機能のために重要なエビデンス:膝関節置換後の機能

Pozzi F, Snyder-Mackler L, Zenni J. Relationship between biomechanical asymmetries during a step up and over task and stair climbing after total knee arthroplasty. Clin Biomech 2015, 30: 78 -85. この研究は、膝関節置換後の機能に関する既存の知識を補完するようにデザインされたものです。彼らは、水平な面を歩くことに比較して、身体により大きな課題を与える2つのタスクを調査しました。障害物を踏み越える、階段を登るというタスクは、手術から6ヶ月後にどの程度の不全と左右差が存在するかを判断するために選択されました。片側の膝関節全置換術(TKA)を受けた20人の患者達が、年齢に一致する対照群と比較されました。手術した脚と手術していない方の脚、および対照群との比較が行われました。 左右の比較は回復の大きな尺度を提供はしますが、手術していない四肢の既存の不全の影響を受ける可能性があります。対照群との比較は、機能回復に関する情報を提供しました。被験者達は、ある日に機能テストを、別の日に生体力学的テストを行いました。機能テストは、タイムアップアンドゴー(TUG)、階段登りテスト(SCT)、および6分間歩行(6MW)でした。膝関節全置換の被験者達は、6MWにおいて16%短い距離をカバーしました。対照群と比較した膝関節全置換被験者達の不全は、TUGで33%、SCTで41%でした。3つのテストすべてが示唆するのは、これらの患者達が6ヶ月で完全に回復しなかったことであり、これは驚くべきことではありません。しかし、これらの患者/クライアントの回復を促進するために、運動のプラクティショナー達は何に取り組むべきなのでしょうか? この研究の生体力学的試験部分の結果は、他の研究の結果とともに、いくつかの提案を与えてくれます。手術した脚と手術していない側の脚を比較したところ、大腿四頭筋のアイソメトリック筋力(膝を75度屈曲させてテスト)は、手術していない側が18%高く報告されました。ステップアップ&オーバーの機能的タスクの最中に、健側と比較して、矢状面の膝のモーメントと膝の力は低下していました。手術側の股関節は、ステップアップのパワーを増加させることで膝を補完していました。手術側がステップダウンの負荷を受け入れる時、吸収は減少し、膝の屈曲も減少しました。 ステップアップに注目するとするなら、手術側の股関節のパワーが増加したことは実は素晴らしい補完です。実際、アプライド・ファンクショナル・サイエンス®の「トゥイーキング/微調整」戦略は、リハビリテーションやトレーニングの初期段階で膝の負荷を軽減するために、股関節伸展筋群からのより多くの貢献を意図的に生み出す動きを生み出します。タスクが正常に完了し、左右対称に近づけば、運動プラクティショナーは膝のパワーを高めるために、股関節の貢献を徐々に減らす戦略を立てる必要があります。これは、股関節の寄与を増加または減少させるために、腕のリーチを伴うステップアップエクササイズを行うことで達成できます。 上記の2番目の不全(着地時の吸収不良)に対処する場合にも同様に、「トゥイーキングイン」から「トゥイーキングアウト」へのプログレッションを利用できます。強さの不全に加えて、患者/クライアントは荷重下で膝が屈曲することを可能とする制御の欠如に取り組んでいるかもしれません。膝関節全置換患者達は、着地時の膝の可動域が少なかったのです。膝関節に十分な膝屈曲があったとしても、制御できるとわかっていない限り、身体はその動きを使用しません。グレイ・インスティテュート®では、これをMostability™(モビリティとスタビリティ)と呼んでいます。Dr. Gary Gray はこう言います。「スタビリティのないモビリティは不安定である」「賢い」身体は、動きを制御できないことを知っているので、機能的な不安定性を避けるためにその動きの使用を制限するのです。 3DMAPS®(3D Movement Analysis & Performance System)のパフォーマンスシステムには、この例に関連する2つのオプションがあります。一つはElevated Lunge Leg(ランジの脚の挙上)で、もう一つはElevated Stance Leg(スタンスの脚の挙上)です。これらの位置は、3つの面全てで両側の手のドライバーと組み合わせることで、「トゥイーキングイン」と「トゥイーキングアウト」のための戦略になります。各平面の一方向はより多くの股関節のリソースを「トゥイークイン」するもので、反対方向は股関節のリソースを「トゥイークアウト」して、膝をさらに働かせることになります。

グレイインスティテュート 2070字

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