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投球傷害:広背筋筋挫傷は起こるべきであるのか? パート2/3

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投手への影響

広背筋の機能解剖を理解することで、野球ボールを力強く投げることに広背筋がどれだけ必要不可欠であるかを認識することができます。要するに、広背筋が下肢と上肢をつなげることで力が伝達され、最終的に腕の速度と球速に繋がるのです。

驚くことではありませんが、Gowanらによる1987年の研究では、投球の加速期における広背筋の筋活動は、アマチュアの投手よりもプロの投手のほうが概ね高かったことが観察されています。驚くことではありませんが、経験豊富で実績のあるアスリートは、大きな仕事(腕を加速させる、それがすべてのスポーツでもっとも素早い動きに繋がる)をするために大きな筋肉(主動筋)をどのように使えばいいのかを知っています。アマチュアの投手は実は、加速期に小さい、安定筋である腱板、上腕二頭筋、そして三角筋後部にかなり頼り続けます。これは安全でも効果的な長期戦略でもありません。

若年層のアスリートで広背筋挫傷をめったに見ないのは、おそらくそのためでしょう;広背筋を効果的に使用するには、90マイル以上で投球しなければならず、普段使われない筋肉を挫傷することはありませんから。若年の選手たちは、腱板痛、上腕二頭筋腱異常、あるいは、上腕の近位成長板問題を抱えることが多いのです。

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コンテンツ提供者の紹介

Cressey Performance
Eric Cressey
Cressey Performance 代表/CSCS

エリック・クレッシーは、マサチューセッツ州ボストンの西に位置する施設、クレッシー・パフォーマンス(CP)の代表取締役/共同設立者である。

健康なアスリートから負傷したアスリートまで、同様に高い評価を得る彼は、ユースからプロやオリンピックのレベルに到るまで、全レベルのアスリートを対象に、あらゆるスポーツにおいて、ハイレベルなパフォーマンス達成のための指導を行っている。

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