グレイインスティテュートは応用機能科学( AFS )の導入、開発、修得、提供により国際的に高い認知度を持つ。プロスポーツを含め、あらゆるレベル、能力の個人を対象としたコンサルティング、分析、リハビリテーション、機能のリストア、トレーニング、コンディショニングを幅広く網羅。
ファンクショナルな傷害予防、リハビリテーション、パフォーマンス向上のアプローチにおいて、業界内の最先端をに...
肩関節(関節窩と上腕骨の接合)の動きは、上腕骨骨頭と肩甲骨の関節窩の間に相対的な動きがある時に起こります。他のすべての関節同様に、それぞれの骨の実際の動きも起こり、多くの場合において両方の骨が動いています。肩関節は三面というのみでなく三軸として解説をされます。肩関節における動きは、三面のどの面においてもそれぞれに起こり、複雑な機能を促進する複数の三面的な組み合わせを可能にします。
肩関節は、四肢の関節として考えられ、他の全ての四肢の関節同様に、相対的な関節の動きは、近位の骨に対する遠位の骨の関係性によって名称をつけられます。両方の骨が同じ方向に動いているとき、もし上腕骨(遠位の骨)が肩甲骨よりも早く動けば、上腕骨の実際の動きと、肩関節の相対的な動きは同じものとなります。これは、目で見てもわかりやすく、頭でも理解しやすいものです。もし上腕骨が肩甲骨よりも早く外旋をすれば、相対的な関節の動きは外旋になります。混乱の原因になり得る唯一のことは、肩甲骨の実際の動きを表現するために使われる用語のみでしょう。しかし、肩甲骨が上腕骨よりも早く動く時、それぞれの面においての一貫した用語の欠如がより大きな混乱を生み出すことになります。下の表は、それぞれの骨が同じ方向に動くときの実際の骨の動きを表したものです。
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