ブリティッシュコロンビアでは、規定もなく、政府の観閲の対象でもなく、栄養に関心のある個人であれば誰でも使用することができる ”ニュートリショニスト/栄養士”という名称に対して、医師、薬剤師、看護師などと同様に、法律で保護され、医療専門家としての規定に沿った教育を受ける” ダイエティシャン/食事療法士” という資格が存在します。ブリティッシュコロンビア食事療法士大学などの規制機関に登録をする必...
乳製品はあなたにとって悪いもの?
2020/09/15配信
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食品への過敏性、動物愛護、あるいは、環境への観点など、様々な理由から乳製品を避けている人々は大勢います。しかし、乳製品が体に悪いという考えから乳製品を避けている人も大勢います。乳製品を摂取する(あるいは避ける)ことの栄養と健康への影響について見ていきましょう。そして、乳製品があなたにとって悪いのかどうか明らかにしていきましょう!
1. ラクトース不耐性
まず最初に、“ラクトースとは何ですか?”という共通の質問に答えましょう。ラクトースとは乳製品の中に含まれる炭水化物の一種です。ラクターゼは、ラクトースの分解を助ける消化酵素です。ラクトース不耐性は、ラクトーゼ欠乏、あるいはラクトースの吸収不全のため起きるかもしれません。ラクトース不耐性の重症度は人によって違いますし、ヨーグルトやチーズには耐えることができる人がいる一方で、どの乳製品にも耐えることができない人もいます。これは牛乳へのアレルギーとは異なり、どの程度の量の乳製品であっても免疫反応を引き起こします(アナフィラキシーのような重症になりえます)。