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○初公開!MSIのコンセプトとそのテクニック
○疼痛の原因をさぐる!
○運動系機能障害症候群の概念をもとに、診断・治療アプローチを進める!
■ 実技・解説 : 諸谷 万衣子 Maiko Morotani,PT,DPT,OCS
大阪出身、同志社国際高等学校を卒業後、アイオワ州グリネル・カレッジへ留学。生物学の学士号を取得後、ミズーリ州セントルイスのワシントン大学大学院で理学療法を専攻。
現在に至るまで、南カリフォルニアのロング・ビーチ近郊にあるCPRx Inc. (理学療法士が開業している整形クリニック)に勤務。Movement System Impairment Syndromes (運動系機能障害症候群)の概念をもとに診断・治療アプローチを進めている。
2008年に姫路獨協大学で開催された Shirley Sahrmann 教授の“運動機能障害症候群の診断と治療”の通訳を行い、現在はワシントン大学の“運動機能障害症候群の診断とマネジメント”のクリニカル・フェローシップの教師として活躍中である。2013年発行の“続運動機能障害症候群のマネジメント”の訳出者でもある。
2014年には、教育、通訳、及びコンサルティングを主なサービスとして提供するNexus Motionを設立。
※日本語吹替版(音声多言語:日本語/英語)
MSIアプローチは、過去数十年間にわたり、ワシントン大学理学療法学科のシャーリー・サーマン教授らが開発、発展させてきた、筋骨格系に関与している疼痛を評価する手法です。
患者を効果的に治療するには疼痛の原因を理解しなければいけません。そして患者の疼痛の原因と特定の方向について、いかにうまく説明できるかがカギとなります。
MSI検査には一次検査と二次検査があり、例えば患者が背臥位で股関節外転・外旋運動を行った時に腰椎と骨盤帯の過剰な回旋機能障害が認められ、腰痛も悪化したとします。これが一次検査です。
二次検査では腰椎骨盤帯の回旋機能障害を防ぎながら、患者に症状の変化について聞きます(同じか、悪化したか、減少したか)。検査の流れとして常に疼痛を減らすパターンを探しています。理想的でない運動パターンが検査中に見られた場合、より理想的な方向に導き、その運動の変化が痛みの度合いにどう影響しているかを確認します。
キーポイントは二次検査中に、患者に理想的な運動パターンを指導することで患者の疼痛を軽減できることです。
このDVDでは、ワシントン大学で学ばれた諸谷万衣子先生がMSIアプローチの概論について解説し、検査方法については、立位での評価から、背臥位、側臥位、腹臥位、四つ這い位、座位、壁の肢位、そして患者に特異的な機能的活動の評価について紹介しています。
痛みが生活をコントロールしている心理的な状態から解放してあげるため、患者に痛みをコントロールできる力を与えてあげましょう。
このDVDをご覧いただき、腰椎と下肢における運動の質を診るコツをつかんで下さい。そして人間の動きを見る面白さ、楽しさを実感してください。
※このDVDでは諸谷万衣子先生が英語で解説していますので、英語の音声と日本語吹替の音声とで聴くことができます。使用しているパワーポイントの等の資料は英語版ですのでご了承下さい。
◎MSIシステムとは
◎理学療法士のアイデンティティー
◎運動系の定義
◎機能障害、症候群について
◎主要なMSIのコンセプト
◎疼痛の原因を追求するポイント
◎腰椎・股関節の症候群
◎膝・足部・足関節の症候群
◎標準化された検査
◎このDVDで紹介する内容
◎全体像をつかむ
◎参考資料について
<Lower Quarter Examination:下肢の検査1>
■Standing 立位
◎Alignment, frontal plane and sagittal plane
アライメント(前額面と矢状面)
◎Trunk forward bending
体幹の前屈
◎Return from trunk forward bending (faulty and corrected)
前屈位からの復位(誤ったパターンと修正)
◎Trunk side bending
体幹の側屈
◎Trunk rotation
体幹の回旋
◎Single leg stance (standing unilateral hip and knee flexion)
片脚立位
◎Partial squat, double leg squat
部分的スクワット、両脚スクワット
■Supine 背臥位
◎2-joint hip flexor length test
股関節屈筋群の筋長検査
◎Supine position (hips and knees extended vs. flexed)
背臥位、アライメント(下肢伸展位vs下肢屈曲位)
◎Supine unilateral hip and knee flexion (passive and active)
背臥位の股関節と膝関節の屈曲(他動的、自動的)
◎Supine Hip abduction / external rotation(from hip flexed position)
背臥位での股関節外転・外旋(股関節屈曲位から)
◎Straight leg raise (passive and active)
ストレートレッグレイズ(他動的、自動的)
■Sidelying 側臥位
◎Sidelying Position (check symptom)
側臥位、アライメントと症状のチェック
◎Hip abduction / ER (from hip flexed position)
股関節外転・外旋(股関節屈曲位)
◎Posterior gluteus medius muscle performance
後部中殿筋のパフォーマンス
◎Hip adduction from abducted position
股関節外転位からの内転
◎Hip adductor muscle performance
股関節内転筋群のパフォーマンス
◎Modified Ober test
修正されたオーベル検査
<Lower Quarter Examination:下肢の検査2>
■Prone 腹臥位
◎Position (check symptom, may need pillows)
アライメント・肢位(症状をチェック、枕が必要な場合もある)
◎Knee flexion (passive and active)
膝関節屈曲(他動的、自動的)
◎Hip IR and ER (passive and active)
股関節内旋・外旋(他動的、自動的)
◎Craig test
クレイグ検査
◎Gluteus maximus muscle performance
大殿筋の筋パフォーマンス
◎Hip extension with knee extension
膝関節伸展位での股関節伸展
■Quadruped Position 四つ這い位
◎Position (preferred vs. corrected)
アライメント・肢位(好み、および修正)
◎Rocking backward
後方へ揺れる
◎Unilateral shoulder flexion
片側の肩関節屈曲
■Sitting 座位
◎Position (preferred vs. corrected)
アライメント・肢位(好み、および修正)
◎Iliopsoas muscle performance
腸腰筋のパフォーマンス
◎Knee extension with ankle dorsiflexion
膝関節伸展(足関節背屈)
◎Hip IR and ER muscle performance
股関節回旋筋群のパフォーマンス
■Standing back to the wall 背中を壁につけて立位
◎Flattening back to the wall
腰椎を平坦にする
◎Active shoulder flexion
肩関節屈曲(自動的)
■Functional mobility 機能的な運動
◎Rolling in bed ~ Supine to sit
寝返りの方法~背臥位から座位へ移動
◎Sit to stand
椅子からの立ち上がり
◎Stepping up and stepping down
踏み台昇降
<Summary まとめ>
現在のKinetikosアドバイザーは以下の通りです。
緒方 博紀 土屋 潤二 蒲田 和芳 栗田 興司 諸谷 万衣子 桂 良太郎 森部 高史 大貫 崇 小林 俊夫さらに詳しく