Dr. キャシー・ドゥリーは、カイロプラクティックドクターであり、彼女が共同経営するニューヨークマンハッタンにある、カタリストスポーツにて臨床治療家として活躍するかたわら、ニューヨークにあるアルバート・アインシュタイン医科大学及びウェイル・コーネル医科大学の2校において解剖学の講師としても活躍中。
ニューヨーク大学歯学部の非常勤教授であると共に、西インド諸島グレナダにあるセント...
私はニューヨーク足病医科大学の元職員として、足病医学生が解剖学―そして歩行周期を学んでいることを知っています。
彼らは、歩行の4つの局面のうち3つにおいて、踵骨(かかと)が前額面上で内側に動くことを知っています。
これはよく後足部の回外とみなされるポジションで、距骨を外旋させ、体重をより足部の外側にかけています。
ただどのような動きでも、十分にパワフルであるためには、まず反対方向に伸張されなくてはなりません。
それが生物物理学の長さー張力曲線の原理です。
輪ゴムを部屋の向こうに飛ばしたい?まず輪ゴムを後ろに引っ張りますよね。
回外に移行するためには、(前脚が接地し体重の大部分を支えているサスペンション期(荷重応答期)に見られるように)まず足部の回内にむかって負荷をかけなければなりません。
多くの足病医やランニング専門店が、回内の何に対して反感を抱いているのかはよくわかりません。