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ストラクチュラル・インテグレーション2.0 パート4/4

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感覚器官としての筋膜:内受容感覚

アイダ・ロルフが彼女の理論を形成して以来、急速に進んでいる研究のもう一つのライン:私達は現在、例えば網膜よりもより多くの神経終末が筋膜に存在しているというように、筋膜が体内で最も豊かな感覚器官であることを知っています。脳は筋膜系で何が起こっているかに強い関心を持ち、システム全体の圧力と張力について定期的な(そしてほとんどの場合、意識レベル以下の)信号を受け取ります。

これらの受容体は、筋膜がどのように伸び、圧力を受け、ねじれ、振動し、近くの構造に対して剪断しているかを脳に伝え、そしてもちろん痛みもこれらの感覚神経を通じて経験されます。侵害受容信号の発生源と進行は、生物心理社会モデルならびに疼痛プロセスにおける中枢神経系の役割の増大を示す他の研究と共に、真剣に研究されている分野です。

この研究の一環として、これらの受容体のいくつかは運動中枢だけでなく、脳の感情中枢にもリンクしていることがわかっています。これらは内臓からの受容体だと思われていましたが、すべての臓器の中で最大の臓器(皮膚)からの多くの神経は、頭頂葉ではなく、扁桃体と大脳辺縁系の感情処理システムに向かっています。タッチセラピーの持つ意味合いは明らかですが(母親の心落ち着かせるようなタッチ)、正確な影響はまだ研究されていません。

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コンテンツ提供者の紹介

Anatomy Trains
Thomas Myers
アナトミートレイン著者・代表

トム・マイヤーズは、アイダ・ロルフ博士、モーシェ・フェルデンクライス、そしてバックミンスター・フラーから直接指導を受け、またジュディス・アストン、エミリー・コンラッドといったムーブメント指導者達から、そして武道の世界からも学びを得る。

彼のアプローチは、欧州オステオパシースクールで学んだ、頭蓋仙骨、内臓、及び内在的動きの研究からも影響を受けている。

過去35年間以...