマスタードを乗せるが好きで、あなたはイエローマスタードが好き。私は批判しません。それらはどちらもふさわしいのです。 手術後は異なりますし、そのことは以下でもっとお話ししますが、保存療法(非手術性のもの)に対しては、このようにプロトコルを用いるべきです。非手術的怪我においては、エクササイズまたは活動をある一定期間制限したいかもしれない場合もありますが、多くの場合、非手術性(保存療法)のリハビリテーションプロトコルは、一連のリハビリを管理可能な範囲に小分けするために用いられます。 リハビリテーションプロトコルは手術後必要である 私が確信している一つの領域は、手術後のリハビリテーションプロトコルの決定的な必要性です。リハビリテーションプロトコルは、術後の理学療法の非常に重要な構成要素です。手術後のケアの一定基準は、術後に患者が適切に漸進していくことを確実にするために設けられ、伝えられなければなりません。 これらの多くは外科医特有であるかもしれない、つまり、ある医師らは、彼らの経験に基づいてあなたにもっと速く、あるいはもっとゆっくりやってほしいと望むでしょう。理学療法士として、私たちは執刀医からのこれらのガイドラインを尊重しなくてはなりません。彼らは自身の行う手術、そしてあなたの患者の内部をあなたよりもよく知っているのです。 手術の後、プロトコルは、私たちが確実に受傷した組織を保護し、治癒を促進して、徐々に負荷をかけていくために用いられます。 プロトコルに従わず、単純に即興で何かを行うことは、その人をできるだけ素早く安全に復帰させる可能性を最も低くしてしまうでしょう。たとえば、前方肩関節唇修復術後6週間における肩関節の関節可動域は、多すぎても少なすぎても、どちらも不都合になりかねないため望ましくありません。うまく作成された手術後のリハビリテーションプロトコルは、患者を成功のために最も良い位置につかせるでしょう。 若いクリニシャンとして、合併症を持った患者の注意事項や制限に優先順位を付けることもまた難しいことです。たとえば、私たちのリハビリテーションプロトコルには、回旋筋腱板修復に対する13個のプロトコルと、前十字靭帯再建術に対するプロトコルが16個あります。私たちは複数の要素や付随する傷害に基づき、ガイドラインを変えます。これは必須です。 リハビリテーションプロトコルの使用をやめる時が遂に来たのか? 私はまったくそう思いません。事実、私は正しく用いられたリハビリテーションプロトコルを熱烈に信じている者です。私は、プロトコルが我々の専門性にとって良くない、あるいは私たちがそれ以上のレベルにあるということで退けてしまうのは、非常に短絡的だと思います。 しかしながら、プロトコルは単純にあなたに、何ができて何ができないのかというガイドラインを与えてくれるものです。あなたが“できる”ことは、プロトコル中にあるものだけに限られてはいません。プロトコルを、あなたが遅すぎたり、あるいは速く進めすぎていないか確かめるためのガイドラインとして考えましょう。現実的に、プロトコルには、含まれるべき全てのトリートメントやエクササイズが載っているわけではありません。ここで、あなたの技術や経験が関わってくるのです。あなたは患者を助けるために他にどのような介入を安全に行うことができるかを見極めると同時に、その選択した介入がプロトコルの制限内で安全に適合しているかどうかを評価しなくてはなりません。 私たちは考えなしにリハビリテーションプロトコルに従うべきではありません。それは“腕のいい”理学療法ではないのです。しかしながら、私たちはプロトコルと治癒組織にしばしば関連しているタイムラインをしっかりと理解しなくてはなりません。 真の熟練したクリニシャンはこのことを認識し、リハビリテーションプロトコルのガイドラインと彼らの膨大な経験やトリートメントの好みを組み合わせるのです。
4.5ヶ月のプローンプロップ
生後7ヶ月の姪っ子ヘイリンが行なっている、発達過程4.5ヶ月のポジションであるプローンプロップを、実際に同様のポジションで行いながら、Dr.キャシー・ドゥーリーが、動きの意味合いを解説してくれます。皆さんも、是非試してみてください。