マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてポイントとコインを獲得すれば理解も深まります。
”プッシュとプルのバランスをとる”べきか?
押す動きと引く動きのバランスをとるべき、というトレーニングに関するアイデアはよく聞かれるものですが、実際にその選択において注意する点は何なのでしょうか?各個人の状況に合わせた考慮の方法をエリック・クレッシィがシェアします。
シーズン初頭に選手の怪我が多い理由
新人の選手達の怪我の率が、シーズン中盤や後半と比較して、シーズン初頭に多い理由は何なのでしょうか?その理由の考察と解決策をエリック・クレッシィがシェアします。
鎖骨下筋を理解する
投手によく見られるトリガーポイントを探しているのなら、鎖骨下筋を見逃さないでください。鎖骨と第一肋骨(赤でハイライトしています)の間に挟まっている筋肉です。 正常な姿勢では、鎖骨は僅かに上向きのカーブがあるべきですが、肩甲骨の下制、下方回旋、および/あるいは前傾のある投手達の多くは、鎖骨が、肩鎖関節によって肩甲骨を関わることで、さらに引き下ろされています。肩甲骨の向かうところに鎖骨もついていくことになるわけです。 問題なのは:オーバーヘッドの動きでは、鎖骨は上方回旋をすることが必要となりますが、短縮し高密度で繊維化した鎖骨下筋は、動きを制限することになるということです。 さらに良くないのは、鎖骨下筋が第一肋骨を挙上させる過度に緊張した斜角筋と共に働くことが多く、上下から挟まれて潰されてしまうということ。これらの骨の間には、重要な神経と血管の構造が通っていることも忘れてはなりません。胸郭出口症候群の診断が考慮される場合には、鎖骨下筋は無視してはならない解剖学的構造なのです。 影響という観点からいえば、鎖骨下筋のトリガーポイントは、肩前側、上腕二頭筋筋腹、そして前腕外側から手の親指の側までの症状を引き起こすことがあります。肩の位置が下がっている人の鎖骨下筋への効果的な徒手療法の後に、鎖骨の角度の上昇(上向き)が見られることも珍しいことではありません。 簡単にまとめると、名前を聞いたことがないとか、サイズが小さいという理由でこの筋肉を見逃してはなりません。質の良い徒手療法、アキュモビリティーボールでのSMR、あるいはそれらの組み合わせなどで、この筋肉へのケアをすることが、大きな効果を上げるかもしれないのです。
菱形筋
”肩甲骨は後ろに引き寄せる” ”肩は斜め後方に引き下げる”というキューイングがすべての肩の問題の解決に効果的だと思い込んでいませんか?エリック・クレッシィのセミナーから、菱形筋とキューイングに関わるビデオをご紹介します。
肩の内旋を強化すべき時
肩の内旋の強化をする必要があるのはどのような時でしょうか?筋力そのものが問題なのか?可動域が問題なのか?運動制御が重要なのか?エリック・クレッシィが質問に答えます。
前腕の回外制限と肘の障害
ジョイントバイジョイントアプローチに沿って、肩から肘、前腕部の運動制限と肘の障害の関連性をエリック・クレッシィが解説します。肩の可動性のみでなく、橈尺関節の可動性制限の有無が肘に障害に関連する理由とは?
投球のメカニクス:オープンランディングポジション
投球時の足の着地が開きすぎてしまう投手の場合、そのポジションに入ることで考えられる問題は何か?そしてそのポジションに入ってしまう要因となるのは何なのか?全ての場合において修正をする必要があるのか?エリック・クレッシィが詳細に解説します。
ストレングス&コンディショニングのプログラムを考えすぎないための5つの方策
私は頻繁にインスタグラムのストーリーの質問コーナーを実施していて、時々、返答に絞り込むことができる少量の文字数からなる15秒のタイムリミットを超えるような詳細な返答を求める質問を受けることがあります。この質問はその例の一つです: より多くのことを学ぶにつれ、アスリートへのプログラムを作ることにより多くのストレスを感じます。これについて良い助言はありますか? まず初めに、これは新しいトレーナーだけでなく、経験のあるコーチにとっても信じられないほど一般的な問題であることを認めます。知識という呪いは本当に存在するもので、本来それほど高度なものが必要ではないあなたのクライアントのためのプログラムを書き上げるときに、イライラしてキーボードをたたいてしまうことにつながります。 私が見つけた助けとなる5つの方策を紹介します。 1. 一番大きな石を明らかにして丸で囲みましょう。 評価の全ての覚え書きを書き上げた後、読み直して私が最も優先度が高い項目と考える2,3個に丸をつけます。もしかしたら、それは非常に制限された頸椎の可動域であったり、かなりひどい片脚の筋力かもしれません。もしそれが80 bpm台の安静時心拍数であれば、もしかしたら有酸素能力にとことん取り組む必要があるかもしれません。とにかく、最終的に最優先事項を明確にして強調したとき、プログラムを書き始めることは簡単になり、「黙って座って考えすぎない」方向へといくらかの勢いをつけることができることがわかりました。 2. まず質のいい運動を考えましょう。 関節が効率的に動く(ニュートラルの位置から動く)とき、他の多くのシステムに影響を与えます。有酸素から無酸素のエネルギー供給方法へ移行するときにより長い時間がかかります。長さ−張力の関係性が筋力とパワーを向上させるために最適化されます。回復を最適化するためにリンパ系がより効率的に働きます。事質的に、効率的に動くということは「トリクルダウン効果」と同じなのです。 このような下流効果が、私たちが提供するウォームアップをかなり誇りに思う理由です。それらはただ体温を上げるだけではなく、それよりも、悪い硬さを減らし、良い剛性を向上させるはずです。例えば、壁に背を向けた肩の屈曲のドリルでは、広背筋や肩甲骨の下方回旋筋、腰椎の伸展筋の悪い硬さを減らします。同時に、前面のコア、首の深部屈曲筋及び肩甲骨の上方回旋筋の良い剛性を確立させます。
もし、ひとつしか選べないとしたら・・・
質疑応答を実施すると毎回、私は次のような質問を受けます: 股関節の可動性評価をひとつだけ選ぶとしたら、それは何ですか? 投球速度を上げるためのエクササイズをひとつだけ選ぶとしたら、それは何ですか? 肩の痛みを治すためのエクササイズをひとつだけ選ぶとしたら、それは何ですか? 何がすごいか?と言うと、これらすべての質問に関して、そして他にもたくさんあるのですが、私は、これまでのキャリアの中で、ひとつだけを選択しなくてはならないような経験は一度もなかったということです。 愚かな質問というものはないのでしょうが、愚かな考え方というものはあります−健康問題や人間のパフォーマンスに関する問題を解決する上で、このような還元主義的アプローチをするということは、私たちの業界での大きな問題です。私の経験上、慢性的な問題が非常に増えていると感じています。なぜなら、彼らは最も重要な要因に焦点を置くことができないのではなく、多くの要因の相乗作用を見落としているからです。例を挙げてみたいと思います。 今年初めに、尺骨神経の調子が悪いピッチャーを診ました。何種類かの抗炎症薬によるさまざまな作用が現れていました。 結局のところ、彼は尺骨神経脱臼と診断され、肘の屈曲/伸展の反復動作に加え特に外反負荷(この神経が伸ばされる)がかかる投球のような動作が、このような問題を発症する原因になったのでしょう。 彼は、私のビジネスパートナーでありマッサージ師でもあるシェーン・ライにより首から前腕までの全域に、広範囲の徒手療法を受けました。これだけでもかなり緩和されました−しかも、彼がそれ以前に感じていた首や肩の問題に関してもかなり改善があったとコメントしました。 彼の動きのスクリーンでは、肩甲骨制御の明らかな問題がいくつもあることに気がつきました。安静時、彼は肩甲骨がかなり前傾、下制された姿勢で座りました。頭上へのリーチ動作の開始時に、滑らかな上方回旋から始まるのではなく、彼の場合は後退が起こりました。彼の肩甲骨の“外旋”のほとんどは、実際肩甲骨の後退と腰椎の伸展だったのです。要するに、いくつか行われた上肢評価で、彼は多くの動きを誤った部位で行っていました。そして、彼の腕のケアのエクササイズを見に行った時、ここでもこれらすべての誤ったパターンが再確認されました。たとえば、水平外転のトレーニングで彼は広背筋を使って下制していたり、多くのリフト動作では頭が前方に変位していたり、下記の写真のような姿勢で無造作にプッシュアップも行っていたのです。
頑丈な肩のシリーズ:肩甲下筋の基礎
エリック・クレッシィの肩関節周辺の構造と損傷に対する学習シリーズから。スライドプレゼンテーションを通して、より健康で頑丈な肩のための肩甲下筋の構造と、損傷後の適切なケアの方法を学びます。
ノーマネードリルを使わなくなった理由
胸椎後弯の姿勢の人達によく処方されるノーマネードリル、あるいはスタンディングWドリルと呼ばれるドリルを、近年エリックが投手達に対して使わなくなってきた理由とは?
肩外旋を追いかけるべきなのか?
投手の投球動作に必要な肩の外旋動作の可動域を増大させようと、ストレッチにストレッチを繰り返して状態を悪くしてしまった経験はありませんか?投手における肩関節外旋可動域と能動的な制御について、エリックの説明を聞いてみてください。