レニー・パラシーノは、元ナショナルアカデミー・オブ・スポーツメディスン(NASM)の実技インストラクター/クリニシャン及び執筆者であり、現在はグレイインスティテュートにおいて応用機能科学の教員を務める。20年以上に渡って国際的講師、徒手療法士/軟部組織療法士、栄養療法士、運動療法士として健康産業に貢献。
300回以上の講義/ワークショップを講演し、教育資料を執筆、世界中のフィッ...
私たちが頭を悩ます、謎めいた、パズルのようなクライアントや患者に接する機会はどのくらいあるでしょうか。謎 (パズル) とは何かが理解できない、または理屈に合わないために混乱してしまう、その原因として定義されます。今日の情報社会においては、物事はより複雑にわかりにくくなっています.一体誰を信じたらよいのでしょうか?従来の教育やトレーニングは、特定の構造的な症状(前十字靭帯損傷、半月板損傷、腰痛、“炎症”、体重増加、衰弱、疲労、鬱など)に対するプロトコルに純粋に従うことで自信が得られるようにできています。しかし、症状を基盤とするプロトコルに従っていると、「それにはこれ」といった決まった型の治療やコンディショニングを繰り返す、たちの悪いサイクルにはまりかねません。