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前十字靭帯のハムストリング腱移植は膝蓋腱移植よりも失敗率が高いのか?

マイク・ライノルド
マイク・ライノルドMike Reinold Champion Physical Therapy & Performance 代表/理学療法士/CSCS

2014年2月に発行されたAmerican Journal of Sports Medicineには、25,000名以上の人々においてハムストリング腱移植(以下HG)と膝蓋腱移植(以下PTG)を使用した前十字靭帯(以下ACL)再建手術後の再手術の割合を比較する2つの研究が掲載されていました。その研究における2つのグループの総数には、かなり説得力があり、これほど大きいサンプルサイズは充分に議論する価値があります。

近年、ACL再建術における移植腱の選択は、徐々にPTGよりもHGを好む方向に移行してきています。最近の報告では、デンマークやスウェーデンでは、ACL再建術の84%がHGを使用しており、ノルウェイでは60%になります。現在、アメリカにおいても、HGがより一般的になってきており、ACL再建術の42%にが使用されているのに対し、HGの使用は44%になります。

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