マイケル・ライノルド、PT, DPT, SCS, ATC, CSCS はスポーツ医学、リハビリテーション、パフォーマンス向上の業界でのリーダーとみなされている。理学療法士、アスレチックトレーナー、認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストとしてマイクは、スポーツ生体力学、動きの質、筋肉のアンバランスにおけるバックグラウンドを利用し、人間のパフォーマンスの全てを専門としている。彼は、野...
膝蓋骨の位置と可動性を計測する
2018/10/23配信
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膝蓋骨の位置と可動性を計測することは、今でも私の膝の臨床評価における非常に重要な構成要素です。それは、膝蓋骨の可動性低下が見られるとき、存在しているかもしれない軟部組織制限についてのよい認識を与えてくれます。これは特に膝の手術後によくあることですが、膝蓋骨の可動性を計測することは、膝蓋骨の過度可動性が見られる際に全身の弛緩性を評価するためにも重要です。
あなたが臨床評価中に、これらのいずれかを初めて実感するとき、あなたは私が何を意味しているかわかるでしょう。
でも、もしあなたが文献を通読しているなら、あなたは膝蓋骨の位置や可動性の評価の妥当性と信頼性について、矛盾している結果を見つけるかもしれません。
膝蓋骨可動性の計測の信頼性
私がよく言及する一つの研究は、膝蓋骨の位置、具体的には膝蓋骨の内外側の位置に関する評価の信頼性を調べたスミス氏による系統的レビューです。すべてのよく行われる検査テクニック同様、そのテストが適切な評定者間及び評定者内信頼性を持っていることを証明することが必要です。テストは簡単に再現されることができ、2人の異なる臨床家間、そして同じ臨床家による再評価で繰り返される際の両方において正確な結果を出さなくてはなりません。
そうでなければ、テストの使用は限定され、役立つ情報を提供することはできないでしょう。