マイク・ロバートソンは、インディアナ州インディアナポリス市のロバートソン・トレーニング・システム・センターの代表取締役であり、またインディアナポリス・フィットネス&スポーツ・トレーニング(I-FAST)の共同所有者でもある。マイクはパフォーマンス・コーチの第一人者として世界的にその名を馳せ、幅広い層の顧客・アスリートの身体的ゴール、スポーツパフォーマンスのゴール達成のための指導を実践している...
私の上位5つのコーチングキュー パート2/2
2018/03/21配信
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キュー#3 プッシュ
アスリートが、スクワットやデッドリフトのボトムポジションから力ずくで上がってこようとして、その結果、次のようなことが起こることを何度目にしたことがありますか?
- 膝より先にお尻が上がり
- 頭と首を後ろに振りあげて天井を見上げ
- 四頭筋と腰背部を使って力ずくで持ち上げなくてはならなくなっている?
もし(パワーリフティングの)競技経験が少しでもあるのなら、これらのことは度々起こったことでしょう。
とは言っても、高重量は高重量なのです。もしあなたがパワーリフティングやオリンピックリフティングの競技者であるならば、時にこのように行うこともあるでしょうし、私はそれに対して何の問題もありません。
しかしながら、アスリートにとってウェイトルームとは、効率性と運動能力を向上させるための手段であると私は考えており、ただ単にできる限りの高重量を挙げるためだけの場所ではないのです。
もし、開始時に彼らの膝をアンロックしたら…
…そしてもし彼らが、動作を通して足裏を感じることができるようになれば…
…重りを挙げる際に必要な唯一のキューは「プッシュ」です。