マイケル・ライノルド、PT, DPT, SCS, ATC, CSCS はスポーツ医学、リハビリテーション、パフォーマンス向上の業界でのリーダーとみなされている。理学療法士、アスレチックトレーナー、認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストとしてマイクは、スポーツ生体力学、動きの質、筋肉のアンバランスにおけるバックグラウンドを利用し、人間のパフォーマンスの全てを専門としている。彼は、野...
肩のアンテリアドロワーテスト(前方引き出しテスト)
2021/06/22配信
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肩関節の前方の遊び、緩みを感じ取るためのアンテリアドロワーテスト(前方引き出しテスト)の実際の行い方を、理学療法士のマイク・ライドルドがわかりやすくシンプルに解説をします。
アンテリアドロワーテストは、肩関節前方の弛緩性のための素晴らしい特別なテストです。私は、その人の肩が前方に向かってどのくらい緩いのかを感じるために、常に使用しています。
- 患者は仰臥位。私はテーブルの頭側に立つのを好みます。
- 試験者の遠位側の手で、肘の双顆関節軸を掴みます。これによって腕を完全にコントロールすることができます。
- 近位側の手で、上腕骨骨頭を親指と他の指とでしっかりと掴みます。これによって、肩関節においてどの古来の動きが起きているのかをはっきりと理解することが可能になります。私はて全体を使って上腕骨を掴むのはあまり好きではありません。上腕骨骨頭を感じたいと思っています。
- 上腕骨骨頭を前方内側の方向に向かってグライドします。前方に向かう真っ直ぐな面ではなく、関節窩の方向、肩甲骨の面に沿っていることが重要です。
信じるか信じないかは置いておくとして、何十年間も幅広く使用されているのですが、このテストに関する質の高い研究は、感受性は低いが特異性が高いと報告しているものが1つ存在するのみです。