マイクロラーニング
隙間時間に少しずつビデオや記事で学べるマイクロラーニング。クイズに答えてポイントとコインを獲得すれば理解も深まります。
デビット・ティベリオ博士インタビュー パート4/4(ビデオ)
運動生体力学博士であり、コネチカット大学理学療法部門の名誉教授であり、グレイインスティチュートGIFTプログラムの学長でもある、DTことデビット・ティベリオ博士。過去30年間以上に渡り数々の研究論文を発表し続け、理学療法士として、Kendall Award (ケンダル賞)の栄誉にも輝くDTの豊富な経験をシェアするインタビューのパート4。自立した考え方の促進。
すべてのプログラムで必要な2つのエクササイズ パート1/2
そうです。すべてのプログラムにおいて、これら2つのエクササイズが必要だと言っているのです。まぁいいでしょう、すべてのプログラムではないかもしれませんが、この2つの動き:肩の外旋と股関節外旋は、ほぼすべての人のプログラムに含まれるべき、とても重要な動きであると考えます。 なぜこれら2つの動きがとても重要で、すべてのプログラムに含まれるべきであると考えているのでしょうか? ここには2つの主要な理由があります。 私たちの動きの多くは矢状面で起こっています。私たちの真ん前で起こっている動きの多くは、前額面と横断面での動きの弱化に繋がっていきます。残念なことに、矢上面での活動中、それ以外の面上における動きの弱化が障害に繋がることがあります。矢上面で動いている際にも、基本的には、前額面、横断面における安定性が必要になります。股関節の強さが、膝蓋大腿痛やその他の障害にどのように影響を与えるかに関しては、充分に話してきました。 私は筋肉群に働きかけることによってそれらが“活性される”、または、より大きな多関節の動きを行う前に、“それらの筋肉を使えるようにしておく”べきであると考えます。これに関しての具体的な例として、上半身運動の前に肩外旋を、下半身運動の前に股関節の外旋運動を行うでしょう。 残念なことに、これらのエクササイズは見た目があまりカッコ良いものではなく、ビーチ用の見せる筋肉をつけることはできないでしょうし、退屈かもしれません。しかし、健康体でいること、障害が起こる可能性を最小限にすることは、常に良いことなのです。 肩外旋・股関節外旋を行うには、とても多くの方法がありますが、スタートするにあたって私が勧めるのは、肩W外旋エクササイズと股関節クラムシェルエクササイズという下記の2つのエクササイズです。 肩W外旋エクササイズ 過去数年間に私の講演を聞いたことがあればご存知でしょうが、肩“W”エクササイズが私の最も好きな新しいエクササイズであると言い続けています。時間が経ち、もはや新しいわけではないのですが、未だにこのエクササイズは私のお気に入りです。 このエクササイズは、肩の外旋に肩甲骨の後退、後傾の動きが加わった、とても素晴らしい動きの組み合わせであり、後方回旋腱板(棘下筋、小円筋)と下部僧帽筋の活動を促すため、多くの人々にとって有用です。 それに加えて、両側で行うことで、姿勢や肩の安定性に効果があり、同時に両腕に働きかけることができます。つまり、より効率的なのです。 私が肩Wエクササイズを好きな理由 過去の記事でお話してきたように、以前からずっと肩Wエクササイズが好きでよく使っています。私の“Optimal Shoulder Performance”(最適な肩のパフォーマンス)というDVDをご覧になれば、私が言っていることがお分かりになると思います。このエクササイズは、肩の外旋に肩甲骨の後退、後傾の動きが加わった、とても素晴らしい動きの組み合わせであり、後方回旋腱板(棘下筋、小円筋)と下部僧帽筋の活動を促すため、多くの人々にとって有用です。 McCabeらの研究によると(NAJSPT2007)、肩Wエクササイズでは、後方回旋腱板と下部僧帽筋において中等度の筋活動があることが認められています。しかし、私がより注目したことは、このエクササイズでは上部僧帽筋の活動が最小限しか見られず、下部僧帽筋と上部僧帽筋の筋活動比率がもっとも大きかったことです。上部僧帽筋がどのように肩の機能に影響を与え、上部と下部僧帽筋のアンバランスがどのように肩のインピンジメントを起こしていくのかについて説明してきました。ですから、下部僧帽筋と後方回旋腱板に重点をおくエクササイズを私がどれだけ気にいっているかおわかりになるでしょう。 肩Wエクササイズビデオデモンストレーション 下の肩Wエクササイズのビデオデモンストレーションでは、だいたい肩幅程度の長さでセラバンドを握り、親指を上に向けているのが分かると思います。多くの人が、親指を斜め後ろに向けたポジションを奨励しているようですが、前腕を回外することでエクササイズが変化するとは思わないので、前腕はニュートラルに保持し、肩と肩甲骨の動きのみに集中させます。 私が奨励するもう1つのことは、“W”エクササイズの名前の起源にもなりますが、肘の角度を90度に保持してほしいということで、こうすれば外旋の最終域に達したとき“W”の形になります。広背筋の厚みのため、腕が身体よりほんの少し外転することでこの形になります。前腕を地面と平行になるように保持するようには勧めません。
すべてのプログラムで必要な2つのエクササイズ パート2/2
股関節クラムシェル クラムシェルはすぐにできる簡易な方法で、股関節外旋筋群を強化することができます。これは、ゴムバンド、あるいは、同様の抵抗があるバンドを使って行える簡単な方法ですが、とても有効です。さらに、両膝の周りに抵抗性のあるバンドを装着するため、同時に両側をトレーニングできます。下側の脚では、このエクササイズを行うために、股関節外旋筋群を使い安定させなければなりません。 もちろん、これはすべてテクニック次第です。下で御覧の通り、下側の腕を使って頭をニュートラル位に保ち、反対の腕を股関節の上に置きます。これによって、腰部で代償しないようサポートができます。 私が股関節外旋クラムシェルエクササイズを好きな理由 繰り返しになりますが、私が毎日使っている股関節外旋のエクササイズは数多くありますが、この簡便さと有効性の理由から、私はクラムシェルエクササイズを強調しています。 中殿筋強化の重要性と、前額面上の強度不足によって起こされるいくつかの機能不全について、過去に話してきました。私たちは矢状面で多く動く社会に生きていますし、このことが、機能不全の動きのパターンの多くに多大な影響を与えています。ですから、股関節を外旋させる筋群の強化は重要になります。もし今まで、このことに重点を置いてきていないのであれば、一度上記のリンクの記事をいくつかを読んでみてください。 股関節屈曲位における股関節クラムシェルエクササイズ 筋電図による研究によると、特にテクニックが優れている場合は、クラムシェルを行うとき、中殿筋と大臀筋の筋活動量が良いことが示されています。下のビデオを注意してみてください。私は腸骨稜に沿って手を置くことを強調しています。こうすることで、身体が回旋せず、腰部と共同して働かないように注意を促すことができます。この動きは、このエクササイズを行っている際に、最も良く見られる間違った動きで、特に、臀筋群がかなり弱い人によく見られます。また、このように骨盤に手を置くことで、親指を臀筋群の上に置き、その活動を感じ、収縮を促すことができます。これは、正しいテクニックで行うのに、本当に役立ちます。
TRX TV 4月3週目のシークエンス(ビデオ)
前額面での股関節の可動性を高め、横断面での股関節の可動性と筋力を高め、最終的に前額面、横断面で爆発的に力を発揮する動きへと展開するドリルのシークエンスをご紹介します。どのような動きにも正しいセットアップは不可欠ですね。
オリンピックリフティングシューズを履くべきか? パート2/2
それぞれのアスリートが、それぞれ不十分な伸展の制御パターンを示すとういう事実のさらなる証明として、良くないスクワットのパターンを持つ4人のアスリートの姿勢写真をチェックしてください。まず最初に、複数の関節をまたいで、かなり“典型的”な伸展姿勢を見つけることができるでしょう。骨盤の前傾と過度の前弯、加えて、膝と足首の位置が比較的ニュートラルであることに注意してください。 2つめとして、底屈している足首に注目してください;このアスリートは“伸展代償”を遠位部で行っています。そのような静止姿勢で充分なスクワットパターンを持ちえると考えますか?彼は理想的な足首の可動性を持っているかもしれません。しかし、底屈筋群(ふくらはぎ)の活動を完全に停止することはできていません;そが彼が“の見つけた”安定する場所なのです。 3番目の例では、アスリートが骨盤と腰椎を前方へ押出すことで、スウェイバックと呼ばれる姿勢を呈することになります-実際には、足首はほぼニュートラルの位置にあるように見えますが。 最後に、4つ目の例では、より身体全体を見ていきましょう。このアスリートは骨盤から腰椎にかけて、かなり重度の伸展パターンを呈していることは明確ですが、腕の位置にも注目してください;広背筋が収縮したままなので、肘は上腕骨頭よりかなり後ろに持っていかれ、肩甲骨は前傾しています。これは頭部前方位の姿勢であり、この角度からでははっきりと識別できませんが、このアスリートは、斜角筋、胸鎖乳突筋、鎖骨下筋にかなりの“緊張”も見られるでしょう。彼はキネティックチェーンの上部で安定性を見いだしたのです。 これらバランスの悪い姿勢の一つ一つは、アスリートが間違った動きのパターンを変化させ、“なんとかする”方法になります。アスリートは素晴らしく代償動作をする人達です-しかし、その方法はひとそれぞれ違います。これらは取り扱うべき問題であることは皆同意すると思います、そうでしょう?これらは取り扱うべき問題であり、トレーニングへの介入を行うことで、アスリートはよりよく感じられることでしょう。 このことが、どうオリンピックリフティングシューズと関連するのでしょう?彼らにこの劇的に踵を上げる靴を履かせれば、全てのアスリートがみな、完璧なスクワットを披露することができるでしょう。それはまるで、近所のバランス感覚の乏しい子供に自転車の補助輪を渡したかのようでしょう….一生ものの。ただ、いつか、補助輪を外し、自転車の乗り方を教わらなければなりません。そして、健康でいることを望むなら、どこかで、良くない運動パターンを隠すことを止め、ただ単にその代償動作に負荷をかけていくのではなく、その改善に取り組む必要があります。
オリンピックリフティングシューズを履くべきか? パート1/2
先日、次のような質問を受け取り、ここに投稿するのに適しているQ&Aであろうと考えました。お楽しみください。 Q:トレーニングの時にオリンピックリフティングシューズを履くべきかどうか、ご意見を伺いたいと思いました。先日そのシューズを履いてみたところ、その変化は著しく、スクワットをかなり深く行うのにとても役立ちました。私は“お尻のウインク=骨盤の後傾”を起こすことなく、床と平行まで下げるだけでも、いつもとても苦労していましたから。トレーニングの一環として、スクワットの効果を得るために、このシューズを使ってスクワットすることを奨励しますか? A:とても良い質問です;残念ですが、簡単な答えはありません-ですので、我慢して読んでください。 まず最初に、あなたがオリンピックリフターであるなら、是非とも、そのシューズを履いてください。それが競技の仕方ですし、特異性は重要です。知っての通り、ハイレベルなアスリートの争いでは、少なくとも、“ただ単に”トレーニングするのと比較して、より良い結果を得るためには、大きなリスクがあるという要素は常に想定されています。 しかし、もしあなたが違うスポーツのアスリートである、あるいは、一般のフィットネス愛好家であるならば、それらは必要ないと思います。そして、もし動きの質の改善、健康増進が長い目で見た場合の目的であるならば、それはさらに問題になってしまうかもしれません。説明していきますが、まず最初に、なぜ人々がそれを履くのかについての、2つの主要な理由を理解する必要があります。 まず、固さの要因があります。オリンピックリフティングシューズの踵はとても固く“たわみ”がなく、これによって、一般的なスニーカーと比べて、力を産み出すためのよりよい土台になります。この固さはオリンピックリフティングシューズに限ったことではありません;ミニマリストのシューズ、チャック・テイラーズ、あるいは、裸足にも見られるかもしれません。パワーリフターの多くはこのことを知っていますし、だから彼らは通常床と踵がしっかりと接地することができる、”固い”靴でウエイトリフティングをします。このことが我々をポイント2へと導きます。 これらの靴は踵をかなり持ち上げます。踵の上げ幅は、1.27cmから3.175cmと様々です。しかし、スニーカーにおいては、かかとと足指の高低差、あるいは、傾斜度にすべて関連しています。長い間、一般的なランニングシューズは12mmの踵と足指の高低差があり、24mm(かかと)、12mm(足指)で、8%の傾斜度でした。オリンピックリフティングシューズに関してこれがなにを意味しているかを理解するうえで難しいのは、誰も足の指の高さを記録していないために、実際には傾斜度は分からないということです。0.5インチの持ち上げ、つまり12.7mm、はかなり平均的ですが、評判の悪いNike shox(25mm)に見られるような1.25インチ、つまり31.75mm、は実際には過剰です。 このことは明確に次の質問に導きます。なぜ、固いシューズだけで十分ではないのか?過度の踵持ち上げの理論的根拠はどこにあるのでしょうか?可動性や安定性の欠如したリフターが、より楽に深くスクワットをするための効果的な支えなのです。 スクワットを深く行うために、多くのことに熟練している必要があり、そのうちの最たるものは: 背屈の可動域が十分あることが必要になります(膝が足趾と足首の上にくる可動性)。 股関節の内旋可動域が十分あることが必要です(筋肉、関節包、アライメント、または、骨性の問題で制限されることがあります)。 股関節の屈曲可動域が十分あることが必要です(筋肉、関節包、アライメント、または、骨性の問題で制限されることがあります;典型的にはあまり問題にはなりません)。 膝の屈曲可動域が十分あることが必要です(これはめったに問題にはなりません;ここが問題になるには、かなり大腿四頭筋の短縮が見られる必要があるでしょう)。 骨盤や腰椎を適切な位置におくためには、十分なコアの制御-特に前方のコアの制御-が必要になります。特にオーバーヘッドスクワットに関して言えば、腕が頭上にある場合、伸展を抑制することがとても難しくなります。 足首の可動性が欠如していれば、足を外旋し、つま先立ちになるか、あるいは、踵の持ち上げが提供する支えに頼ることになります。踵を上げることによって、足首はニュートラルから背屈させるより、むしろ、底屈からニュートラルに戻すように動きます。効果的に、フライングしないようにスタートラインより何メートルか後ろでスタートすることになります。分かりますか?(もし分からなくても心配いりません;下のビデオでこれについて詳しく説明しています。) 股関節の内旋が欠如していれば、爪先を外旋し、ニュートラルから内旋して行く動きとは対照的に、外旋している位置からニュートラルの位置に内旋させていくでしょう。 これら身体位置の変化によって、可動性の欠如を補うことができるということは、皆同意すると思います。しかし、実際には、効果的に異常な動きのパターンに負荷をかけることになり、必ずしも良いことであるとは言えません。グレイ・クックから教わったように、機能不全の上にフィットネス(ストレングス)を積上げ続けると、悪いことが起こるのです。 お気づきかと思いますが、上記の#5を残しています:前方のコアを十分に制御することが必要になります。もっとも大事なことを最後に残しているのです;これはとても大きな問題です。 秘密を暴露してしまいますが、私たちは足首の可動性制限に“過剰な診断”をしていると、私は考えています。スクワットの動きが上手にできない場合、それは足首の可動性の問題があると、多くの人々が自動的に推測しています。スクワットの形が悪いことで、足首の可動性に問題があるのではないかと考えているケースの90%で、全体的な身体の動きに基づいた場合と対照的に、その関節だけを見た場合、実際には可動性はとても良いと推測することができます。なぜでしょう?可動性と安定性の間には非常に大きな相互関係があるのです。
DVRT ヒップヒンジ パート1/2
2014年7月3日&4日に開催されたDVRTのコースから。股関節の屈曲伸展=ヒップヒンジは、基礎的で重要な動きでありながら、指導するのが難しい動きのひとつでもあります。ヒップヒンジの動きの要素を分解し、動きのDo, Don’t を確認していきます。
DVRT ヒップヒンジ パート2/2
2014年7月3日&4日に開催されたDVRTのコースから。股関節の屈曲伸展=ヒップヒンジは、基礎的で重要な動きでありながら、指導するのが難しい動きのひとつでもあります。ヒップヒンジの動きの要素を分解し、アルティメイトサンドバッグを使用したデッドリフトの正しい方法をご紹介します。即座に指導に活かせる情報がいっぱいです。
トレーニングの際に傷害を引き起こす可能性が最も高いストレングススポーツは何か? パート3/3
これらの研究をどのように分析できるか? ストレングススポーツにおける総合的な負傷率は何か? 上記の研究から、傷害リスクが(急性、慢性にかかわらず)ランニングやトライアスロンのような持久系のトレーニングを行っている際と比較して、ストレングススポーツにおいてより高いというわけではないということは明確なはずである。負傷率は1,000時間のトレーニングに対し、0.24-5.5傷害の間であった。 ストレングススポーツの負傷率は持久系スポーツの負傷率に比べどうであるか? 1,000時間のトレーニングに対し0.24-5.5傷害、というストレングススポーツにおける総合的な負傷率と比較すると、長距離走における負傷率は1,000時間に対し2.5-12.1傷害であり、トライアスロンにおける負傷率は1,000時間のトレーニングに対し1.4-5.4傷害である。ゆえに、ストレングススポーツは、広く調査されている持久系活動に比べ傷害を負う可能性が多いわけではない。 最も一般的な傷害部位はどこか? ストレングスアスリートにおいて最も一般的に発生する障害部位は腰部と肩である。オリンピックウェイトリフターとストロングマンのアスリートは、より腰部に傷害を負う傾向にあり、パワーリフターとボディビルダーは、より肩に傷害を負う傾向にあると考えがちであるが、この結論は入手可能な文献にのみ基づいたものであり少々時期尚早であるようである。 傷害リスクが最も高いストレングススポーツはどれか? 異なるストレングススポーツへ参加することに関する相対的リスクは、明確ではない。1つ以上のスポーツを同時に評価した研究は数少ない。ゆえに、研究間にあるトレーニングの際の負傷率の違いは、研究が行われたストレングススポーツの種類からくるのではなく、研究アーティファクト(例えば、傷害の正確な定義のされ方や明確な母集団のようなもの)から生じたものである可能性がある。にもかかわらず、もしストレングススポーツにおいて、傷害に関する相対的リスクについての結論を引き出そうとするならば、それは、ボディビルディングのトレーニングは他のストレングススポーツに対するトレーニングに比べ傷害を負う可能性が低いというものであろう。 正確にボディビルディングのトレーニング方法が、どの側面からより危険性が少ないとされているのかは明確ではないが、様々な理論的根拠が提議されている。セイワ(2014年)は彼らの研究の中で、ボディビルディングはより低負荷で、より低速の制御された動きを使う傾向にあると提議している。フィッシャーは(2014年)彼らの総説の中で同様の考えを取り上げており、これらのトレーニング変数は傷害の要因を修正するために重要であるかもしれないとも提議している。加えて、フリーウェイトを使用するトレーニングとマシンを使用するトレーニングでは、傷害リスクが異なる可能性がある。しかしながら、そのような要因は長期試験において調査されるべきであり、現時点ではこれらの要因に対し結論的な声明を出すことは不可能である。 一般の人々に対し、これから推測できることは何か? 一般の人々に対しては、ボディビルディングのようなトレーニング方法がとられた場合、パワーリフティング、もしくはオリンピックウェイトリフティングのようなトレーニング方法に比べ、トレーニングでの負傷率は低くなる可能性が期待される。しかしながら、このことはアスリート以外の人々において、望ましくは研究アーティファクトの影響を避けるために、複数のグループを観察することにより確認される必要がある。 アスリートに対して、これから推測できることは何か? アスリートの集団に対し、ボディビルディングトレーニングの要素を取り入れることがトレーニングの際の負傷率を下げることにつながるかどうかということは、考慮に値する興味深い質問である。もちろん、主要な2つの未知数は、パフォーマンスへの影響と競技中の負傷率への影響であるだろう。私の知る限りでは、上記の領域のどちらに関しての研究もまだ行われておらず、これらの方式を取り入れることによるリスク・リターンが既存のトレーニングより勝るか否かに関しての評価は、全くの推測にしか過ぎない。 実践的意義は何か? ストレングススポーツのためのトレーニングは、長距離走やトライアスロンのような持久系スポーツに比べ、同様、もしくはより低い負傷率と関連している。健康のための活動を選択する際は、ストレングススポーツは、持久系スポーツよりも傷害が多いわけないはないと助言できるであろう。 ボディービルディングスタイルのレジスタンストレーニングは、他の種類のレジスタンストレーニングに比べより低い負傷率へとつながっているようである。健康のための活動を選択する際は、このトレーニング方法は、ストロングマン、パワーリフティング、及びオリンピックウェイトリフティングよりも優れたリスク・リターン率に繋がるかもしれない。 負傷率を下げるために、アスレチックプログラムにおいてボディビルディングスタイルのトレーニングの使用を意図的に考える価値があるかどうかは、研究がそのパフォーマンスと競技における負傷率に対する影響を解明するまでは、時期尚早なようである。
トレーニングの際に傷害を引き起こす可能性が最も高いストレングススポーツは何か? パート2/3
ストレングススポーツにおける負傷率は? ストロングマン、パワーリフティング、オリンピックリフティング、ボディビルディング、その他のストレングスに関わる競技を含む、様々なストレングススポーツにおける負傷率は下記の表に要約されており、下記の研究において詳しく説かれている。この総説の中には、1,000時間のトレーニング時間に対する負傷率が計算され表されている研究のみが含まれている。 ウィンウッド(2014年) はストロングマンのトレーニングと大会において、傷害の発生率と傷害部位を調査した。彼らは12.8 ± 8.1年のレジスタンストレーニングの経験を持ち、4.4 ± 3.4年のストロングマンの経験を持つ213名のストロングマンアスリートを集め、1年間の傷害に関する回顧的調査を完了するよう依頼した。傷害は、トレーニングセッションや大会を欠席する、もしくは調整を行う必要が生じた身体的問題として定義された。研究者たちは、被験者の82%が質問の中で、1年間に少なくとも1つの傷害を負ったと報告しており、1,000時間のトレーニングに対する負傷率は5.5傷害であったということを発見した。傷害部位に関しては、最も一般的な傷害部位は、腰(24%)、肩(21%)、上腕二頭筋(11%)、膝(11%)であった。研究者たちは、ストロングマンアスリートはストロングマンの機材を使用した際、傷害を負う可能性は従来のレジスタンストレーニングの方法の1.9倍になりえると観測した。 ジーベ(2014年) は、71名の競技&エリートボディビルダーからアンケートを回収することにより、ボディビルディングの競技に向けたトレーニング中における傷害リスクを評価した。彼らは、被験者の45.1%がトレーニングの際のいくらかの身体的傷害の症状を報告しているが、全体での負傷率は1,000時間のトレーニングに対し0.24傷害であったということを発見した。最も一般的な傷害部位は肩、肘、腰椎、膝であった。研究者たちは、パワーリフティング、オリンピックリフティング、ストロングマンなどの他のウェイトリフティングの訓練と比べると、負傷率は低いという結論に至った。 ジーベ(2011年) は法人組織である97のパワーリフティングクラブの、245名の競技&エリートパワーリフターにおける傷害の発生率を、アンケートという形で評価した。彼らは、43.3%のパワーリフターがワークアウトの際、傷害に関する問題を訴えていたことを発見した。しかしながら、負傷率は1,000時間のトレーニングに対し1.0傷害であった。最も一般的な傷害部位は肩、腰部、膝であった。興味深いことに研究者たちは、ウェイトベルトの使用は腰部の傷害に対するより大きなリスクに繋がることを発見した。 エーベルハルト(2007年) は、レクリエーションとしてのボディビルディング(競技としてではなく)のためのトレーニングにおける傷害リスクを評価した。彼らは1,000時間のトレーニングに対する負傷率は1.0傷害であったと発見したが、彼らは傷害を時間損失につながるような身体的損傷とは定義していなかった。 キーオ(2006年) は競技として行っているオープン&マスターズパワーリフター、男性82名、女性19名における1年間の負傷率を調査した。彼らは傷害を、トレーニングセッションや大会の欠席、もしくは調整につながる身体的損傷と定義した。負傷率は1,000時間のトレーニングに対し4.4傷害であり、最も一般的な傷害部位は肩(36%)、腰部(24%)、肘(11%)、膝(9%)であった。 ラスク&ノーリン(2002年) は、1995年と2000年の両方の年に、エリートオリンピックウェイトリフターとパワーリフターにおける傷害の発生率と有症率を調査した。両方のスポーツ、そして両方の年において被験者は、1,000時間のトレーニングに対し2.6件の傷害を負っていた。1995年において最も一般的に発生した傷害部位は腰部であったが、2000年において最も一般的に発生した傷害部位は肩であった。研究者たちは、オリンピックウェイトリフターは腰と部膝の傷害を経験する傾向にあり、一方、パワーリフターはより肩に傷害を負いやすい傾向にあるということを観察した。 カルフーン(1999年) は6年間に渡り、アメリカ合衆国オリンピックトレーニングセンターでトレーニングを行っている、アメリカ人男性ウェイトリフターにおける傷害の特質と発生率を評価した。研究者たちは、負傷率は1,000時間のウェイトリフティングに対し3.3傷害であったということを発見した。彼らは最も一般的に発生した傷害部位は背中(主に腰部)、膝、肩であったと記述している。 ヘイコウスキー(1999年) は11名の盲目のエリートパワーリフター(男性9名、女性2名)における傷害の特質と発生率を評価した。彼らは、負傷率は1,000時間のトレーニングに対し1.1傷害であったと報告し、最も一般的に発生した傷害部位は等しく腰部と肩であったと記述している。 クイニー (1997年) は31名のエリートパワーリフターにおける傷害の特質と発生率を評価した。彼らは、負傷率は1,000時間のトレーニングに対し3.7傷害であったと報告しており、最も一般的に発生した傷害部位は腰部であったと記述している。 ブラウン(1983年) は、1981年のミシガンティーンエイジパワーリフティングチャンピオンシップの出場者、71名にアンケートを行うという形で、青少年パワーリフターにおける傷害リスクを評価した。研究者たちは、被験者は平均して17.1ヶ月間、一週間に4.1回、99.2分間のワークアウトを行っていたことを発見した。この期間中に98件のパワーリフティングの傷害が起こったため、負傷率は1,000時間のトレーニングに対し0.85傷害であった。研究者たちは腰部が最も一般的な外傷部位であったと発見している。 ハク(2013年) は、レジスタンストレーニングエクササイズ(クロスフィット)を用いた、人気のある高負荷のパワートレーニングプログラムに参加している被験者のプロファイルと負傷率を、オンラインアンケートにて評価した。研究者たちは132名からの返信を受け取り、その中の97名(73.5%)がこの種のトレーニング中に傷害を負ったと報告していた。数人は1種以上の傷害を負ったと報告しており、合計で186件の傷害が報告され、その内9件が手術を要するものであった。研究者たちは、負傷率が1,000時間のトレーニングに対し3.1傷害であったということを発見した。彼らは最も一般的な傷害部位は肩、次に背中であったと記述している。
トレーニングの際に傷害を引き起こす可能性が最も高いストレングススポーツは何か? パート1/3
背景 負傷率とは何か? 負傷率は、楽しみとしてスポーツに参加する際、傷害を負う可能性がどれほどあるのかを理解するための、一つの良い基準を与えてくれる。比率は一般的に1,000時間のトレーニングに対する傷害として表されている。ゆえにトレーニングに費やすおおよその時間がわかれば、どれほど傷害の危険にさらされているのかがわかるのである。もちろん、全く異なったトレーニング量の2つの異なる娯楽スポーツを比較しようとする場合は、交互に換算する必要がある。研究者が少数の被験者にしかアクセスできないが、(娯楽としてのスポーツにおいてはこのような場合が多い)各被験者がトレーニング時間を記録しているという場合は、負傷率は非常に有益である。 娯楽としてのスポーツに参加する際、どれほど傷害を負う可能性があるのかを示すその他の一般的な基準は、傷害の発生率と有症率である。傷害の発生率とは、ある一定期間において傷害を経験した人々の割合である。この期間は非常に可変的であり、短期にも長期(1ヶ月や1年など)にもなり得る。有症率とは、ある時点において、現在傷害を負っている人々の割合であり、傷害の継続期間や発生率の測定期間により、有症率は発生率に比べ小さくも、同様にも、もしくは大きくもなり得る。発生率と有症率は、研究が行われる人々のデータがある程度大きい際に最も有益である。 スポーツやエクササイズにおいて傷害リスクを考慮することが大切である理由は何か? 全ての身体活動には、急性(外傷性)であれ、慢性(使い過ぎ)であれ、ある程度の傷害リスクが含有される。アマチュアのエリート選手やプロアスリートにおいては、これらのリスクは、最高のレベルにおいて成功することに対する、究極の恩恵の代償として受け入れられている。実際にはそのようなアスリートの多くは、たまたまあるスポーツにおいて優れているというだけであり、その種類における選択の自由はほとんど無いのかもしれない。一方、一般のアマチュア選手やエクササイズを目的としてスポーツに参加している個人にとっては、負傷率(及び楽しみ)は、どの種類のスポーツに参加するかを決定する重要な要因であるべきである。最も人気のあるアマチュアスポーツは長距離走、サイクリング、トライアスロンである。一般の人々の多くは、ストレングススポーツが一般的に傷害を負う可能性が高いと考えていると同時に、そのようなスポーツを、参加するにあたって極めて「安全」な選択肢であると見なしているようである。 一般的な参加型スポーツにおける負傷率は? 負傷率は全ての参加型スポーツにおいて報告されているわけではないため、包括的な実体を示すのは困難である。長距離走は広範囲に研究された最初の娯楽スポーツである。ヴァンメッヘレン(1992年)はかなり早い段階で研究論文の考察を行い、1,000時間のトレーニングに対する負傷率が2.5-12.1傷害であると報告した。ごく最近の研究はこの上限の負傷率を支持している(へスパノール、2013年)。近年、研究者たちはトライアスロンを調査しており、トライアスロンはランニング単体のみと比較し、負傷率が、1,000時間のトレーニングに対し1.4-5.5傷害と半分ほどであるということを発見している(コーキア、1993年、ズインゲンバルガー、2014年)。これは一つの活動に集中しないことは、使いすぎによる傷害につながる可能性が少ない、もしくは、スイムと自転車はランニングに比べ根本的に損傷が少ないということを示唆しているのかもしれない。 一般的なトレーニングの負荷は何か? 通常、トレーニング量はストレングススポーツに比べ、持久系スポーツにおいてより多いと考えられている。しかしながら、必ずしも常にそうではなく、実際にはトレーニング量はトレーニング方法に依存している可能性がある。例えば、レクリエーションとしてマラソンを行っている男性のグループは、一週間に平均4.5時間しかトレーニングを行っていないと報告しており(タンダ、2013年)、レクリエーションとしてハーフマラソンを行っている女性のランナーは、一週間に3.2時間しかトレーニングを行っていないと報告している(クネチェット2011年)。これらのトレーニング量は、ストレングススポーツで使われるトレーニング量と同様のようである。一方、最近の自転車の研究では、クラブレベルのサイクリストは平均一週間に10.3 ± 8.7時間バイクに乗っていたと報告されている。(ダクイスト2014年)
女性アスリートのトレーニングに関する考察 パート1/2
コーチをすることは、私の血に流れる気質です。 ストレングス&コンディショニングまたは「パフォーマンス」コーチになろうと決意する前、私は将来、バスケットボールかバレーボールのコーチになろうと思っていました。 十代の頃、古いVHSテープに録画した試合を繰り返し観ては、力学や動き、競技を分析していたことを覚えています。 私がコーチングを始めたのは、14歳以下の女子バレーボールチームのアシスタントコーチをしていた1996年でした。 偶然にも、その女子バレーボールチームを指導していたのは、スティーブ・ションデル(米国インディアナ州のバレーボール界のトップコーチのひとり)で、そのチームは同年、ナショナルチャンピオンシップで優勝を果たしました。 そう、つまり、彼女たちは大変強いチームだったのです! それからというもの、さまざまな体力レベル、体格、年齢、能力、の女性アスリート達を指導する光栄な機会を持つことができました。 今日の記事は、女性アスリートのトレーニングについて私の考えをまとめたものです。その過程で、ある程度の一般化は避けて通れません。人口の50パーセントに対して、いくつかの憶測を立てないというのも無理な話です。 しかし、これに関して悪く受け取らないでください。 ここでの唯一の目的は、女性アスリートを指導するにあたり考慮すべきことや意見を提供することであり、願わくば私の経験が皆さんのお役にたてばと思っています。 コーチングについての考え これまでに、トレーニングすることを楽しめなかった女性アスリートはいなかったのではないかと思います。 もしかしたらあったかもしれませんが、現時点で記憶に残っているのはありません。 では、初めにリフティングテクニックについてお話しましょう。 リフティングテクニックの指導は簡単! 理由は定かではありませんが、女性アスリートは、トレーニングプログラムにとても集中して取り組みます。これには、彼女たちの聞き取る能力が大きく関わっています。 (男性の聞き取る能力がどれくらい乏しいのかという、男性に対するジョークのニュアンスが含まれているのでしょうが、これは、私の胸にしまっておきます!) 彼女たちの聞き取る能力もさることながら、もっと重要なことに、女性は全般的に男性よりもテクニックに関しては細部重視です。 若い女性アスリートをコーチし始める時に、スクワットの仕方を見せたとすると、彼女はきっと正確に行えているかどうかを確実にするため、労を惜しまずテクニック向上に励むでしょう。 彼女は、テクニックを正しく行いたいのであって、バーにどれだけ重いウェイトを乗せられるかは気にしていないのです。 男性の場合、完全にY染色体に束縛された彼らは、スタート時点から自分がどれだけ強いか、また優れているかを見せたがります。 「スクワットの仕方を見せてくれたわけですよね? では、バーに315ポンド(143キロ)を乗せ、私がどれだけ強いかをお見せしましょう!」 ですから、女性はテクニックに集中しやすく、正しく行うのが早いというメリットがあるのは明らかです。もちろん、コーチング過程はこれだけではありませんが。 言葉によるキューイングをより多く使用する。 アスリートを指導する際、彼らが新しいスキルを習得する方法、または、指導される方法の好みには、主に3つのタイプがあります: 視覚的(例:見せる) 聴覚的(例:キューイングを与える) 運動感覚的(例:実施してもらう) 私の経験から、女性アスリートの大半は、2番目のタイプに分類され、残りの2タイプを足しても2番目が圧倒的に多いくらいです。 さらに一歩踏み込んでみると、女性アスリートは、セットの前と後で上手くできたかどうか口頭による説明を好みます。そうすることによって、言われたことを消化し、次のセットに活かすのです。 もちろん、アスリート一人ひとりがどのような指導に反応するか見つけ出す必要はありますが、多くの女性アスリートが、視覚的または運動感覚的アプローチよりも聴覚的キューイングに好反応を示すことに気づくでしょう。 指導の個人的な側面 女性アスリートを何年も指導している経験から、コーチとの個人的または感情的つながりの必要性が男性よりも高いことが分かりました。 私が長年トレーニングをしている男性アスリートの何人かは、私を慕ってくれますが、もし、私のことを好きでなかったとしても、彼らの求める結果を引き出すことができれば、彼らは、まったく気にしないはずです。 一方、私が何年間もトレーニングしている女性アスリートの中で、コーチとの個人的なつながりが構築されるまでは、なかなかパフォーマンスを次のレベルまで上げることができなかった人達を何人も思い出すことができます。 ポジティブな指導とキューイング どのような戦術またはアプローチを使おうと、結果を出すことができるすべてのコーチに、私は敬意を払います。 そして更に、結果を出せる素晴らしいコーチであれば、誰からでも学びたいと願っています。 しかし、結局のところ私はポジティブなコーチなのです。 わたしの競技人生のなかで、それなりに「否定的な」コーチにも出会いました。彼らは、確かに試合の技術的な面は理解していていても、精神面や感情面を理解してはくれませんでした。 自分のことを非難し気分を沈ませる人のために、最大限の努力をしたいと思いますか? あるいは、この理不尽な壁を乗り越えますか? そうではなくて、アスリートとしての私の能力を最大限に引き出してくれたコーチは、ポジティブ過ぎるほどの人でした。後押しするタイミングを知っていて、一気に世界が変わるような後押しをしてくれるのが彼らのスタイルでした。 最近では、女性アスリートをガミガミと叱ってやる気をくじくコーチを、うんざりするほど多く見かけて、腹立たしくてなりません。 彼らは、どうしてこのアスリートとは折り合いが悪いのだろうか、なぜ彼女は自分の持っている能力を最大限に発揮しないのだろうか、と疑問に思うでしょう。 彼らは、原因が自分自身にあるという思いには至らないのです。 私は、担当しているすべてのアスリートに対してポジティブに接していますが、特に女性アスリートには、さらにもう少しポジティブに接するようにしています。 彼女たちにトレーニングを楽しんでもらいたいからです。 私との個人的なつながりを築いてもらいたいからです。 最も大切なのは、ジムの内でも外でも、彼女たちが、自分が努力したことに対して気分良く過ごしてもらいたいということです。長い目で見るとこれこそが、アスリートとして成功する重要なことだと切に思うからです。 すべてのアスリートをトレーニングするのに、過剰に楽観的な見方をする必要はありませんし、彼女たちが意図的に目標を低く設定したり、コーチの指導に従わない、といった場合にまで誤った褒め方をすると言っているわけでは決してありません。 それでも、女性アスリートを指導する上では、ネガティブ過ぎるよりもポジティブ過ぎるコーチングの手法の方が成功するでしょう。