ティム・ギャベット教授は、応用スポーツ科学者として過去25年間に渡り、幅広い層のスポーツにおけるコーチやアスリート達と関わる経験を持つ。
人間生理学の博士号、及び、身体への負荷、障害予防、技能獲得に特に関連した応用スポーツ科学において博士号を保持する。250以上の同業者による論表を受けた論文を発表し、400以上のオーストラリア国内、及び国際的なカンファレンスでのプレゼンテーショ...
個々のアスリートやチームが競技での成功を収めた時、コーチやサポートチーム(パフォーマンスコーチやスポーツ医学の従事者)がその業績を祝うのは自然なことです。最終的に、成功は多くの場合で猛練習や鍛練、粘り強さの上に成り立ちます-そしてサポートチームは、アスリート達がそれぞれのスポーツの頂点に立つために様々なものを犠牲にしてきたのを直接見てきたのです。私達は、また、けがはスポーツの一部であり、そして怪我をしない選手の方が大会で優勝するという成功を掴む可能性があることも知っています(1)。
しかし、チームや個々の成功のどの程度が、コーチやスポーツ医学スタッフ、またはストレングス&コンディショニングコーチに帰するのでしょうか?もし、チームが成功したのであれば、それは良いコーチや良い選手のおかげでしょうか?もし、チームが「上手くいかない時」、それが「フィットネス」のせいだとどれだけ耳にしたことがあるでしょうか?同様に、パフォーマンスまたはスポーツメディカルチームはけがについてどれだけ非難されるでしょうか?アスリートが「壊れる」時、それはストレングス&コンディショニングスタッフがトレーニングを「しすぎた」か、メディカルスタッフによるリハビリが「十分でなかった」かのどちらかなのです!