主に宮崎県で活動中。痛みや疾患を抱えるクライアントの運動療法から、一般の運動愛好者&プロアスリートへのパフォーマンストレーニングまで指導する。
保有資格: 全米アスレティックトレーナーズ協会アスレティック・トレーナー(NATA-ATC) 全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS) Postural Respirat...呼吸:鼻呼吸はなぜ必要か
2016/03/17配信
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こんにちは!
宮崎産アスレティックトレーナーの近藤です。
ここ数回にわたり呼吸についての考察をしていますが(前回は“呼吸回数“についてでした。前回の内容を簡単にまとめると、”呼吸回数が多ければ多いほど身体の不調が起こる”です)
そして今回は、『鼻呼吸の重要性』についてご紹介したいと思います。
鼻呼吸ができる?できない?
正しい呼吸パターンを獲得する為に大前提となることが、“鼻呼吸ができる”ことです。
※僕は副鼻腔炎のせいで鼻呼吸が出来ないクライアント(肩の痛みでいらっしゃいました)の治療をしたことがあるのですが、呼吸へのアプローチは効果が薄かったです。
鼻から吸気が出来ないため、風船エクササイズ等も息が苦しくなってしまい頸部筋の過緊張を産む結果になってしまいました。
現在は鼻呼吸ができないクライアントには、まず鼻づまり解消のエクササイズや処置を受けてもらいます。前述の副鼻腔炎や重度の高い疾患の為どうしても鼻が通らない場合は外科手術が必要かもしれません。
口呼吸は増加傾向にある
生まれたばかりの赤ちゃんと、大半の動物も鼻呼吸をします。犬は体温調節のために口からハアハアと息をしますが大半は口を閉じています。
しかしながら、以前の投稿でお伝えしたように、主に環境的変化によって口呼吸をする人は増加しています。