マイク・ロバートソンは、インディアナ州インディアナポリス市のロバートソン・トレーニング・システム・センターの代表取締役であり、またインディアナポリス・フィットネス&スポーツ・トレーニング(I-FAST)の共同所有者でもある。マイクはパフォーマンス・コーチの第一人者として世界的にその名を馳せ、幅広い層の顧客・アスリートの身体的ゴール、スポーツパフォーマンスのゴール達成のための指導を実践している...
まずは矢状面
2014/03/12配信
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“人生は3D!”
“スポーツをするためには回旋が必要!”
“本当のトレーニングは前額面、横断面上で始まる!”
もしこのセリフを以前にいくつか(あるいは、すべて)聞いたことがあるなら私を止めてください。
今日の投稿の目的は、トレーニングをつまらなくするためではありません。この目的はあなたができないことを伝えることでもないのです。
むしろ、皆さんがプログラムに、より画期的なものをとり入れる前に、するべきことを伝えることを目指しています。
学校にいくと、まず、足し算や引き算といった算数の基礎を習います。
それらをマスターしてから、今度は代数学、幾何学、微積分などのより難しい分野に移っていきます。
つまり、これら算数の基礎は、より高次元の数学において習うことを適切に用いるために、前もって知っておく必要がある必須条件なのです。
そして、われわれのトレーニングにおいても、必須条件があるというのが私の意見です。
とても単純なことですが、最も基本的である、矢状面での動きをマスターしていないクライアントがほとんどであるのに、なぜ私たちはこれほど多くの時間を前額面、横断面上でのトレーニングにあてているのでしょう?