プレイリスト 11 コンテンツ
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肩関節&肩甲帯の評価方法

肩の痛みやケガを抱えるクライアントが増えています。トレーニングを始める前に、必ずアセスメント・スクリーニングを行いましょう。肩関節だけでなく、肩甲骨や胸郭など、肩周りの動きを総合的に評価することが重要です。肩関節&肩甲帯のアセスメント・スクリーニングの方法について詳しく解説するコンテンツを集めました。

リハビリテーション
パフォーマンス
ボディワーク

腕の挙上動作を評価する

私が包括的なアセスメント(評価)プロセスにおいて見る多くの中の一つが、腕を頭上に挙げる際の動きの質です。あなたが収集したその人のこのような基礎的なタスクを行う能力に関する情報は、リハビリやトレーニングプログラムをデザインする際に、しばしば非常に貴重なものとなります。 下に私が最近行ったアセスメントのビデオがあります。これは興味深いものなのでシェアをしたいと思います。 少し経緯をあげておきましょう。患者は高校の競泳選手で、長時間泳いだ後、両肩全体に広がる違和感と、疲労感 がプールにおいてみられていました。疲労の多くは肩後部にみられましたが、特定はされません。検査では、水泳選手によく見られる関節のゆるさは明らかでしたが、問題になるような構造的な病理は発見されませんでした。総評

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肩屈曲アセスメント パート1/2

2013年11月9日&10日の2日間、SYNERGYで開催したITTピラティスの創始者ジーン・サリヴァンのアセスメントWSから、立位での肩の屈曲のアセスメントの様子を2部に分けてお届けします。肩の脱臼の経験を持つ参加者モデルの方の肩の動きの左右差を、動きを通して観察していきます。

9:10

肩屈曲アセスメント パート2/2

2013年11月9日&10日の2日間、SYNERGYで開催したITTピラティスの創始者ジーン・サリヴァンのアセスメントWSから、立位での肩の屈曲のアセスメントのパート2/2 をお届けします。肩の脱臼の経験を持つ参加者モデルの方の肩の動きの左右差を、動きを通して観察しつつ、動きの向上を実現していきます。

9:13

投手の肩屈曲制限(ビデオ)

メジャーリーグの選手達から絶大の信頼を得るエリックが、投手の投球側の肩の屈曲の制限の要因とその影響に関して、機能解剖学的な情報を含め、分かり易く解説します。

6:13

肩甲骨の上方回旋(ビデオ)

投手にとって、肩甲骨の上方回旋がなぜ重要なのか?投球に必要な肩の動きのメカニズムと肩甲上腕リズムの関わりを、野球選手のケアのスペシャリストであるエリックが、分かり易く解説してくれます。

4:50

肩甲骨と肩の動的可動性のアセスメント

エリック・クレッシィと共同で指導したセミナーの一部から、マイク・ライノルドが参加者モデルの動的なアセスメントを行っている部分を抜粋しています。挙上の動きによる左右差は?その左右差はどこに原因があるのか?

3:19

肩の部位的可動域の評価と改善 パート1/2

トーマス・マイヤースの筋膜ネットワークのトレーニングのセミナーから、トラビスがダイナミックな動作を可能にする為に不可欠な部位的な可動域の評価方法をご紹介します。オーダーヘッドのプレス、スイング、プルアップが無理なく行えるか否かも、このような部位的な可動域が関与します。

12:46

肩甲胸郭可動域のアセスメント

肩甲骨と胸郭の間のアクティブなエクスカージョン(可動域)の評価。様々な角度で、挙上、下制、後退、前突と動かしながら、どの角度で、どの可動域でより上手く動かすことができているのかを評価する、多面的で機能的なアセスメントの方法をレニー・パラチーノがシェアします。

12:08

肩関節可動域のアセスメント

肩関節のアクティブなエクスカージョン(可動域)の評価。様々な角度で肩関節をアクティブに動かしながら、どの角度で、どの可動域で関節とその周囲組織がスムーズに可動しているのかを多面的に機能的に評価する方法をレニー・パラチーノがご紹介します。

12:08

可能性の高い容疑者:肩のインピンジメント

ローテーターカフの腱の肩関節内におけるインピンジメントは、投球、テニスのサーブ、水泳のストロークなどオーバーゲッドの動作を含むスポーツを行うアスリート達が経験する問題ですが、一般人のかなり多くの人たちにとっても、日々の生活において頭上に手を伸ばす活動の必要性から、さらに大きな問題となりえます。 リサーチや外科手術に関わる文献において、インピンジメントはしばしば関節内と関節外という2つのカテゴリーに分類されます。 この区別は、解剖学的観点において重要なものではありますが、機能的な”可能性の高い容疑者”という観点においては、それほどの重要性を持たなくなります。対象個人の症状における解剖学的根源は、あらゆる外科的処置によって取り組まなければなりませんが、”チェーンリアクション=運動連鎖”の機能不全は、どちらのタイプのインピンジメントであれ、同じかもしれません。その原因と解決策は、手術前、手術後のトレーニングの両方において確認される必要があります。 応用機能科学(AFS )の3Dと運動連鎖の基本原則は、私たちの戦略全てに影響を与えます。肩のインピンジメントの場合には、ロード&エクスプロード(負荷&力の発揮)の基本原則が、更に重要性を増します。ほぼ常にインピンジメントは、クライアントが達成したいタスクである、エクプロード(力の発揮)中に起こります。しかし、エクスプロード中の痛みは、多くの場合、効果的なローディングの失敗における生体力学的なことに根ざしています。 この記事では、効果的でないローディングのフォーカスを前額面の”容疑者”に向けましょう。肩関節外転に伴う前額面での痛みは、多くの場合、頭上にリーチをする動きの一部として上腕骨が外転する際に、肩甲骨の肩峰が邪魔にならないように移動することができないために起こります。ローディング中に肩甲骨が内転しなければ、エクスプロードも最適ではなくなります。ローディングのための運動連鎖を足元まで辿っていくことは、その原因を発見することを助けてくれるでしょう。右肩の外転のための前額面でのローディングは、肩甲骨内転、胸椎の右への側屈、左股関節の内転と左距骨下関節の外転/回内を含みます。この”通路”のどこかに機能不全があれば、それがインピンジメントの原因となり得るのです。 エクスプロード(力の発揮)の基本原則における可能性の高い容疑者を見つけるために、この記事では矢状面にフォーカスをおくことにしましょう。もしクライアントが頭上にリーチをする時、肩関節屈曲の可動最終域で痛みを感じるとすれば、エクスプロードを制限する機能不全が確認される必要があります。肩甲骨の後方への回旋、胸椎伸展、股関節伸展は、すべて要因としての可能性があります。肩甲骨の後方への回旋が起きなければ、肩峰が邪魔にならないように移動することはできません。もし胸椎が十分に伸展できなければ、肩甲骨の回旋は肋骨によって制限を受けます。股関節屈筋群の硬さによる股間伸展の制限は、胸椎伸展に影響を与えます。 動きの3面すべてにおける全ての関節の動き(6方向)を評価する能力は、3Dムーブメントアナリシスパフォーマンスシステム(3DMAPS)によって提供されます。不十分なローディング(前額面の)の例においては、右反対側外側の連鎖に欠損が見られるでしょう。エクスプロードがうまくいかない(矢状面の)例においては、片側、あるいは両側の前側の連鎖が機能不全を露わにするでしょう。こういったタイプの運動連鎖の問題の確認の方法、解決の方法を学びたい方は、3DMAPS認定をご検討されることをお薦めします。

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関節弛緩性の評価

結合組織にも様々なタイプや個人差が存在します。関節に弛緩性を持つ結合組織の密度が低いタイプの個人と、結合組織の密度が高い個人では、必要な運動のタイプも異なるはず。関節の弛緩性の有無を確認する方法をご紹介します。

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