生物心理社会学モデルにおける筋骨格系機能不全を治療することを専門とした、理学療法士、カイロプラクター、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。
生体力学と痛みの科学そしてランニングレジリアンシーを調和させた2日間の継続教育コースを世界各地40箇所で提供している。
サイプラスで開催されたヨーロッパカイロプラクティックユニオンや、カナダで開催されたマッサージセ...
怪我や痛みからの回復に関して言えば、実行することが修復となります。一般用語では:怪我をした時には、自分が好きな活動が回復するための第一の要素であるべきです。
結構、簡単なことかもしれません。ランニングは、本格的にランニングを再開するための準備や治癒を触媒するストレッサーの一つです。
痛みや怪我が発生するということは、私たちの身体にかけるすべてのストレッサーが適応能力を超えているという見方ができます。何らかの理由で、現在のストレッサーが現在の許容能力を超えてしまったのかもしれません。もし、マラソンをしたいのであれば、ランニングのための耐久性と身体能力を徐々に構築していかなくてはならないことは知られています・・・ランニングによって。
ランニングによって不調になったのですから、ランニングによって取り戻すことができるのです。
怪我からの復帰も同様です。自分の身体は自ら治癒し、ランニングに必要な耐久性を再び構築するのです・・・ランニングによって。
しかし、いきなりランニングを始めて最初の週に100kmも走らないのと同様に、ランニングへの耐久性をゆっくり構築していきます。あなたの身体の組織や神経系、心血管系は適応し、以前は3kmさえも考えられなかったのに、じきに20kmを走っているでしょう。