ジョシュ・ヘンキンは、フィットネス・スポーツパフォーマンス業界で20年の経験を持つ公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリストである。
彼は10代半ばで足首の負傷に悩まされて以来、フィットネス・パフォーマンストレーニングに関心を持ち始めた。医師には二度と正常な歩行はできなくなるだろうと診断されたものの、ストレングストレーニングに出会い、負傷から回復しただけでなく、彼の初...
フィットネス業界すべての人にとって、それはもっとも厄介な言い回しであるかもしません。とても聡明で、かつ最も成功しているストレングスコーチのなかにも、その犠牲になっている人がいると聞いたことさえあります。
“ウエイトはただのウエイトにすぎないのであって、身体にはその違いなど分からない”
一見すると、かなり理にかなっています!“1000ポンドの羽と1000ポンドの岩はどちらが重いですか?” という古いジョークを思い出させます。では、科学や現実世界は何か違うことを教えてくれるのでしょうか?
私は、初めてタイヤをひっくり返した時のこと、アトラスストーンを持ち上げた時のこと、ストロングマンログを持ち上げた時のことを覚えています。なんてことでしょう!私は10年間ダンベルトレーニングをしてきていて、結構重いウエイトもリフトしてきましたが、すべては完全に無意味でした。私は強かったし、そんなわけはない、と思ったものです。しかし、現実には、別のウエイトを行ったときに、私たちは皆似たような経験をしていて、皆さんの多くも初めてケトルベルを用いた時に、この感覚に気づいたでしょう。
ケトルベルの突き出たハンドルのおかげで、ダンベルやバーベルを持ち上げたときとはまったく違う感覚になります。48kg(106ポンド)のケトルベルでクリーンできる人よりも、90kg ( 200ポンド )以上のバーベルでクリーンできる人のほうがより多くいます。