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膝の伸展可動域の減少における評価と治療

マイク・ライノルド
マイク・ライノルドMike Reinold Champion Physical Therapy & Performance 代表/理学療法士/CSCS

どのような膝の手術であっても、術後の伸展可動域の減少を評価し治療することは、リハビリテーションの重要な要素です。膝の伸展可動域の減少は、ACL再建術後の変形性関節症への進行に最も大きく影響する要因です。

本論考は、膝の伸展可動域の減少に対応する数多くの評価と治療のうちの、いくつかの方法をレビューすることで、膝の手術や損傷によって生じる長期的な合併症を最小限に抑え、最大の結果を引き出すために役立てることを目指しています。

膝の伸展可動域の減少の評価

膝の伸展可動域減少の治療方法は数多くありますが、可動域の正確な評価は、より重要なものです。ある程度の過伸展は正常であり、研究で引用されている過伸展の平均角度は、男性で5度と女性で6度となっています。単に膝の可動域を0°まで回復させるだけでは、メリットがありません。

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