筋膜は、意識のメッセージが届く封筒です。 神経学がデジタル技術を駆使した次の章へと進むのを見るにつれ、筋膜と意識はかつてないほどお互いに寄り添いつつあります。
神経学の前章(スキナーの行動主義に代表される、私が育った章)は、「タブラ・ラサ」という考えに基づいていました。 アリストテレス以来、私達と共ににあるこの考え方は、赤ちゃんの心は「白紙の状態」であるというものです。 赤ちゃんの真っ白な板に、入ってくる感覚信号(緑)が映し出され、そこから筋肉への信号(赤)が出てきます。
トム・マイヤーズは、アイダ・ロルフ博士、モーシェ・フェルデンクライス、そしてバックミンスター・フラーから直接指導を受け、またジュディス・アストン、エミリー・コンラッドといったムーブメント指導者達から、そして武道の世界からも学びを得る。
彼のアプローチは、欧州オステオパシースクールで学んだ、頭蓋仙骨、内臓、及び内在的動きの研究からも影響を受けている。
過去35年間以...