運動と感覚の統合①②③:体性感覚・視覚・前庭覚 香川 4/27-29
開催要項

9:30~16:30 (3日間とも同じ時間です)
4/27(土曜日)運動と感覚の統合①:基礎&体性感覚
運動の生成において感覚機能(例えば視覚や聴覚、触覚やボディーイメージ)は重要な役割を担いますが、運動と感覚の統合ができなければ不適切な筋緊張や動作不良を産み、ケガや不調のリスクが高まります。基礎編では感覚機能の理解を深め、痛み、姿勢、動作改善等に活用する方法を学びます。
主な内容
・機能的神経学の基礎:神経学を応用した運動処方の考え方
・インプット→インテグレーション→アウトプット
・3つの感覚システム
・意識的運動と無意識的運動
・自己定位(認識の軸XYZ、ボディーイメージ、身体感覚)
・運動多様性
・姿勢/動作の成り立ち
・体感覚システム
・ミラーイメージ・ミラードリル
・運動イメージ
・コントラクタイル・マッピング
・ジョイント・マッピング
・体感覚機能の評価/改善方法 など
4/28(日曜日)運動と感覚の統合②:視覚システム
視覚システムと歩行の関連を学びます。視覚システムは全ての感覚の中で最も力の強いシステムであるため大きな変化を起こす可能性を持っています。この講義では視覚システムと運動の成り立ちを理解し、視覚機能を評価して視覚と運動を統合したエクササイズを処方できるようになります。
主な内容
・視覚システムの基礎
・視覚習慣:スマホやパソコンが視覚に与える影響
・視覚機能と運動機能の関連
・オプティックフロー
・固定視/注視/周辺視
・パスート/サッケード
・グラウンディング
・センタリング
・視覚機能の評価
・視覚機能と運動の統合訓練
・視覚機能と歩行の生成など
4/29(月曜祝日)運動と感覚の統合③:前庭覚システム
前庭システムを学びます。前庭システムは自己の知覚、運動の知覚に必須となるシステムです。この講義では三半規管や耳石器、またそれらと連結する機能を評価して介入する方法を学びます。また前庭システムを活用した運動処方は非常に強力な介入方法となります。慢性疼痛や姿勢不良、動作不全、パフォーマンスアップに活用できる内容です。
主な内容
・前庭覚システム
・前庭反射
・三半規管の機能と評価
・耳石器の機能と評価
・聴覚情報の影響と介入方法
・めまい、ふらつきの評価と運動介入
・前庭脊髄路の機能と活用法
・前庭システムと運動の統合訓練
・歩行に必要な感覚機能の評価/改善方法
・歩行のカテゴリー分け(I,II,III,IV)
・歩行の補助ツール(テーピング、スティック、シューズ等)
お問い合わせ:bodyimprove.wada@gmail.com(申込受付担当:和田)