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筋肉の活性化−筋肉は単に骨と関節運動に“反応するもの”なのでしょうか?

ベン・コーマック
ベン・コーマックBen Cormack Cor-Kinetic ディレクター/教育者

これまで私は、“筋肉は反応するものである”というギャリー・グレイ氏の見解に関しての、さまざまなバリーションを目にしています。その通りだと思います。“筋肉は反応するもの”なのです。

ギャリー氏が言わんとする“筋肉は反応するもの”というのは、我々は一般的に、筋肉を求心性収縮の力の産生者として見ている、ということを意味しているのだと思います。実際には、運動中、まず遠心性収縮によって、動作の減速をする必要があります。歩行について考えてみると、動くための力を作り出す前に、最初に重力、床反力、質量、モメンタムを弱力化するために屈曲します。つまり、私達は求心性収縮の力を作り出す前に、身体に作用している力に反応しているのです。

このテーマに沿って、骨と関節が動作を感知し、筋肉はこの動作によって必然的に決定されるというバリエーションを加える人達もいます。

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