リーは、米国でトップレベルのアスレチックムーブメントスペシャリストの一人として高い評価を得ており、スポーツ・スピード(株)(Sports Speed)の共同所有者、及びリータフトスピードアカデミー(株)の代表取締役である。
コートランド州立大学で体育学学士号、アメリカ合衆国スポーツアカデミー(United States Sports Academy)でスポーツ科学修士号を...
リアクションタイム(反応時間)、スピード、アジリティ(敏捷性)、クイックネス(素早さ)の向上のためには、本当に何が必要かをしっかりと考えてみましょう。
世の中に出回っているどのようなスピード・アジリティドリルを実践したとしても、そこにトレーニングのコンセプトの理解が伴わなければ、能力向上は望めません。
アスリートのスピードの向上に、ニュートンの第 3 法則「作用反作用の法則」を応用します。
科学関係の書物を紐解き、スピード・クイックネス・アジリテイに関する科学を猛勉強するべ きでしょうか。そんなことはありません!ただアイザック・ニュートン卿の第3 法則「作用反作用の法則」を考えればいいのです。単純に言えばすべての動きには、作用と反作用があるという事です。ではこれをスピード・クイックネス・アジリティにどのように応用すればいいのでしょう?アスリートが動作を急速に方向転換する時、またはスターティング・ブロックをスタートする時、進行方向の逆に作用する素速い力が生じます。
この例の場合、生み出された力は足を通して地面やブロックに向かい、それと同じ大きさの力が足に返ってきます。
足が力を発揮している対象物が安定していて、潰れてしまったりすることがなければ、作用、反作用の力は同じであるはずです。