マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてXPとKoinを獲得すれば理解も深まります。
Kaori’s Update #44 - 何をどのくらい食べればいいの?
食餌方法に関する様々な情報が溢れている今、自分自身にとって適切に、そして楽しく栄養を補給する方法が逆に見えにくくなっているなぁ、と感じることはありませんか?バンクーバーダイエティシャンが提供する、バランスのとれた栄養に関する情報をチェックしてみてください。
運動制御がすべて
運動制御の重要な構成要素は筋緊張であり、そして不適切な筋緊張について特に話していきたいと思います。 理学療法とリハビリテーションの観点からは、非常に多くの場合、筋の硬さや筋力不足だけを必ずしも所見するわけではありません。 筋の硬さとは、実際の信頼のおけるブレーキシステムがないために、身体がパーキングブレーキを用いるということであることがほとんどです。身体に備わるブレーキシステムは運動制御と呼ばれ、それは入力、情報処理、そして適切な出力に対して繊細にチューニングされています。そのシステムのどこか−動作のどこか、そのコーディネーション、タイミングや対称性のどこか−に欠陥が現れているときに機能不全が所見されます。 身体は生き残るために作られており、もともとの作動が損なわれているような状況では、あなたをペースダウンさせ、そしてトラブルから身を守るためのパーキングブレーキシステムを単に作り出そうとします。このパーキングブレーキは、疲労やケガ、他の構造体の保護、そして痛みを回避するような場合においても作動します。あなたはコントロールを向上させたかもしれませんが、同時にエネルギーを浪費し、効率性を失ってしまいます。筋力不足という問題もはっきりと残ったままです。それは多くの場合で身体の不調です;身体全体にわたっており、独立したものではなく、今日立ち上がって動き回れば簡単に治せます…そして明日はもう少しだけ多く動きます。しかし、独立した箇所の筋力不足はただの筋力不足であることは稀です。 一つの筋、または筋群の独立した機能抑制は、ケガや、病気、あるいは機能不全の結果としての神経学的な問題としてリハビリにおいて診断されるのが最善です。私の話している微細で目立たない機能抑制とは、筋が姿勢や動作パターンを取るために適切な筋緊張のレベルを実行できないことです。ここでの私たちの本当の問題は、単に筋の硬さや筋力不足について話すとき、それが筋の問題だと考えて話が本質からはずれてしまうことです。非常に多くの場合で、それは神経支配の問題なのです。 もし、深部筋膜をはじめ以前のけがによる表層の傷痕や瘢痕組織にわたる全ての組織が硬くなるとき、筋は単にシステム内の欠陥を保護するために、早すぎるタイミングで収縮するか、それどころか著しいレベルの安静時の筋緊張を保つように命令を受けます。この筋の硬さは、他の組織からの信号によってではなく、すでに治った以前に受けたケガからも残っているのです。筋は治ったことなどまったく知らないのです。 子供が、脚を骨折し、完全な可動域と筋力、さらに動作のスクリーニングでまずまずの結果で理学療法を終えたのですが、早歩きやランニング時に脚を引きずり続けるところを想像してください。なぜでしょう?癖になっているからです。インプットは正しいのですが、痛みに悩まされた習慣的なライフスタイルやリハビリが、実際にそれ自体が問題である脚を引きずって歩くということを作り出してしまいました。新しい機能不全のパターンができあがったのです。脚を引きずることは、ストレスを軽減し、ある程度のモビリティを維持するため、けがの後には機能的です。ストレスを軽減する理由がなくなったとき、脚を引きずらせる問題が解決した時に、それは機能不全となるのです。 脚を引きずる理由となったけがは治りましたが、脚を引きずることはなくならない−これは情報処理の問題です。不必要な筋の硬さや、関節のモビリティの乏しさ、または組織の伸長性が悪いといった不適切なインプットが、実際に、私たちが筋の硬さと考える保護的な筋緊張を引き起こします。そのような代償作用がなくなった後でも、庇うという癖が残ってしまうのです。 柔軟性やモビリティが問題であるときに、筋緊張の高まりに対して取り組む最善の方法は、動作パターンを見ることです。動作パターンの中に答えがあるのです。それは、私たちにモビリティや柔軟性の問題を引き起こしているとは思えないようなその他の問題の全てを示してくれます。 同じように、私たちが筋力やエクササイズのルーティーン、負荷そして動作パターンの向上によって解決しようとする筋力不足は、多くの場合で機能抑制でしょう。機能抑制は自然にリセットされることはあまりありません。私たちが自身のシステムをリセットするまたは単純に代償動作をとるという選択肢がある時、私たちはしばしば代償動作をとります。 コレクティブエクササイズは、代償動作を行う上での生物学的な必要性を理解し、通常は退行性の発達動作パターンを作り出すことで、代償動作を行う機会を取り除くという方法論です。全てを機能的な足のポジションで行うよりも、まずは、私たちが立てるようになるために行った動作パターンや姿勢−寝返りや這い這い、膝付き、膝立ち、そして四つ這い、に戻るのです。動作を追加することで、それぞれのレベルでの姿勢や動作パターンが次のレベルへの漸進に足るかどうかを示すのです。 これらの動作パターンは、立位という代償動作だけしか行えない姿勢に移る前に、実際に問題を強調できます。私たちは、多くの場合で柔軟性の問題を局所的に測定でき、筋力の問題も局所的に測定できますが、最終的には、これを引き起こしている運動制御システムがあることを理解しなければなりません。 運動制御システムはインプット、情報処理、そしてアウトプットをコントロールします。信じられないかもしれませんが、チェックする最も簡単な方法は、単にアウトプットを見ることです。もし、動作パターンが許容できるレベルの質であれば、その特定の動作パターン、型、そして姿勢において利用可能な身体のリソースをあきらかにするためにその動作パターンに負荷やストレスをかけ始めましょう。 もし、動作パターンが崩れるようであれば、その動作パターンの理解を検証しなければなりません。悪いインプットにつながるモビリティの問題があるのでしょうか?もしくは、安定性や運動制御の悪さにつながる情報処理の問題でしょうか? 私たちはこれらの問題を見つけ、治療し、改善することができます。これらの問題を、筋を見ることではなく、不適切な筋緊張を引き起こす動作パターン(またはその欠如)を見ることで管理することができます。覚えていてください、筋の硬さと筋力不足は同じ問題を現し、それはその一連の連続体の両端にあるということだけなのです。 不必要な筋緊張の強さは、表面的には、モビリティが悪く、なんとかしなければならないように見えます。何かがそれを引き起こしているのか、それとも単にクリーニングが必要なハードドライブに染み付いた癖なのでしょうか? 筋力不足には、実際トレーニングのセットやレップのみを必要としているのでしょうか、それとも筋力不足は、代償動作につながる不適切なモビリティや運動制御、もしくは非効率な動作パターンによって引き起こされているのでしょうか? それらの代償動作は、身体のどこかに存在する、今まで何年も見つからなかったモビリティや運動制御の欠如によるのか、それとも単にハードドライブ上にある擦り落とすだけでよい何かなのでしょうか? これらを簡単に見つけるには、私たちにはシステムが必要です。しかし、執拗に、局所的な筋の硬さや筋力不足について話している限りは、見落としてしまうでしょう。月を指差すことは月を示すようにデザインされていると良く言われてきました…多くの人はただ指を見てしまうのです。 不適切な筋緊張は、システム内の不調和を表す象徴です。この不調和は、適切に処理されたインプットの問題か、もしくは不適切に処理される適切なインプットのいずれかによります。 どちらによるものかを見つけ出すには、クリーンで体系的な方法でそれに取り組む必要があります。なぜならば、それがいつも明確であるわけではないからです。決まり文句的な答えは、不適切なインプットと不適切な情報処理がおそらくどの状況でも起きていることであるとなるでしょう。 これはある程度は本当かもしれませんが、あなたのアクションポイントは散開し、介入に対するフィードバックループはありません。一方で、もし誰かの股関節における運動制御の悪さが足関節のモビリティの欠如によるものと考えるのであれば、ソーシャルメディアを閲覧する必要もなく、その質問に簡単に答えることができるでしょう。足関節のモビリティを少しだけ改善し、その後股関節の運動コントロールを再チェックしましょう。もし足関節のモビリティの問題がインプットを悪くし、股関節の運動コントロールの悪さや一般的な筋力不足を引き起こしているのであれば、それが答えになるでしょう。もしそうでなくても、あなたは答えを得るでしょう。 この演繹法は、ファンクショナルムーブメントスクリーンの背景にある「ソースコード」です。もし、それが、モビリティまたは運動制御のどちらの問題か知りたいのであれば、テストしましょう。私たちがファンクショナルムーブメントスクリーンを作り上げた理由はこれです−自身のために。私たちは同じ疑問を持ち、そして論理的な回答を伴うぴったりなシステムを見つけることができなったのです。私たちはスクリーニングやシステムを開発するために始めたわけではありません…ただ競争上の優位性が欲しかっただけです。もし、何が不適切な筋緊張を作り出しているかを知りたいのであれば、それをうまく見つけるためのいくつかのアセスメントを私たちは備えています。もし、運動制御を信じられないくらいの効率性と機能的なテストで測定したいのであれば、それもありますよ。 私達は、動作の測定システムを、しっかりとしたフィードバックループができるように取り入れるように試みます−個々のコレクティブまたはプログラムの変更に集中する必要があるかどうかを知るために。 どのような時にも、これらの動きの一つが大きな違いを生み出すでしょう。生物学的なシステムにおいて何が壊れているか−身体か環境か−を理解することは良い科学を証明するものであり、そして運動行動を追跡していくことはエクササイズとリハビリテーションにおける出発点になります。 私たちはファンクショナルムーブメントシステムです。エクササイズの会社ではありません。 私たちは、動作を観察し、そしてあなたのプログラムやリハビリ、特別なパフォーマンストレーニングに依存している人たちに対するフィードバックを作るためのより良いツールを提供します。ムーブメントスクリーンや測定、評価を行うのに時間がかかることは事実です。悪びれる必要はありません、なぜなら行動計画をたてるためにより多くの時間をかけるべきだからです。評価に費やした時間は、リハビリや動作の改善そして身体の向上において試行する手間を省いてくれるのです。 大工の古いルールがあります:二度計測して切るのは一度だけ。 新しい測定のツールが紹介され適切に調査されたとき、その人たちの専門の実践の場においてよりしっかりしたフィードバックループを取り入れない理由は2つしかありません。 1. 新しいツールを信頼していない。さらなる記事や投稿は、彼らに信頼を与えることはできません…それを実践する必要があります。 2. 彼らの方法が基準値に良い影響を与えることができるという確信がもてないのです。それは私たちが皆直面する問題ではないでしょうか?
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