fbpx 張っている筋についての力学的な議論は、痛みに関しては意味をなさないのはなぜか パート1/2 | Kinetikos

ステータスメッセージ

★Dr.キャシー・ドゥーリーを講師に迎えての「MOVEPRO・ブリーミングのサブシステムを理解する」、オンライン配信決定!収録ビデオ付き!詳しくはこちらへ
★先日のアゴラ#28(チャマ/相澤護さん)の収録ビデオ&スライドPDFの準備が完了いたしました。会員の方は「マイフォルダー」>>「AGORA」からご覧いただけます。

張っている筋についての力学的な議論は、痛みに関しては意味をなさないのはなぜか パート1/2

コンテンツ提供:
3154
Article/Video
Article

従来の理学療法は、その人の機能的“欠陥”を探し出し、その欠陥が痛みの原因であることを示唆してきました。 欠陥とは一般的に、身体機能や状態が平均値から外れていることを指します。 典型的な例は、立位の姿勢がニュートラルから外れていることです(例:頭が前に出ている、骨盤が平均より前傾している、筋力が弱い、可動域が平均より小さいかもしれないなどです)。

あらゆる種類の痛みの問題を説明するために、十分な裏付がないにもかかわらず非常によく引用されるものに、下位交差症候群があります。この完全にでっち上げられた、裏付けのない“機能障害”は、股関節の屈筋群と背筋群が硬く、腹筋と臀筋が弱いために痛みを感じるのだと示唆します。 そして、これが理論上(しかし根拠はない)、骨盤の前傾を引き起こしているというのです。 このことについては以前にもたくさん書きましたので、そこで説明されるような痛みのおとぎ話を再びするつもりはありませんが、ここで提案されている悪霊のようなものに関して、筋や関節の硬さがほぼ無関係である理由についてお話したいと思います。 つまり、下位交差症候群を支える考え方は、つじつまが合わないのです。

この題材は私にとって真新しいものではありません。 私が初めてソーシャルメディアで問いかけをしたのは1998年のことで、このトピックに関するものでした。 回答は、心配する必要はないとのことでしたが、いまだに私たちはこの議論をしています。

《 コンテンツの閲覧にはアカウント登録が必要です。下記よりご登録ください。 》
無料アカウント登録で、コンテンツ閲覧チケットを5つプレゼント!

コンテンツ提供者の紹介

Greg Lehman
理学療法士、カイロプラクター、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト

生物心理社会学モデルにおける筋骨格系機能不全を治療することを専門とした、理学療法士、カイロプラクター、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。

生体力学と痛みの科学そしてランニングレジリアンシーを調和させた2日間の継続教育コースを世界各地40箇所で提供している。

サイプラスで開催されたヨーロッパカイロプラクティックユニオンや、カナダで開催されたマッサージセ...