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毎日積み重ねるということ

谷 佳織
谷 佳織Kaori Tani Kinetikos代表取締役

私自身が、運動指導に関わるようになったのは、今から28年も前のことです。

子どもの頃から音楽と本に囲まれて育った私は、運動することには全く興味がありませんでした。子どもの頃から1日何時間も楽器の練習をしたり、勉強をしたりしなければならなかった私にとって、”運動とか、そんなくだらないことしている時間はないから” という感じだったのです。

10代の半ばから、拒食症や肺結核や、その他の疾病に数年間悩まされるようになり、心身ともに健康を見失っていた20歳の頃に、エアロビクスに出会いました。音楽に合わせて身体を動かすことが楽しくなって、自分自身との折り合いも、周りの人との関わりも、少しずつ変化をし始めました。

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