マイク・ロバートソンは、インディアナ州インディアナポリス市のロバートソン・トレーニング・システム・センターの代表取締役であり、またインディアナポリス・フィットネス&スポーツ・トレーニング(I-FAST)の共同所有者でもある。マイクはパフォーマンス・コーチの第一人者として世界的にその名を馳せ、幅広い層の顧客・アスリートの身体的ゴール、スポーツパフォーマンスのゴール達成のための指導を実践している...
有酸素ウインドウを広げる パート2/2
2023/05/04配信
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「いつもハードにやればいいんじゃないですか?」
もちろん、ここでの簡単な答えは「ノー」です。しかし、それだけで終わらせるのではなく、ここでは有酸素性エネルギーシステムと無酸素性エネルギーシステムの長所と短所を簡単に挙げてみましょう。
無酸素性や解糖エネルギーシステムは、短時間にハードな運動をしなければならないときに最適です。
その欠点は、無酸素性閾値を超えると、疲労がより早く蓄積されることです。疲労が蓄積されるだけでなく、無酸素性エネルギー生産の限界(1~2分)はすぐに訪れます。
爆発的なパワーを発揮するのはいいのですが、それが可能な時間には限りがあります。
一方、有酸素エネルギーシステムは、フル稼働するまでに少し時間がかかりますが、エネルギーを作り出す能力は非常に頑健です。
解糖系は1~2分程度で息絶えますが、有酸素性エネルギーシステムは何時間でもエネルギーを作り続けることができます。
簡単に言えば、有酸素運動で大きなエンジンを作れば作るほど、試合中に自分(あるいはアスリート)が疲労する可能性は低くなります。
どんなスポーツでも、解糖系代謝に移行することがありますが、それはそれでよいのです。ハードに行きたいとき/必要なときには、その容量が必要です。