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ステータスメッセージ

アナトミートレイン・イン・モーションの開発者であるカリン・ガートナーが9月に続いて再登場するMOVEPROは、今週の土日に迫ってまいりました:
★「多面的動的安定性:ファシアに注目したコアトレーニング
★「ファシアの弾性:バネ、パワー増幅&軽い足取り
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インシーズンのS&C

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『インシーズンのS&C』
私の働くチームは今まさにインシーズンを戦っており、レギュラーシーズンは通常約4ヶ月続きます。このような長期間に渡るインシーズンのトレーニングについてどのように考えていくのが良いか常に試行錯誤しています。今回はこのインシーズンのS&Cについて考えていきたいと思います。

◯ストレングス・メンテナンス・パラドックス
まず最近読んだ文献(1)の中から非常に興味深かったコンセプトを紹介いたします。
プレシーズンまでに筋力レベルを向上させ、インシーズンにはそれを出来るだけ維持することがシーズン中のS&Cプログラムの目的だと考えられています。しかし、シーズン開始時から筋力レベルが変わらない、変化しないということは言い換えると改善もしていないということになります。

さらにインシーズンが長くなればなるほど後半には疲労や各種ストレスが蓄積していきます。これらは選手の潜在的な(本来もっている)力発揮能力にネガティブな影響を与えます。
したがって、シーズン中に仮に筋力レベルが維持されていていたとしても、疲労などの負の影響を受け、結果的に力発揮能力は徐々に低下することになります。これがストレングス・メンテナンス・パラドックスです。

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コンテンツ提供者の紹介

国立スポーツ科学センター
Hiroki Ogata
ストレングス&コンディショニングコーチ

Vリーグに所属するNEC Red Rocketsトレーニングコーチ、JT Marvelous S&Cコーチを経て、現在は国立スポーツ科学センターでジュニアからシニアまでトップアスリートのトレーニング指導に携わっている。