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腸脛靱帯をストレッチすることはできるが、伸長することはできない

グレッグ・リーマン
グレッグ・リーマンGreg Lehman 理学療法士、カイロプラクター、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト

混乱しました?ごめんなさい。10年前、私はブログで、フォームローリングでは腸脛靱帯(ITB)をストレッチ(永久に変形させたり伸長したり)することはできないと書きました。まだその立ち位置は変わりません。何か新しい形にこねることができる生地ではありませんし、もちろん "癒着を解消"することもありません。

しかし、ITBを一時的に“ストレッチする”ことは可能です。つまり、ITBに張力をかけると、その一部が歪みを受けるのです。つまり、力が加わると一時的に伸長することになります。筋を収縮させるとき、あるいはROMの最終域に向かって動くとき、腱にも同じことが起こります。腱には引張力(テンション)がかかり、最大努力の85~90%で約6%の歪みが生じます。そして、増加した硬さに働きかけるには約4.5%の歪みが必要なようです(pubmedのBohm Sを参照ください)。

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